ひろの映画見たまま

映画にワクワク

韓国映画「素晴らしい一日」、平安寿子さんの短編小説の映画化です。

2012-07-31 18:05:23 | 韓国映画
おススメ度 ☆☆

日本の小説の映画化って、韓国ではよくあることなのだろうか。

オールドミスで、金に困ったヒスは、1年前につきあったいた男に金を貸したことを思い出し、その請求に、競馬場へ。

そこで出会ったピョンウンは相変わらず、調子良しの貧乏暮らし、350万ウォン(日本円で約25万円)を取り立てるが、金はなし、そこで、彼が借金できる相手を探すので、それについて回る一日だ。素晴らしいって言えるかどうか?

でも、ピョンウンは、お調子者で、それなりに女にもて、意外にすらすらと女が金を貸してくれる。ただ、どんな関係かは不明だが。

丸一日かかっての取立作業。原作は、日本だが、舞台はソウル。ぐるぐる廻るロードムービー。

取立役にあのチャンドヨン。きついメークで、渋い顔。まあ最後の方は少し笑顔もみえるけど。

ハジョンウが、ピョンウン役。どこか憎めない男を飄々と演じている。

まあ、2時間は長すぎるね。
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アメリカ映画「ダークナイトライジング」、バットマン三部作の最後の作品

2012-07-30 14:13:30 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆☆

アメリカコロラド州で起きた銃乱射事件は、この映画を上映中でした。

前作「ダークナイト」では、今は亡きヒースレジャーが忘れられません。

さて、本作の冒頭、飛行機乗っ取り。小型飛行機を大型飛行機がのっとってしまう、空中戦。このスリリングな展開でまず度肝を抜かれます。だって、小型飛行機の胴体が垂直になってつりさげられ、そして落下していきます。

ここですでに、悪役の顔面におかしな覆面を取り付けた不気味男が登場します。

それから、悪女による宝石窃盗。意味ありげな悪女の登場です。

3時間に近い大作ですが、前作を受けついでの展開があるので、前半はちょっとおいていかれ気味ですが、企業が主舞台の展開です。それも地下水道が舞台となります。

で、肝心のバットマンは、少々争いから遠ざかり肉体的に弱っており、当初は悪のベインに、勝手放題に町が荒らされます。フットボール場の爆発や、得体のしれない車の登場で街はめちゃめちゃに。

そして、バットマンは囚われの身から、穴をよじ登っての脱出に成功するのか?という、原初的なアクションに。

基本的には、飛び道具を使わない肉体派アクションに胸躍ります。

でもラストは、大仕掛けの爆弾騒動で、町中がパニックに。

バットマン一人でなく、みんなで悪と戦う大捕物帳に。

ラストは、意外か、順当か、意見の分かれるところ。





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ドイツ映画「9日間 ヒットラーに捧げる祈り」、ナチ収容所に捕えられた神父の数奇な運命!

2012-07-29 16:19:56 | 映画
おススメ度 ☆☆

2004年作品、ドイツ映画祭では上映されたが、劇場未公開。

実話とのことだが、神父の苦悩というちょっと変わった視点。

ドイツ占領下のルクセンブルグ。

神父たちは、強制収容されていた。そこは、他のナチ収容所同様過酷な状況に置かれていた。些細なことで、十字架に吊るされ死を与えられた。

その収容所にいたアンリクレーマーという神父が、9日間釈放され、姉夫婦の家に戻る。

毎日、ゲシュタボの取調官との面会があり、ルクセンブルグの大司教のナチスへの帰依説得を要請される。

家族や収容所の仲間のいのちを天秤にかけられ苦悩する。

取調官は、一時神父になることを考えたインテリ。二人の会話が、ナチス施政下のキリスト教のありようを示唆する。

ただ、日本人である私には、ちょっと理解不能な領域で、深入りはできない。

いずれにせよ、9日間というタイムリミットで、苦悩する神父と、その結末の選択が重くのしかかってくる。

神父を演じるウルリッヒ・マテスは、もともとなのか、頬がこけ、めがぎょろっとしたいかにも過酷な運命を背負ったという感じがよく出ていた。

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日本映画「おおかみこどもの雨と雪」、素晴らしい親子のもがたりです!

