ここでまた、ミグ15の話題に戻ってきます。先日から触れている、マッシュルームの『Mikojan Gurievitch MiG-15』に、問題の箇所がよく分かる写真が載っていました。私が書き込んだ部分、これが何度も触れたパネルDです。これより機首側は、23ミリ機関砲砲口カバーが二つで、機関砲整備の際には一門ずつ個別に外れます。これより機尾側は、下の方がヒンジになっていて、下方に開きます。そしてこのパネルDは、そっくりそのまま取り外されます。この反対側の右舷側にはパネルDに相当するパネルはなく、37ミリ機関砲砲口の大きなカバーがあります。
ついでですから、23ミリ砲口カバーの形や外れ方、その後ろのパネルに二つ並んでいる薬莢排出口のバルジなど、よく観察しておくことにしましょう。この写真はその辺りがわりと分かりやすいんです。
さて、この写真ですが、よく見ると、パネルDの下方、首脚扉のすぐ後ろに、赤く塗ったアンテナ(やや塗装は剥がれていますが)があるのが見えます。通常のミグ15には、この位置にアンテナはありません。実はマッシュルームの本のこの写真は、このアンテナの形と位置を示すことを意図したものなんです。これはポーランド空軍のミグ15に、運用期間の後期になって設置されたIFF(敵味方識別)アンテナで、通常のミグ15には無いものだ、との説明がついていました。通常のミグ15では、胴体の背中にこのアンテナが立っていますよね。タミヤのキットでもちゃんと表現されていました。
ついでですから、23ミリ砲口カバーの形や外れ方、その後ろのパネルに二つ並んでいる薬莢排出口のバルジなど、よく観察しておくことにしましょう。この写真はその辺りがわりと分かりやすいんです。
さて、この写真ですが、よく見ると、パネルDの下方、首脚扉のすぐ後ろに、赤く塗ったアンテナ(やや塗装は剥がれていますが)があるのが見えます。通常のミグ15には、この位置にアンテナはありません。実はマッシュルームの本のこの写真は、このアンテナの形と位置を示すことを意図したものなんです。これはポーランド空軍のミグ15に、運用期間の後期になって設置されたIFF(敵味方識別)アンテナで、通常のミグ15には無いものだ、との説明がついていました。通常のミグ15では、胴体の背中にこのアンテナが立っていますよね。タミヤのキットでもちゃんと表現されていました。