ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「日々ロック」、ロックスターを目指す男とトップアイドルのほのかな恋

2015-06-30 18:10:38 | 日本映画
おススメ度 ☆☆

ロック好き、二階堂ふみ好き ☆☆☆

週刊ヤングジャンプで 連載中の榎屋克優氏の究極のロックコミック「日々ロック」の映画化。

監督は「さいたまのラッパー」の入江悠。

勉強もスポーツもダメ、彼女ナシのパッとしない高校生だが、ロック愛は人一番の日々(野村周平)。

東京に出て、ライブハウスで歌うがぱっとしない。

そんなハウスに、人気アイドル宇田川咲がやってきた。彼女に触発され、ノリノリにロックを演奏する日々。

楽しいロックのはずが、ゼッコ調満載、オゲレツと来ては、ちょっと引いてしまう。

おまけに日々はまともに話せず、理解不調。

竹中直人や、蛭子能収が出てきて、大衆受けを図るが不調。

唯一、宇田川役の二階堂ふみが華やかで、主役をさらっていく。

まあ、青春とロックは、どこか元気がいいので、見られのだが。
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「ターナー、光に愛を求めて」、イギリスの画家ターナーの後半世紀

2015-06-29 16:22:53 | ヨーロッパ映画
おススメ度 ☆☆☆

ターナー好き ☆☆☆☆

マイクリー監督作品 イギリス・フランス・ドイツ合作。

ちなみにターナーを演じたティモシー・スポールは、カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞している。

150分の長尺だけに、18世紀前半のヨーロッパの旅画家に興味がないとあまり面白くないかもしれない。

映像がとってもきれいで、ターナーの絵を風景に描いた箇所も多く、ターナーの描いたキャンパスの画と両方で美しい自然を堪能できる。

ターナー自身は、若くして頭角を現し、絵画界での地位を確立していたが、本作は、彼の後半生を描いている。

入念に調べたエピソードの数々を積み上げ、ターナーをクローズアップしていく。

助手のような存在であった父を亡くしてからのターナー。結婚はしなかったが、子供をもうけ、だが、彼らには冷たいターナーであった。

絵画界でのエピソードもさりながら、結婚しなかった彼の後半生の女性関係が主題として描かれる。

決して美男子でない彼が、女性にもてる様が、浮き彫りにされていく。

特にラストでは、二人の女性との交流が後半生のクライマックスとなっている。

いずれにせよ、黄昏を多用した淡い色使いに象徴されるように、あくまで地味な作家であった。
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「TATSUMI マンガに革命を起こした男」辰巳ヨシヒロの人生とその短編映画

2015-06-28 19:23:42 | 映画
おススメ度 ☆☆☆

辰巳ヨシヒロ好き ☆☆☆☆

この映画は、辰巳ヨシヒロの人生を彼の半自伝的作品「劇画漂流」を基に映画化したものである。

辰巳自身も出演している。

辰巳は、この映画の日本公開後、今年4月悪性リンパ腫で79歳で亡くなった。

ただ、この映画は、シンガポールのエリック・クーの作品である。(すなわちシンガポール映画)

中に、辰巳のの作品・短編映画5本が収録されており、その秀逸さが、今にして感動を呼ぶ。短編映画は随所に挟まれ、その人生とリンクしている。

彼は、中学時代から兄の見習いで書いていたというから、まさに天才。

そして当時は、終戦後すぐの時代。

5本の映画にも、原爆や米軍兵士との交流が描かれており、古い作品だが、その筆致は素晴らしい。

私自身は、名前は知っていたが、あまりよく知らなかった、この映画ではじめて詳しいことを知った。

手塚治虫、さいとうたかおらが有名になったのとは違って、自らのスタンスを貫き通したといえよう。おかげで、海外での評判がよく、今回のシンガポールでの映画化となった。

おおむね、白黒だが、部分色使いが、表現を際立たせている。

別所哲也が、ナレーションを担当、6人の声を使い分けている。

あまり大々的に宣伝されなかったので、知らない人も多いと思うが、こんな素晴らしい劇画を書いていた日本人を知ってほしい。(5本の短編は、劇画というよりシュールな映画だ)。
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「愛の連綿」、結構激しいラブシーンがあります

2015-06-28 16:11:04 | 韓国映画
おすすめ度 ☆☆

韓国恋愛映画好き ☆☆☆

あまり情報がありませんが、劇場未公開のようです。

韓国では、青少年観覧不可の映画です。

「愛の連綿」は邦題で、原題は「緑の椅子 ラブ・コンセプチュアリー」です。

プサン国際映画祭で上映されています。

「ベッドはエロスの夢を見る」の監督パク・チョルスの作品ですが、この作品を撮ったのち交通事故で亡くなったので遺作です。

32歳の人妻と19歳の若者の恋を描いています。かなり強烈なベッドシーンがあります。

人妻は、結婚していますが、ほかにも二人の男と不倫関係にあります。

19歳の若者は、幼少時、祖母に連れていかれた結婚式で見た花嫁にあこがれ、美術学校で人妻と接触、告白します。

そして愛に溺れていきます。

人妻役のハン・セウンは惜しげもなく裸体を見せつけています。

韓国映画の情愛ものでは出来のいいほうです。{/face_heart/
}
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「愛を積む人」、北海道美瑛を舞台に愛を描く

