ひろの映画見たまま

映画にワクワク

4ヵ月、3週と2日

2008-04-30 17:31:41 | 映画
妊娠中絶の話だ。男性にはちょっと理解しがたい話題だ。

さらに、1987年のルーマニア、共産政権の特殊な時代背景。

それらは割り引くとして、

ルームメイトの妊娠中絶に付き合わされ、

ホテルでは予約問題で、中絶医師とは契約の問題と

金銭の問題で、悩まされる。

妊娠中絶が重罪だという社会背景がある。

さらに、周りの冷え冷えとした冷たさ。

冬ということもあって、もちろん寒いのだが。

つっけんどんなホテルや周りの人たちの態度。

薄暗い街、薄暗い部屋。

極めつけは、医師の態度だ。

まるで説教とけんか腰だ。

よく耐えているなと思える。

さらには、金銭の要求から女性に行為を求める厚かましさ。

手術後の責任逃れをを告げて去る。

ボーイフレンドの家でのエリート社会の会話の冷たさ。

しかし、懸命に生きる女性のたくましさが伝わる。

重いけれど、なにか光が見えそうなそんな映画だ。

見終わった後の安ど感は何なんだろうか?
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ブラックサイト

2008-04-29 19:59:53 | 映画
女性FBI捜査官。彼女の担当は、サイトに侵入する犯罪者を見つけることだ。

そんな中、サイトで殺人現場が映され、サイトへのアクセスが増えるごとに

殺人への凶器が近づくという、サイトを利用した究極の殺人が起こる。

すぐさま、FBiが動くが、犯人が分からぬまま第二の殺人が。

そんなさなか、彼女の最愛の娘に犯罪者が近づいた気配が、

一気にスリルが高まる。

さらに、同僚が被害にあう。

捜査官であるが故の犯人に近づくすべがありながら

それが、かえって犯罪を誘発してしまう。

彼は、水槽に入れられ、サイトへのアクセスが増えるにつれ

硫酸が投与されるという。なんとも残酷な殺し方。

羊の沈黙を思わせるサスペンスの映画だ。

そして、最後は、犯人と女捜査官の壮絶なアクションとなる。

女は強いとだけ言っておこう。

ダイアンレインがこの気丈な女捜査官を演じ映画を盛り上げている。

母親である強さがなんともよく出ている。

サイト殺人もよく考えられているが、犯人の悪さにもうひとひねりあればね。



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スシ王子 ~ニューヨークへ行く

2008-04-28 19:51:47 | 映画
スシ王子の国内編のテレビが放映されたらしい。

始めてみる者にとっては、ちょっと戸惑う。

まあ、丁寧な説明はあるのだが、本筋を理解するのに時間がかかるのだ。

堂本光一がスタントなしで挑んだというから並大抵の根性ではない。

そいう意味では、修業中のスシ王子にぴったりかもしれない。

しかし、これは、スシが主題のようでいて、アクション映画だ。

伝統ある江戸前の寿司と前衛的なアメリカンなすしの戦いだ。

そして背後にマフィアが絡み、ピストルを打ちまくる。

一方、沖縄の空手が昔の因縁で二手に分かれて争うという

まあ、結局荒唐無稽な話で、アクションを見せようという魂胆か。

でも、日本の田んぼが突然ニューヨークの中に出現し、

その周りに、砂漠のような裸の山があるという何ともヘンテコな映画だ。

極めつけは、肥たごで、天秤に振り分け、水を運ぶ。

そんな量で、田んぼが潤うのかね。

そして、堂本が、開墾をし、稲を作るのだ。

いまどきの若者に見習わせたいがね。

その荒唐無稽さがこの映画の売りだが、はたして成功したといえるかどうか?


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悲しみが乾くまで

2008-04-27 15:49:29 | 映画
夫を事故(他人の夫婦喧嘩を仲裁して撃たれる)により亡くしたオードリーは、

夫を愛し、二人の子供と幸せな生活を送っていた。

突然の夫の死に呆然とする彼女。

ふとして、夫の生前よく付き合っていた男を葬儀に招く。

心の癒されぬ彼女を彼は支えになろうと、子供たちとも親しくなり、彼女に近づく。

しかし、彼女の心は冷えたままだ。

彼は、生前夫と幼馴染で弁護士だったが、いまや麻薬中毒者だ。

黒人の女性と、メキシコ人の弁護士。

心を癒されるのは、やはり広い心だ。

やがて、子供たちと親しい彼に心を開きかける。

しかし、彼は麻薬患者、でもこれを契機に病と闘い立ち直ろうとする。

麻薬患者と、最愛の夫を亡くした妻、

二人の心が、じっくりと溶けていくさまを描いて映画は終わる。

見終わった後にやっと明るさが取り戻される。

じんとくる映画だ。、
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大いなる陰謀

2008-04-24 19:23:24 | 映画
ブッシュやライスと写した写真が出てきて、何か現実味が感じられるが、

その実この映画は、ディベート映画だ。

アフガンへの侵攻を説く上院議員(トムクルーズ)と彼にインタビューする

女記者(メリルストリーブ)。

ニューヨークのビル爆破のテロ事件に始まったアメリカの戦争。

イラクをはじめ今は手詰まりだ。そこで考え出されるアフガン侵攻。

それは正義の戦争か、戦争の泥沼化か?

