ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「アクシデントマン」、凄腕殺し屋の反撃!

2018-08-31 17:48:45 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆

アクション映画好き ☆☆☆

どんな獲物も事故死に見せかけ始末する、スゴ腕の殺し屋マイク(スコット・アドキンス)。

謎の刺客に追われ、元カノを殺され、妊娠していたという。

怒りに狂って、仲間たちを次から次へと料理。まさにアクションの王道だが、

低予算のせいか、つくりが甘い。

途中にマイクの若かりし頃を挟んだり。格闘もなれ合いっぽくて、緊迫感に乏しい。

ただ、豪華俳優を採用しているので、それなりに面白い。

まあ、殺し屋の話ですから。それも単身で処理。おかげで、タイマンが多い。

 

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「犬猿」犬猿の仲の兄弟姉妹、血は争えない!

2018-08-31 10:24:22 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★

吉田恵輔が4年ぶりにオリジナル脚本でメガホンを取った。なかなか面白い劇作だ。

印刷会社の営業マンとして働く真面目な青年・金山和成は、乱暴でトラブルばかり起こす兄・卓司の存在を恐れていた。

そんな和成に思いを寄せる幾野由利亜は、容姿は悪いが仕事ができ、家業の印刷工場をテキパキと切り盛りしている。一方、由利亜の妹・真子は美人だけど要領が悪く、印刷工場を手伝いながら芸能活動に励んでいる。

要は、まじめな弟と姉。正反対の兄と妹。

人生悲喜こもごも、それぞれが事件を起こすが、やっぱり、きょうだいは助け合わないと。

お笑いコンビ「ニッチェ」の江上敬子が姉を演じ、見事な演技に感心する。

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「検察側の罪人」、木村拓哉、二宮和也のバトル対決!

2018-08-30 17:14:46 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)

雫井脩介の同名ミステリー小説を映画化。

ミステリーなのに、セリフを早口、低音でしゃべらせ、観客を置いてけぼりにするこの演出はなに。

後半になって、事件が動きだすとやっと事件が見えてくる。

木村拓哉と二宮和也という豪華キャスト。

時効を迎えた未解決事件の犯人に恨みを持って、殺人事件の犯人をでっち上げる検察。

その強引さが、政界をも巻き込んでいるという社会派なのだが。

木村拓哉がそんなことを、という汚れ役をも辞さない覚悟。

でも、映画自体は、犯人に仕立て上げられた松倉を演じる酒向に持っていかれた。

まあ、金のかかった大作には違いないから、見ても損はないとは思うが。

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「THE PROMISE 君への誓い」、アルメニア人虐殺が背景に!

2018-08-29 16:44:37 | 映画

おすすめ度 ☆☆☆★

スペイン・アメリカ合作

150万人が犠牲となったオスマン帝国によるアルメニア人大量虐殺事件を題材に、事件に翻弄された3人の男女を描いたヒューマンドラマ。

この虐殺をトルコは認めていないため、9000万ドルもの制作費の大半を、この虐殺で家族を殺されたアルメニア系アメリカ人の大富豪が捻出し、完成を待たずに亡くなったそうだ。

さらに、撮影も許可されず、主としてスペインで撮影された。

背景に、第一次世界大戦がある。中央同盟国と連合国の戦いだが、トルコ(当時はオスマントルコ)は、ドイツに加担中央同盟国に、一方、ロシアは連合国に、でアルメニア人が住む地域は、ロシアに近く、ロシアに加担しないか警戒。

また、トルコは、イスラム、アルメニアはキリストと宗教的にも違いが。

最初、主人公ミカエル(オスカー・アイザック)は、医学を目指し、イスタンブールへ留学、そこには親戚がいた。家庭教師(アルメニア人)のアナ(シャルロット・ルボン)と親しくなる。一方、アナに思いを駆けるアメリカ人記者クリス(クリスチャン・ベール)がいた。

留学中に、第一次世界大戦が勃発、徴兵される。

後半は、村に逃げ帰ったミカエル、虐殺を目撃、母のみがかろうじて生きていた。

そして逃避行。

大作だけに、心してみる必要があるが、歴史の重みを感じられる良作だ。

アメリカ人記者の奮闘と内容は盛りだくさん。

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「殺人者の記憶法」、アルツハイマーの連続殺人犯対新たな連続殺人犯!

2018-08-28 18:27:14 | 韓国映画

おすすめ度 ☆☆☆

ストーリーが異なる別バージョン「殺人者の記憶 新しい記憶」があり、同時公開されている。

かつて連続殺人を犯した獣医のビョンスは、いまはアルツハイマー病に侵され、記憶がおぼろげになっていく日々を送っていた。あやふやになる記憶への対処のため毎日の出来事を録音する習慣がついていたビョンスは、ある日、偶然出会った男テジュの目つきに、テジュが自分と同じ殺人犯であるという確信を抱く。やがてテジュはビョンスのひとり娘ウンヒのそばをうろつくようになり、ビョンスはひとりでテジュを捕らえようとするのだが……。

名優ソル・ギョングが、減量して老人役を迷演。減量した後も、日々鍛錬し減量を維持。この役にのめり込んでいる。

それにしても、アルツハイマーの元殺人犯。そのあいまいな記憶を映像化しているので、どこまでが本当なのか?

まさに、記憶を試される観客は、困るのか、面白いとみるのか。

衝突事故を起こした車の荷物台には、血液が。その運転手は警官。なぜか目つきが怪しい。

二人の対決が始まるが、娘が絡んでくる。

そして、殺人のルーツまでさかのぼり、ラストのどんでん返しにつながる。

原作があるらしいが、なかなか考えた設定。

韓国映画らしく、コメディタッチも加わって、見やすくなっている。


 

 

 

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「アウトサイダーズ」、トレーラーハウスに暮らす犯罪一家の葛藤!