2012-07-27 19:03:27 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆☆
     子育て中のお母様 ☆☆☆☆☆

題名からして、ちょっと敬遠していたが、深夜番組で偶然日本テレビ(読売テレビ)で、この映画がフランスで同時公開されること。舞台となった山村が細田監督の故郷だったこと。アニメに描かれている家とかが実存し、そっくりなこと。アフレコを、物語順に追って、宮崎あおいが成長を演じていること。さらに、技術的なこだわりの話もあって、がぜん興味がわいた。(後で、大学が一橋大で、アルバイト先のクリーニング店や、デート先の喫茶店まで、実在しそっくりだと知って、またまた、感激)。

おおかみこども、これはまさに実在しえない話だ。

だが、そのことが、リアリティとファンタジーの懸け橋となって、

懸命に生きる一人の母親と、おおかみこどもというハンデを持って生まれた姉弟が、実社会でどう成長していくのか。そして最後の選択まで、とっても含蓄の深い話なのだ。

そして、自然の美しさ、最近では、こんな山奥に来る人もいないという村の人々の温かさ。

野菜を育てる苦労など。

自然と野生と、人間との関わり合いをもテーマにしている。

子供にとっては少し難解かもしれないが、雪の高原を走り抜ける狼子供の純真さを見たら、思わず引き込まれてしまう。

アニメという日本文化を世界に広めようとする動きに大いに拍手を送りたい。
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NHK山田洋次が選んだ日本映画100選 喜劇編 山本薩夫監督の「台風騒動記」

2012-07-26 11:33:10 | 日本映画
1956年作品。

「天災の後に人災が来る」というフレーズが画面に現れるが、これまさに、昨年の311地震に当てはまる。原発事故の人災が証明されたばかりだ。

映画は、杉浦明平のルポの映画化というから、当時はこんな感じの人災だった。

ただ、この映画思いっきりカルカチュアライズ(戯画化)され、登場する役者の素敵な持ち味と相まって、実に笑える映画なのだ。

台風で村中が被災した中、小学校を被災したことにすれば補助金が下りるというおいしい話から始まる。

町長、町役場、町議会など、町の政治を預かる人々が、自らの私利私欲で動き、とらぬ狸の皮算用で動き回るのだ。

当時は、接待に宴会場と芸者を使い、裏金を用意するという風習があったらしいが、それを見事に風刺。

一方、建て替えられる小学校の教員と彼を訪ねてきた友人とがこの騒動に巻き込まれ、若者の立場がクローズアップされる。

この若者に、先生の菅原謙二、友人の佐田啓二、先生の恋人に野添ひとみ、友人と仲良くなる芸者に桂木洋子と、フレッシュなメンバーが。

政治世界の風刺と、若者の恋愛がからんだ傑作だ。
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イタリア映画「ローマ法王の休日」、ローマ法王になり手がないって?

2012-07-25 17:40:15 | 映画
おススメ度 ☆☆

「ローマ法王の休日」は、オードリーヘップバーンの「ローマの休日」をもじった日本の題名。

ローマ法王が亡くなり、盛大な葬儀が営まれるが、聖職者たちの中から次期法王を選ばねばならない重要な会議・コンクラーベ。

誰もが、法王になりたがらないところがみそ。

ダークホースのメルヴィルが選ばれ。

でも彼は、演説の直前、叫んで、降りてしまう。

そこで、精神科医のお出まし。

で、後半は、ひそかに抜け出したメルヴィルが、街中を歩きだし、昔俳優になりたかったと、セリフを披露したり、演劇を鑑賞にいったり、市井の人たちとのふれあいが。

平凡な人が突然大役をおおせつかると、どぎまぎするが、たまたま法王だっただけに話は深刻だ。

一方、聖職者たちは根気よく、法王のお出ましを待つ。

いずれにせよ、老人たちの物語だ。

よくまあこんな、キリスト教を冒涜するような話を、本場のイタリアですることに驚きを覚える。

法王庁の裏側が垣間見えるのと、ローマの観光地が出てきたりそっちの興味は尽きない。
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アメリカ映画「リンカーン弁護士」、スリル満点!

