みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

ARMOのファイアフライICハイブリッド その5

2008年07月03日 23時57分34秒 | AFV(英)
 しつこいのですが、ARMOのハイブリッド車体の原型は、エッシーのパーツの「つぎはぎ」で作ったであろう、という話の傍証です。少々分かりにくいのですが写真は、ARMOのパーツ(上)とエッシーのM4A3のパーツ(下)とを並べてみたところです。私が現在所有するエッシーのM4A3のキットは、内袋未開封のものばかりなので、ビニール袋越しに撮影してしまいました。
 細かく比べてみて、ARMOは車体後半の溶接部分に、エッシーのM4A3のパーツを使ったであろうことは間違いないだろうと思います。車外装備品も、燃料注入口も、形状がそっくりです。でも相違点はきっちりと表現されていて、車体後部の形、M4A3には無い冷却空気取り入れ口なども再現されています。またU字型のフック架けを表現している突起がARMOでは削り取られていますが、これは後でエッチングパーツを取り付けるようになっているからです。
 真ん中当たりに車外装備品としてツルハシの頭が取り付けられているでしょう? ARMOのパーツではそのツルハシの頭のすぐ内側(この写真では上側)に、二つ穴を埋めた後がはっきり残っているのが分かりますね? この場所、下のエッシーのパーツを見れば、まさにその位置に穴があったのは明らかです。これはエッシーでは車外装備品のショベルを取り付けるためのタボ穴です。ARMOではこのショベルもエッチングパーツで用意されていますので、不要になった取り付け用タボ穴を埋めたんでしょう。でも埋めただけでその跡はあまり整形されていません。まあエッチングのショベルが付くからそれでも構わない、ってことなんでしょうが。