2018-08-28 12:35:55 | イギリス映画

おすすめ度 ☆☆

R15+

州の犯罪の7割を犯していたというアウトロー・ファミリーの実話に基づく。

マイケル・ファスベンダー主演によるクライムアクション。

イングランド南西部の州、グロスタシャー。

トレーラーハウスで暮らす、犯罪者一家。父、子、孫の三代にわたって継承される犯罪一家。

どうにも、展開の悪いストリーに、眠さ抜群。

後半になってやっと動き出す。

それにしても、犯罪を生業にするって、

おかげで、孫は学校からも見放される。

カーアクションと言えるか、車での暴走シーンはファスベンダー自らが運転とか。

親から逃れて、孫には教育を受けさせたい父。

家族映画ののかな。

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「軍中楽園」台湾金門島、娼館での悲喜こもごも!

2018-08-27 17:29:42 | 映画

おすすめ度 ☆☆★ (劇場鑑賞)

娼婦との恋物語好き ☆☆☆

台湾映画。

第51回金馬奨でレジーナ・ワンが最優秀助演女優賞を、チェン・ジェンビンが最優秀助演男優賞を受賞

1969年の台湾、金門島は、中国とにらみ合いの状況だった。

そこに配属され、厳しい訓練を受けるルオ・バオタイは、カナヅチのため、831部隊に転属される。

その部隊が管理するのが、娼館。いわゆる従軍慰安所だ。

昔日本映画も、この手の純愛物があったが、まさにそのたぐい。

3組の恋愛模様が描かれる。

禁じられた恋故、決していい結果とはならない。

なさぬ恋だけにいじらしい。

戦争を題材にしているようだが、新兵の訓練風景とか、飛行機による銃撃風景とかで、リアルな戦闘シーンはない。

一方、娼館の描写も、ソフトで、むしろ感情の描写に主眼がある。

まあ、そんな時代にそんなことがあったのか。懐かしむ人もいるかも。

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「羊の木」、6人の殺人犯が魚深市に放たれた!

2018-08-26 18:46:51 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆★

山上たつひこ原作・いがらしみきお作画の同名コミックを実写映画化。

場所は、魚深市(撮影されたのは富山県の魚津市)。

殺人犯6名を、過疎地に定住させるという国家プロジェクト。

この事業を任された市役所職員月末(錦戸亮)。

前半何も知らされない月末が、それぞれを出迎えるシーン。

途中刑務所があったりして、何か不穏な空気を察するが、淡々と仕事をこなす月末。

だが、それぞれの場所で問題を起こす。

 

そして、市に伝わる「のろろ祭り」、のろろは海から来た悪霊みたいなもの。祭りは大雨によって中断される。

 

宅配業者に就職した宮腰(松田龍平)、月末のバンドに参加し親しくなる。月末の恋人文(木村文乃)。

 

そして、事件が、

そもそも「羊の木」という題名が意味不明。

 

なんか比ゆ的でもあり、事件も偶発的なものも加わり、サスペンスでもない、ヒューマンドラマ。

北村一輝と松田龍平、田中泯は、化粧や目つきでいかにも犯罪者らしい。

いささかとっつき難い題材だ。

監督は、吉田大八。

 

 

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「巫女っちゃけん。」、不良巫女と窃盗少年の交情!

2018-08-26 09:34:00 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆★

巫女に興味ある方、広瀬アリス好き ☆☆☆

福岡県福津市の宮地獄神社が舞台。結婚式が行われたり、なかなか豪華な神社だ。

神功皇后が祭ってある。由緒ある神社だ。

宮司の娘であるだけで、巫女をバイトとして働くしわす(広瀬アリス)。

全く巫女の常識外れの存在だ。(まあ、こんな巫女をよく置いておくもんだ)。

火事が起きたり、賽銭が盗まれたり、刑事事件が起きる。

しわすが見守りの当番の時、5歳の少年が犯人だとわかる。

当面、神社で預かるが、母親が現れ、少年が母親に負わされた傷をしわすがしたと告げ口。

そこで、急きょ少年を拉致。

不思議な少年との交情が始まる。

お互い、母親に捨てられた傷を持つ。

まあそんな、シリアスコメディだ。

ただちょっと、話に無理があり、引きの画面が多く、退屈する。

広瀬アリスは、殻を破れたか?




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「インクレディブル・ファミリー」、家族総出の大奮闘!

2018-08-25 09:00:47 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆☆ (劇場鑑賞)

「Mr.インクレディブル」の14年ぶりとなる続編。

DVDが出てからと思っていたが、評判が良いので、出かけた。

いつも字幕版を見ているが、ほとんどが吹き替え版。仕方なく吹き替え版を見る。だが、これ良くできていて、字幕版でも結構楽しめる。

さらに、今回、Mrの活躍ではなくてレディご指名だ。

おかげで、Mrは子育てに専念。ところがこの子供がとてつもないパワーで、笑わせる。

まさに、ファミリー版。

まあ、劇画だけに、大いにはじけており、テンポもよい。

電動バイクによるアクロバティックな展開。

高速列車を追いかけるシーンで、狭いところや道路逆走せざるを得ない場所、ビルとビルの間を飛び越えていかなければいけない時に、前輪と後輪を切り離し、イラスティガールの身体を伸ばすことで回避したり柔軟に対応できる仕組みになっていて、観ていて爽快!

まさに家族ぐるみで楽しめる。

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