ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」、美貌と才知に恵まれた女王の物語!

2019-09-27 10:35:12 | イギリス映画

おすすめ度 ☆☆☆★

王室ドラマ好き ☆☆☆☆

今年は、英国女王ものの当たり年だ。

女王ものとあって、おろそかにはできず、それなりの出来が多い。

本作も、二人の女王のうち、美貌と才知に恵まれたメアリーに重点を置いた、新ドラマとして注目に値する。

もちろん、歴史ドラマだけに、その背景を予習しておくのがよい。

当時はまだ、男性社会。

ただ、王に男子ができなければ、という一心で、多妻という方法もとられる。

だが今作は、二人の女性。

結局、エリザベスは、一生独身をとおすが故に、悩みが多く、一方のメアリーは、これまた男運に恵まれず、無理やりのセックス、1分で、子を授かり、これがのちに王位継承。皮肉なものである。

「レディ・バード」のシアーシャ・ローナン、「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」のマーゴット・ロビー、二人の女優対決は見もの。

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「ホイットニー オールウェイズ・ラヴ・ユー」、ホイットニーの伝記映画!

2019-09-22 15:56:25 | イギリス映画

おすすめ度 ☆☆☆

ホイットニー好き ☆☆☆☆

どこまでも伸びる圧倒的な歌唱力を備え、ポップス史上に燦然と輝く奇跡のミューズ、ホイットニー・ヒューストン。80年代から90年代の全盛期、メディアを通して見る彼女は常に溌剌としていて、眩いばかりの笑顔を弾けさせていた。

財団公認による本作では、ホームビデオなどの映像や音源など、膨大なアーカイブから未発表素材のほか、彼女の家族、友人、仕事仲間などの証言から、ホイットニー・ヒューストンの真の姿を紡いでいく。

「ボディガード」は、ホイットニー・ヒューストンの人生の絶頂期。この映画で彼女は最高の演技。魅了された人たちは数多い。本作の曲が、邦題のタイトルだ。

母が歌手という、音楽的に恵まれた幼少期。黒人として、ゴスペルが基本。

父がマネジメントをし、家族ぐるみで、のし上がっていく。

誰もが認める、稀有な音声と歌唱力。

だが、映画出演、結婚と絶頂期を迎えるが、後半はひどい。

薬は幼少期から始めたようだが、やがて、体をむしばむようになり、その映像は痛々しい。

ホイットニー好きでないと、後半は見ていられない。そこまでさらけだすか?



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「プライベート・ウォー」、実在した戦場記者メリー・コルヴィンの個人的な戦い!

2019-09-20 17:18:01 | イギリス映画

おすすめ度 ☆☆☆☆★ (劇場鑑賞)

イギリス・アメリカ合作

レバノン内戦や湾岸戦争など世界中の戦地を取材した実在の女性記者メリー・コルビンの半生を、「ゴーン・ガール」のロザムンド・パイク主演、「カルテル・ランド」「ラッカは静かに虐殺されている」など骨太なドキュメンタリーを手がけてきたマシュー・ハイネマンの初劇映画監督作品として映画化。

命を懸けて、戦場のレポートを送り続けたメリー。2001年のスリランカ取材中に銃撃を受け、片目を失う。

だが、ロザムンド演じるメリーは、片目眼帯をして格好いい。

一方で、PTSDを患い、酒煙草に溺れる。男性経験も豊富。

戦場とプライベートをないまぜながら映画は進む。

なぜそれほどまでして、戦場に赴くのか?

その答えはなかなかむつかしいが、そこに戦場があるからだろうか?

最後はシリアだが、それまでの戦場を、シリアの何年前とくくるので、シリアの重さが伝わる。

ロザムンドの体当たり演技は、この映画の肝だが、男勝りの姿はかっこいい。

余談だが、メリーは、シリア当局に暗殺されたようだ。映画とは異なるが、映画の終わり方は映画的だ。

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「キラーズ・セッション」、真の黒幕は誰だ!

