ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「御縁玉」

2009-03-27 17:59:00 | 映画
乳がんに侵された介護士(はるちゃん)が、最後の旅に選んだパリで

出会ったベトナム孤児のチェリスト。

その彼が、はるばる日本へ。

そして、はるちゃんが住む大分へ。

そこで、介護施設、ホスピス、やまちゃんの生まれ故郷などを訪ね

人々と交流する。

チェロという重い響きの楽器がこの映画をより深くしている。

さまざまな、出会いを通して、二人の交流が深まる。

でも、最後は別れが。

きれいな大分の風景バックに

光と影、最高の旅映画をプレゼントしてくれる。

ドキュメンタリーも、こうなると楽しい。

1時間余の作品だが

心にはそれ以上重い。

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ドロップ

2009-03-26 20:39:21 | 映画
吉本芸人、品川庄司の品川裕の自伝的小説の映画化だ。

本人が、脚本、演出を担当。

去年、クローズゼロが、大当たりした。

出演男優のかっこよさも手伝ったのか

でも、殴り合いをテーマにしたものだ。

この映画も主題は殴り合いだ。

だが、品川は、ブログやあいさつで

殴り合いはよくない、映画だけにしろという。

バット意外の凶器を持たず、いい加減なところで

仲裁が入るから、まあ、こどもの喧嘩といえばそれまでだが、

で、この映画主演級をはじめ

設定が中学なのにいやに大人だ。

だって、彼らの実年齢はとっくに成人なのだ。

だからよけいに、大人の喧嘩に見えてしまう。

まあかっこよい男優のアクロバチっくな喧嘩を観て

スカッとするのもよかろう。

でも、くれぐれも喧嘩せぬように。

不良なのに、意外に家族愛が描かれている。
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ワルキューレ

2009-03-24 18:27:16 | 映画
ハリウッドスター、トムクルーズが

ヒットラー暗殺の首謀者シュタウフェンベルク大佐を演じる。

まぜいま、なぜアメリカ人、なぜヒットラーなど、

さまざまな疑問がわく怪作だ。

最初、前線で、飛行機の寸断ない射撃で、

大佐は、大怪我をする。

片目、右腕、左指2本が欠損。

だが、そんな彼をヒットラー暗殺に起用しようとする動きが。

(彼が、反ヒットラーだと知って)。

一方、ヒットラーの配役が貫禄がない。

恐怖政治のヒットラーだが、その貫禄がない。

だから、暗殺計画の意味が盛り上がらない。

登場人物が多い。

それぞれに説明がつきわかりやすくしているのだが

それがうざい。

単純に暗殺のスリルを楽しめばいいのだが、

一瞬の爆破だけで、

現場の丁寧な描写がないので、また、分かりにくい。

自信ありげな大佐と、それを信じる人々の

クーデター。

でもヒットラーが生きていると知れると

瞬く間に逆転され、捕まってしまう。

丁々発止の演技対決でもないし、

間延びした、複雑な事件だ





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韓国映画「恋愛」

2009-03-20 17:30:46 | 映画
この映画は、劇場で公開されたのでしょうか。

映画祭などでは上映されたかもしれません

ちょっと、ロマンポルノを思い出させる作りでした。

夫と二人の子供を持つ女性が、

お金に困り、ホステス(売春婦)をするはめに。

でも、そこで、一流企業の社員に恋愛感情を。

でも、かれは、とてつもない要求を。

釜山を舞台に繰り広げられる

夜の世界の映画です。

淡々と描いているところに

なにかリアリティがあり、

人生特に女の悲しさが浮き彫りにされていました。

主演のチョン・ミソンが飾らない演技で見せてくれます。

音楽が素敵で、酒場の雰囲気が味わえます。

原題は、狂気の恋愛です。
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ジェネラル・ルージュの凱旋

2009-03-12 17:58:27 | 映画
ジェネラルルージュとは、わけありの名前だ。

血まみれ将軍、それは救急外来の敏腕医師の名だ。

現代の救急医療の在り方に疑問を投げかける問題作でもある。

さすが映画、次々に運び込まれる患者を処理する現場は

まるで、戦場のようだ。

そこには指揮官がいる。それが将軍だ。

だが、その将軍が医療メーカーと癒着しているという

投書があり、それが厚生省にも送られていたという

そこで、チームバチスタの心療内科医と厚生省の役人とのタッグが

始まる。そんなおり、当の医療メーカーの担当者が屋上から

転落するという謎の事件が。

医院の倫理委員会という組織が機能して

この問題をあぶり出していく。

一見コミックな味わいが、この映画を面白くしている。

話自体はそれほどの大作ではないが

医療問題を取り上げ、理想的な救急を問いかけているのが

一つの成果か?
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シリアの花嫁

2009-03-10 20:31:14 | 映画
映画は、世界のことを知らせてくれる。

この映画も、ゴラン高原といういわくつきの場所が舞台。

国境を越えると一生戻れないという家族の別離。

それにしても、なぜそうまでして、

見ず知らずの、テレビだけの相手と結婚するのですかね。

そこの説明がよくわからない。

それにしても、この家族。

問題が多すぎる。

でも、近所の人はそんなことお構いなしに

結婚式を祝ってくれる。

一方、国境での入出国管理官のおうっへいな態度。

世界はまだこんなものなんですかね。

女の強さも感じさせてくれます。

ちょっといろいろ考えさせてくれる映画です。
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TOKYO SORA

