すみません、連休の間は全然作業が進みませんでした。腕を胴体に接着し、作業用の棒(延ばしランナーを使っています)を刺した状態が写真左、レジン用サーフェイサーを吹き付けたところが写真右です。サーフェイサーを塗るとパーツの状態では気づかなかった気泡が見えやすくなりますので、二つほど埋めました。ほんの小さな気泡でしたが。
こうしてサーフェイサーを塗って写真を撮ると、顔の表情や服の凹凸がわかりやすくなりますね。このフィギュア、ちゃんと顔に表情があるんですよ。いや、さすがですね。
さて、腕の接着について。ミニスケールフィギュアの接着作業にはみなさん何を使っておられるのでしょうか。基本はやはり瞬間接着剤なのでしょうが、位置決めが出来ないのがつらい。特にこのWeeFriendsのフィギュアの場合、胴体に対して腕が正しい向きにくっつくと、接着面に隙間もできませんし、また服の凹凸やシワなども胴体と腕でつながって、整合性が出ます。ただ、瞬間接着剤の一発勝負ではなかな難しい。
そこで今回は、「ボンドGPクリヤー」と「セメダインスーパーXG」の二種類を、一人ずつに試してみました。「セメダインスーパーXG」は、要らない葉書などの上にまず少量出しておいて、ヘラや楊枝の先で接着面にのばして塗ります。シリコン樹脂系であまり糸を引いたりしませんので、溶剤で溶かなくても、小さな接着面に薄く塗ることは容易です。作業時間も十分取れる。説明書には、塗布後に1分程度放置するとありますので。圧着した後でも位置決めの作業ができます。
「ボンドGPクリヤー」は、AFVクラブのチャーチル戦車のベルトキャタピラを接着するのに、これが一番がっちり接着できたという優れものです。ただし、合成ゴム系ですから、ねちゃねちゃ糸を引いて、小さな接着面に薄く塗るのは至難の業。これは塗料皿やパテ用パレットなどに一度出して、ラッカーシンナーで溶いて使います。薄めすぎるとたちまち接着力が落ちるようですから、盛った接着剤の表面を溶かす感じでシンナーと混ぜながら、楊枝の先で塗りつけます。やってみたら、これが意外とうまくいく。しばらく放置した後圧着すると、ぴたりとくっつきます。もちろん位置決め作業も可能。
ついでに、いろんな不要部品を両者を比較すると、「セメダインスーパーXG」は接着後もやや弾力感が残っている感じ。「ボンドGPクリヤー」は固着後はがっちりした感じ。「セメダインスーパーXG」はすりあわせが悪く少し隙間が出来た場合は、力が入ると取れてしまうようです。「ボンドGPクリヤー」はやや隙間があっても強引にくっつけられそうです。まあ、いずれにしてもすりあわせは十分にしておくことは必要です。
いやあ、周りの人の意見を聞きながらいくつか接着剤を買い込んでいたのですが、この二つがこんなに使いやすいとは思いませんでした。今までは細かいところには使えないだろうと思い込んでいて、瞬間接着剤の使いづらさに苦労してきましたが、こんなことならもっとどんどん使っておけばよかった。特にエッチングパーツ…。
簡単に整理するならば、ある程度の面積がある場合は(ミニスケールフィギュアの手足程度でも十分)、「ボンドGPクリヤー」がよい。強度もある。ただしラッカーシンナーで延ばしながらうまく延ばして塗布しなければならないので、小さな部品には使いにくい。小さな部品やエッチングパーツの場合は「セメダインスーパーXG」がよい。細かいところにも塗りやすい。瞬間接着剤と違って、ちょっと触れたくらいでは取れない。ただ強度は「GPクリヤー」よりやや劣る感じ。
他にもう一つ、「ウルトラ多用途S・U」というのも買っています。「スーパーXG」と同じく化学反応形接着剤と書いてありますが、こちらはウレタン樹脂系で、楊枝でコネコネした感触が「スーパーXG」とまた違います。これも何かで試してみたいと思います。
こうしてサーフェイサーを塗って写真を撮ると、顔の表情や服の凹凸がわかりやすくなりますね。このフィギュア、ちゃんと顔に表情があるんですよ。いや、さすがですね。
さて、腕の接着について。ミニスケールフィギュアの接着作業にはみなさん何を使っておられるのでしょうか。基本はやはり瞬間接着剤なのでしょうが、位置決めが出来ないのがつらい。特にこのWeeFriendsのフィギュアの場合、胴体に対して腕が正しい向きにくっつくと、接着面に隙間もできませんし、また服の凹凸やシワなども胴体と腕でつながって、整合性が出ます。ただ、瞬間接着剤の一発勝負ではなかな難しい。
そこで今回は、「ボンドGPクリヤー」と「セメダインスーパーXG」の二種類を、一人ずつに試してみました。「セメダインスーパーXG」は、要らない葉書などの上にまず少量出しておいて、ヘラや楊枝の先で接着面にのばして塗ります。シリコン樹脂系であまり糸を引いたりしませんので、溶剤で溶かなくても、小さな接着面に薄く塗ることは容易です。作業時間も十分取れる。説明書には、塗布後に1分程度放置するとありますので。圧着した後でも位置決めの作業ができます。
「ボンドGPクリヤー」は、AFVクラブのチャーチル戦車のベルトキャタピラを接着するのに、これが一番がっちり接着できたという優れものです。ただし、合成ゴム系ですから、ねちゃねちゃ糸を引いて、小さな接着面に薄く塗るのは至難の業。これは塗料皿やパテ用パレットなどに一度出して、ラッカーシンナーで溶いて使います。薄めすぎるとたちまち接着力が落ちるようですから、盛った接着剤の表面を溶かす感じでシンナーと混ぜながら、楊枝の先で塗りつけます。やってみたら、これが意外とうまくいく。しばらく放置した後圧着すると、ぴたりとくっつきます。もちろん位置決め作業も可能。
ついでに、いろんな不要部品を両者を比較すると、「セメダインスーパーXG」は接着後もやや弾力感が残っている感じ。「ボンドGPクリヤー」は固着後はがっちりした感じ。「セメダインスーパーXG」はすりあわせが悪く少し隙間が出来た場合は、力が入ると取れてしまうようです。「ボンドGPクリヤー」はやや隙間があっても強引にくっつけられそうです。まあ、いずれにしてもすりあわせは十分にしておくことは必要です。
いやあ、周りの人の意見を聞きながらいくつか接着剤を買い込んでいたのですが、この二つがこんなに使いやすいとは思いませんでした。今までは細かいところには使えないだろうと思い込んでいて、瞬間接着剤の使いづらさに苦労してきましたが、こんなことならもっとどんどん使っておけばよかった。特にエッチングパーツ…。
簡単に整理するならば、ある程度の面積がある場合は(ミニスケールフィギュアの手足程度でも十分)、「ボンドGPクリヤー」がよい。強度もある。ただしラッカーシンナーで延ばしながらうまく延ばして塗布しなければならないので、小さな部品には使いにくい。小さな部品やエッチングパーツの場合は「セメダインスーパーXG」がよい。細かいところにも塗りやすい。瞬間接着剤と違って、ちょっと触れたくらいでは取れない。ただ強度は「GPクリヤー」よりやや劣る感じ。
他にもう一つ、「ウルトラ多用途S・U」というのも買っています。「スーパーXG」と同じく化学反応形接着剤と書いてありますが、こちらはウレタン樹脂系で、楊枝でコネコネした感触が「スーパーXG」とまた違います。これも何かで試してみたいと思います。