2019-09-17 17:34:05 | イギリス映画

おすすめ度 ☆

R15+

「カリコレ2019/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2019」上映作品。

ゲイリー・オールドマンが主演を務め、殺人者たちによる相互援助グループ「キラー・アノニマス」を描いたサスペンススリラー。

殺人者たちの話が出てくるが。いまいちの感じ。

ある夜のセッション中、アメリカ上院議員とその暗殺者が殺された事件に、グループ内の誰かが関わっているという疑惑が持ち上がる。メンバーたちは互いに疑心暗鬼となり、裏切りと暴力の連鎖に陥っていく。

ジェシカアルバも、出てはいるが、冒頭に出てくるだけ。お色気なし。

肝心の話に焦点が定まらない。

鑑賞は、時間の無駄。

映画ファンとしては、見た以上最後までお付き合い。ご苦労様。

 

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「ハンターキラー 潜航せよ」、ロシアで起きたクーデターと原潜の活躍!

2019-09-01 19:58:10 | イギリス映画

おすすめ度 ☆☆☆★

潜水艦アクションだが、ロシアのクーデター騒ぎが加わり面白い。

密室に近い、潜水艦の中では、描写に制限がかかり、なかなかアクションにつながらないが、本作は、クーデターという特別な事態に、地上部隊の攻撃と交互に描写されるので、飽きが来ない。

敵陣地に深く潜り込んでの作戦だけに緊張感あふれている、

ロシア近海で1隻の米海軍原子力潜水艦が消息を絶ち、捜索に向かったジョー・グラス艦長率いる攻撃型原潜「ハンターキラー」は、現場付近に沈んでいたロシア原潜の生存者を捕虜にする。同じ頃、ロシア国内で世界を揺るがす陰謀が企てられていることが判明。ハンターキラーに陰謀阻止のための過酷なミッションが下される。その任務を達成するには、絶対不可侵のロシア海域へ潜航せねばならず……。

原作は、小説家ドン・キースと米海軍潜水艦の元艦長ジョージ・ウォレスによるベストセラー小説。

現代を代表するアクション・スターの一人、『ジオストーム』のジェラルド・バトラーが艦長を好演。

ソ連の艦長も、なかなかの矜持。

潜水艦アクションにとどまらない出来だ・

 


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「ゼイカム 到来」、侵略、襲撃、寄生!

2019-08-20 18:30:41 | イギリス映画

おすすめ度 ☆☆

極限状態に追い込まれた家族にじわじわと忍び寄る恐怖と容赦なく迫り来る黒メタルの触手! 彼らの侵略の目的とは! ?シッチェスをはじめ世界の映画祭でSFホラーファンを狂喜させた、映画ファン待望の傑作がついに上陸! ! 観客賞 、最優秀女優賞、最優秀特殊効果賞など実績も抜群! ! 予測不能な展開とショックシーンの連続でラストまで息つかせぬ緊張感の連続にあなたは耐えられるか! ?

クリスマス、彼女のアンジとともに久々に実家に帰ってきたニック。厳格な父と優しい母、出産間近の嫌味な姉夫婦、そしてボケ始めたジジイに囲まれて案の定ギスギスして最悪な気分になるが、なんと突然家の周りに謎の金属が取り囲み出られなくなってしまった。さらにテレビからは「指示を待て」というメッセージが。内には嫌すぎる家族、外は謎の物体。出してくれ〜!な話。

前半は、家族のごたごた。

後半は謎の物体。

まあ、見られぬことはないが、ご都合主義。

謎の物体も迫力不足。

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「喜望峰の風に乗せて」、コリンファース主演の冒険譚!

2019-08-11 09:03:25 | イギリス映画

おすすめ度 ☆☆★

題名とポスターで、まんまとだまされる。

冒険譚は冒険譚なのだが、実はこれ失敗の話で、イギリスでは周知の事実。

まあ、こんな話に、よくもコリンファースが承知したなと思うが、そこはイギリス。

実話なのと、家族愛の映画なので、納得の映画なのだが。

1968年、イギリス。ヨットによる単独無寄港世界一周を競うゴールデン・グローブ・レースが開催されることに。華々しい経歴を持つセーラーたちが参加する中、航海計器の会社を経営するビジネスマン、ドナルド・クロウハーストが名乗りをあげる。アマチュアの果敢な挑戦にスポンサーも現われ、家族や周囲の期待に押されながら出航するドナルド。そんな彼を待ち受けていたのは、過酷な自然と耐え難い孤独、そして自分自身の思いがけない行動だった。

引くに引けなくなった口達者のビジネスマン。

哀れな末路をたどる。

レイチェルワイズが奇麗。

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「コレット」、フランスの女流作家の半生記!