2012-07-24 14:13:46 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆
     ミステリー好き ☆☆☆☆

リンカーンは、車のリンカーン。

弁護士の乗る車は中古だが、でかい。これを事務所にしている弁護士。

この弁護士が曲者、法律社会のアメリカらしい。ようは、裁判を裏取引しているのだ。もちろん、法の範囲内で。

資産家の息子の婦女暴行事件。金になると喜んで引き受けたが、それがこの映画のネタ。そうはいかなかった。

おまけに、彼が依然かかわった事件が絡んでくる、最後は犯人による事件と脅迫で窮地に立たされる。

このちょい悪(悪くもないんだけど)弁護士にマシューマコノヒーが演じ、これが又はまり役。

罰一で、子供の送り迎えもする子煩悩だが、元妻は、検事でつかず離れずの中。

後半に話が急展開し、ドンパチこそ少ないものの、ハラハラドキドキです。

アメリカらしい、推理物です。
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日本映画「苦役列車」、芥川賞作品の映画化です。

2012-07-23 17:35:06 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆

噂によると、入りがよくないらしい。

あのAKB48・前田敦子が出ているのに。

主人公貫多を演じるのは森山未來。ちょっと、作家の西村さんと違う、後半彼のような頭にするがもう遅い。

西村さんは気に入らないらしい。まあ、文章と映像は違うからな。

1980年代、バブル絶頂期。

でも、貫多は、中卒、日雇いの港湾労働しかない。ぼろアパートも、家賃の踏み倒しで大家の督促が。

ある日、港湾労働に新入りが、なぜか気が合って仲間になる。

一方、のぞき部屋の風俗で性処理をしている主人公、古本屋のアルバイト店員にあこがれ、新入りに仲を取り持ってもらう。そして「友達」の許可が。

この店員に前田敦子が扮し、映画に色を添える。

要は、全体に暗い、汚い、醜い。貫多が手鼻をかんだり、酔っ払って人に絡んだり。まあ、最低なのだ。

さらに、小学5年の時父親が性犯罪でつかまった苦い過去が、今もトラウマに。恋愛もぎこちない、一方的なのだ。

青春映画としての、やるせなさや、憧れなども描いているのだが、明かりが見えない。ラストにほのかな光が見えそうだが?

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テレビドラマ「スパルタカス」、格闘シーン他その映像処理が新鮮!

2012-07-22 16:39:35 | テレビ
スパルタカスは、ローマ時代に実在したらしい。

だが、1960年製作されたアメリカ映画で一躍有名になった。

そして、2010年、アメリカでテレビドラマ化され、そのスケールのすごさと、表現力の新しさで話題を呼んでいる。

日本でも、テレビで放映されたり、DVD化されたりして、話題を呼んでいる。

海外ドラマ史上最も過激な歴史スペクタルとされる。

映画は、3時間余の大作だったが、ドラマは13章まであり、壮大なものになっている。

VFX技術を使用したアクションシーンは、より迫力があり、血はぶっとぶはバイオレンスン極みだ。

さらにエロチックなシーンも売りで、18歳未満視聴禁止だ。

妻を求めてあくどく生き抜く主人公の姿が根底にあり、ドラマを面白くしている。

DVDは、2章1巻となっており、7巻に分かれている。
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韓国映画「白夜行」、東野圭吾のミステリーです。

2012-07-21 17:37:19 | 韓国映画
おススメ度 ☆☆

日本版もあるが、未見。

14年前の出来事と現代が行き来するうえ、登場人物が多く、韓国名が覚えにくいので、かなり苦労する。

一応、14年前の事件は密室殺人だ。それが、15年で時効になるので、14年目というのはそこがみそだ。

監督は初作らしいが、ベテラン俳優の活躍で、悲劇を盛り上げてくれる。

セックスシーンも過激で、殺人と事故のシーンが被るという憎い演出になっている。

何せ、原作が大作なので、2時間余にまとめるのに苦労したようだ。

一人の刑事が、この事件に命をかけており、それが物語を面白くしている。ハンソッキュの渋い演技が光る。(あとはネタバレ)

























推理物は、ネタが肝心だ。複雑に事件が絡まりあうので、見落としそうになる。

でも、事件も盛りだくさんだし、韓国映画独特の親子ものとなっており、おぞましい殺人と、ラストの悲劇へとつながっていく。



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