一方、戦争参加の意義を説く大学教授(ロバートレッドフォード:彼は監督も務めている)

と、落第しかけている学生。

二人も戦争について論争する。

その間にアフガンには、特殊部隊が侵攻。

でもアクシデントで、二人の兵士が雪の山脈に降下。

敵に撃たれる。

勝ちのない戦争映画は陰気だ。

まさにこの映画はうだつが上がらない。

ベテランの俳優をもってしても、面白さに欠ける。



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モンゴル

2008-04-22 20:18:47 | 映画
以前、「蒼き狼」でも映画化された、チンギスハーンの前半生の物語だ。

ロシアのセルゲイポドロフが監督した、ヨーロッパ版だ。

なぜか、浅野忠信がチンギスハーンに扮している。

それほど、屈強な男でないのに、結構様になっている。

勿論、少年時代の武者ぶりとはちょっと異なる。

でも、ハーンの半生は悲惨な人生だ。

父は毒殺され、部族は襲われ、九死に一生という場面が続く。

それを不屈の魂と運に助けられ、

その苦労が大きく羽ばたく礎となる。

それにしても、奴隷に売られ、牢獄につながれて見世物にされているのに

それを助けにきた妻の機転で、脱出するが何ともラッキーな男である。

それがいつの間にか、大軍の将となり、世界を制覇するのだから皮肉なものだ。

命を助けられ、兄弟の杯を交わした男と二度にわたって戦を交えるのも

不思議な縁だが、それを克服するのだから大したものだ。

壮大な叙事詩をさすがロシアだ絵kのことはある。

モンゴル語で通した国際性と、ロケによる壮大な原野は大掛かりだ。

CGの多い映画の中で、じっくりと合戦を描いて、迫力を出している。

まっとうな叙事詩だ。
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プラネット・テラーinグラインドハウス

2008-04-18 18:40:50 | 映画
DVDで見ると、監督のナレーション付きで再度映画が見られる特典がある。

この映画も、そうだが、技術的にいろいろ工夫している様が

そのナレーションから読み取れる。

とくに、B級映画だと自認して、低予算のためにいろいろ工夫してるのがわかる。

それにしてもこの映画、ゾンビ映画だが、

ゾンビの描写が半端じゃない。

襲い来る姿は恐ろしいが、ガンで弾き飛ばされて、

変形するあり方が、リアルに(ほんとはリアルでないのだが)

頭が破壊したり、体が部品別に分かれたり、後頭部が欠落したり

そして、車でぶっ飛ばすと、車や飛行機に

虫の如くゾンビがぶち当たり、血しぶきがあがる。

これらのシーンは覚えきれないほどバリエーションがある。

そのくせ、お色気たっぷりだし、皮肉も満載だ

B級映画と言いながら、ブルースウィルスなど結構役者の演技がうまく

シリアスな面もうかがわせる。

さらにセットは、いろいろ工夫しながら、爆破など大きな舞台を繰り広げている。

それにしても、ローズ・マッゴーワンの足にはめた

マシンガンの乱射はかっこよく、これだけでも見る価値がある。

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胡同の理髪師

2008-04-17 14:59:18 | 映画
変わりゆく社会。

特に中国北京はオリンピックを控え、劇的に変化している。

しかし、北京にも老人はいる。

92歳の理髪師は、今も昔ながらのバリカンと剃刀(昔のひげそり用のもの)で

老人たちの散髪をしている。

もうすぐ立ち退きになる胡同(下町)に住み、

仲間たちとする麻雀を楽しみにしている。

息子はいるが、逆に金をせびられる。

一方、隣人はいつしか亡くなっていく。

そんな中国の残り少ない昔の生活をいとおしみながら

時代の流れを感じる。

淡々と生活を描きながら、現代社会のひずみを

端的に描いている。

心は温まらないが、ほのぼのとした映画だ。

ただ、老人が主体だということは覚悟しなければ。


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王妃の紋章

2008-04-15 18:42:18 | 映画
壮大な映画だ。

中国映画も力をつけたものだ。

そのスケールの大きさ。

登場する人数の多さ。

合戦場面の迫力。

一方で、中国古来の親子、夫婦愛交える、不倫、裏切り、断罪、毒殺

その醜さと、美しさは相反しながら、劇性を高めている。

愚かな人間の業、

権力者も結局は孤独に陥る。

勝者も敗者もない。

あるのはおびただしい死体だ。

故宮を舞台にしたと思える。巨大な宮殿で繰り広げられる

美と醜の絵巻。

日本の大奥とは似て非なる大作だ。

しかし、二兎を追う者、一兎もえず。

北京五輪へのオマージュか?



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デザイア 欲望の罠

2008-04-10 17:52:30 | 映画
この映画は劇場未公開。

ネットで見ても、DVDの販売のサイトはあっても、内容の説明はほとんどない。

私も、レンタルで、きまぐれにストリップの言葉に惹かれて借りてみたが

まあ3流の作品だ。

ストリプ劇場の経理を任されているリリーは、

もとストリップ嬢で、オーナーの女だ。

そんな劇場に、税務署の担当官が来て

一方、車の事故で立ち寄った若い女の子が

ストリップをやりたいという。

そんな話が続いて、さて、暴力沙汰から殺人に

それを税務官にみつかり、というふうに

話はつながるが、引き込まれるものがない。

結局、色ものということで、販売レンタルされている。

「ボルベール」のような女のはかなさが前面に出ていればね。

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