2019-05-31 18:17:27 | イギリス映画

おすすめ度 ☆☆★ (劇場鑑賞)

文学映画好き ☆☆☆★

イギリス・アメリカ合作  PG12 レズシーンが過激

フランス文学界で最も知られている女性作家シドニー=ガブリエル・コレット。彼女の絶大な人気と影響力は衰えることなく、今なお人々を魅了し続けている。近代の幕開けという時代の変革期において、彼女の功績は計り知れないが、そんな波乱と情熱に満ちた人生が実力派のキャストとスタッフによってスクリーンに蘇った。

フランスの片田舎で生まれ育ったコレットは、14歳年上の人気作家ウィリーと結婚し、それまでとは別世界のようなパリへと移り住む。

男尊女卑の時代。作家ウイリーの助けを得て、文学作品を世に出し、絶賛を受けるが、自らの名前は出してもらえず、ゴーストライターに甘んじている。

夫も、バイセクシャルだったこともあって、レズの世界へ。

それから、自らの才能を花開かすのだが。

コレットを演じるキーラナイトレイの美しさと衣装のすばらしさが目を引く。

ただ文学作品がテーマだけに、文学に興味がないとつらいかも。

 

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「リーサル・ソルジャーズ」、マロ・ギブソン主演の傭兵アクション!

2019-05-18 13:43:27 | イギリス映画

おすすめ度 ☆★

「未体験ゾーンの映画たち2019」上映作品

メルギブソン主演と勘違いして借りてしまった。息子のマロギブソン主演でした。

元ネイビーシールズのジャックは、現在は諜報機関からの依頼でテロリストを狙う賞金稼ぎとして暮らしている。ある日、ジャックはCIAのリーからある依頼を受けロンドンへ向かう。依頼内容は、大統領による暗殺指令リストのトップにいる元諜報員で国際テロ組織のボスの暗殺と、核兵器売買の阻止。秘密裏に結成されたチームとともに任務を開始するジャックだったが、情報がなぜか敵に漏れており、絶体絶命の危機に陥ってしまう。

アクションシーンは派手なのだが、画面が暗くて内容がつかみずらい。

まあ主人公のジャックは、めっぽう強くて、的確な判断。

だが、チームを組んだ同志が次々とやられる。

一方的に強くないところがみそなんだけど。

凡庸なアクション映画。

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「ヴィクトリア女王 最期の秘密」、女王の晩年を輝かせたインド人従僕!

2019-05-03 17:39:27 | イギリス映画

おすすめ度 ☆☆☆★

イギリス・アメリカ合作

1887年、ビクトリア女王の在位50周年記念式典。記念硬貨の贈呈役に選ばれたアブドゥルは、英領インドからイギリスへとやってくる。最愛の夫と従僕を亡くした孤独から心を閉ざした女王ビクトリアは、王室のしきたりなどにも臆することなく、まっすぐな笑顔を向けるアブドゥルに心を開き、2人の間には身分や年齢なども超越した深い絆が芽生えていく。

そんな女王とアブドゥルをこころよく思わない周囲の人びとが2人を引き離そうと動き出し、やがて英国王室を揺るがす大騒動へと発展してしまう。

女王は、アブドゥルの献身的な態度と、その文化に惹かれ、まるで恋人のように接する。ただ、アブドゥルには、妻も子もいるので呼び寄せる。

女王がアブドゥルに叙勲を授けるとしたことで、宮廷や首相たちの顰蹙を買い大騒動に。そして女王は臨終を迎える。

ジュディ・デンチが、実在の女王より年をいっているが、当時のことを考えれば、その老いは、よく演じられている。まさに彼女の貫禄で映画が引き締まっている。

アブドゥルは、「きっと、うまくいく」のアリ・ファザルが演じている。

圧巻のジュディリンチの女王像である。また、宮廷や旅行先のシーンの美しさに見ほれる!

 

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