2009-03-08 09:47:23 | 映画
これは深夜映画で見た。

ゆえに、2001年度作品

石川寛という新人監督の作品だ。

2006年に「好きだ、」という宮崎あおいの出演映画を撮っているが

あまり知られていない。

この映画は、東京で暮らす6人の独身女性の生活を描き、

それぞれの生きようを通して、東京を浮き彫りにしようという企画。

新人なりに凝った作風で、それが却って目障りになり

いわゆる、芸術家ぶった映画だ。

ために、6人の女が出てくるがそのそれぞれがよくわからぬまま

見せられる苦痛で、しんどい映画だ。

若い女の生態もそれなりに、面白いが

話が前後して、盛り上がらない。

つまらないとまでは言えないが、肩肘張りすぎだ。

女優陣はフレッシュだ。

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ベンジャミンバトン 数奇な人生のもとに

2009-03-06 16:57:34 | 映画
生まれた時は80歳の老人。それからだんだん若返るというあり得ない話も

映画にはなる。

そんな男の人生をブラッドピッドが演じる。

特殊メイクと特殊撮影で、しわくちゃの赤ん坊が生まれる。

そして、少年期に一人の少女と出会う。

成長して、家を飛び出し、船乗りに。

戻ってきたときは、年取った青年。

そこで二人は愛に気づく。

だが戦争という別離を経て

再び会ったときは、男は好青年。

女は、熟れ盛り。

絶妙なラブロマンスだ。

だが、やがて老いには勝てない。

女は年とり、男は、幼いが痴ほう症に。

最後の結末は、病室で娘に語る母の物語。

娘はベンジャミンの娘だった。

父の死を語り、自らも息絶える。

ちょっと変わった物語をうまく物語にした手腕は立派。

ブラピはアカデミー賞は逃したが好演だ。
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オーストラリア

2009-03-05 16:40:17 | 映画
第二次世界大戦開戦時のオーストラリア。

英国貴族の夫人が、夫を訪ねてやってくる。

しかし、夫は何者かに殺され

夫人は、牛を移動させなければならない羽目に。

ここはもう西部劇の世界だ。

この女丈夫を、ニコールキッドマンが演じる。

大量の牛を移動させる途中、彼女らを阻もうとする勢力に

火を放たれ、牛の大群が崖っぷちを走り回る姿は圧巻だ。

かよわいはずの貴婦人が気位ばかり強かったが

環境の変化で、徐々に野性的になっていく。

一緒に移動する混血の少年がもう一方の主人公で、

彼の後ろには、アポリジニの祖父がいる。

やっとの思いで、港まで牛を移動し、船に積み込んだが

日本が開戦し、オーストラリアまで攻めて来る。

こういった話の展開で、

女主人公は、荒くれ男にひかれていき、ラブロマンスは成功する

一方、アポリジニの少年は、一皮むけて祖父とともに旅立つ。

西部開拓史オーストラリア版だ。



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ノーマンズランド

2009-03-03 16:41:48 | 映画
ちょっと古い作品だ。

2001年カンヌ映画祭脚本賞受賞作品。

ボスニアとセルビアの争い。

当時両者を、監視するため国連軍が配備されていた。

そんな中で起きた出来事。

監督は兵役の経験があるだけに、実体験に近い物語だという。

両者の中間地帯に取り残された三人の兵士。

だが、一人は死んだと誤解され、敵に地雷の上に載せられた。

すなわち、体を起こすと爆発するのだ。

残りの二人の必死の訴えで、国連に救助の要請が行くが

当の責任者は、難を逃れたいため、出動を渋る。

そこをマスコミに嗅ぎつけられ、テレビで放送されてしまう。

仕方なく救助に向かうが、

結局その間に二人の兵士に憎悪が生まれお互い撃ち合いになり死んでしまう。

地雷の除去の専門家もお手上げだ。

淡々とした、これらの状況の描写が続く。

やりきれない結末。

国連というものの無力さ。

現代への警鐘だ。

戦争を通じたアンチヒューマンドラマだ。
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