2015-06-27 19:25:14 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆☆

原作は、2004年に出版されロングセラーとなったエドワード・ムーニー・Jr.の小説「石を積む人」

舞台を北海道美瑛に移し、「釣りバカ日誌」などの朝原雄三が、脚本演出、松竹らしいホームドラマとなった。題名も「愛を積む人」となり、後半は原作とは異なった展開に。

東京の町工場を畳み、北海道に移住した夫婦。妻は夫に石垣を作ることを提案。石垣作りが始まる。妻は心臓が弱く、まもなく亡くなる。

ここから、夫婦愛の地合いが出てくる。

妻は、夫に言い残したことを手紙に託していた。それが時間差で出てくるので、物語の進行にぴったり。

一方で、残された夫は、娘と意見が合わず離れていた。

石垣作りに参加してくれた青年が、悩みを抱えていて、その彼女が妊娠。

家族の愛が中心に話は展開。

しみじみとした、優しさあふれる映画になっている。

夫婦を演じる佐藤浩市、樋口可南子はベテランらしく、落ちついた演技で好感。

青年の彼女の父親を演じる柄本明が、いい味を出している。

こういう話に、北海道はぴったりだ。
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「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密」ジョニー・デップ主演のコミカルミステリー

2015-06-26 16:39:23 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆

ジョニー・デップ好き ☆☆☆

ジョニー・デップが、キリル・ボンフィリオリの小説「チャーリー・モルデカイ」を読みぜひ映画化したいと自ら製作もかってでた。

髭のジョニー・デップがトレードマークで、特に奥さまと髭で離婚騒動に。ラストまで、このネタは引き摺ります。

下品なセリフも多く、笑いを取った映画のつもりでしょうが、ちょっと上滑りです。

結構、アクションもあるのですが、危機一髪のかわしかたがちょっと下手。

でも、ジョニー・デップは、飄々と演技を楽しんでいるので悪くはありません。

舞台は英国、インチキ美術商のモルデカイ(デップ)は、借金で困っているところに、諜報機関のマートランド警部補(ユアン・マクレガー)に頼まれ、名画のなぞに挑みます。

モルデカイは愛妻家ですが、その妻(グウィネス・パルトロウ)も捜査を始めます。

大富豪やマフィア、国際テロ組織、警察を巻き込んでのごたごた、、ロシア、ロサンジェルスと国際的にも広がりを見せます。

結局、隠された絵画の絡んだミステリーは、からまわり。

まあ、デップの髭と、グウィネス・パルトロウの妖しい雰囲気を楽しむ分にはいいのでは。
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「海街Diary」、鎌倉に住む3姉妹+腹違いの妹

2015-06-25 19:43:47 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆☆

日本映画らしい、実に落ち着いた滋味のある作品。

マンガ大賞2013を受賞した吉田秋生の人気コミックの映画化。

シチュエーションなどはそのまま。

鎌倉に住む3姉妹(鎌倉という海街の雰囲気が実に素敵)。父がなくなり、葬儀に出席。そこで腹違いの妹に出会う。妹の母は死に今は後妻と同居。

境遇に同感した姉が一緒に住むことを提案。

そして4人で過ごした1年。

それぞれが、恋人との関係で悩み、成長していくさまを丁寧に描く。

まあこのテンポに合わない人には分からないだろうが、

そこここにちりばめられたセリフの数々。

映し出される鎌倉の風情。

それがマッチして、人生そのものを浮かび上がらせる

是枝節だ。

4姉妹を、綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずが、それぞれの年代をうまく演じあげ、そのアンサンブルが面白い。

脇役たちも、ベテランが起用され、しっかりまとめている。

カンヌで受賞は逃したが、日本映画の機微は伝わったようだ。
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銀行で警察に尋問を受ける

2015-06-25 10:53:31 | 日記
銀行で、普通預金を200万円引き出そうとした。

200万円は窓口でだ。

何に使うかと聞かれて、家の修理と答えると、見積書を持って来いと言われる。

なんでそんなものがいるのかと開き直ると、しばらくして、男性職員がでてきた。

そして根掘り葉掘り聞かれる。

振込にできないかだとか、小切手にできないかとか。

そしてまたされること、20分、やっと現金を持って現れた、そして少し話していると、

警察のものといって、二人現れた。

刑事第二課。

どうも、ふりこめ詐欺をはじめとする詐欺の被害者に間違われたらしい。

何度も念を押して、工事担当者が怪しくないかと尋ねられた。

私の住む市周辺で、被害が多発しているという。

まあ、納得するが、もう今後銀行預金は気をつけねばならない。

普通預金でこうだから、危ない危ない。

まあ、今日の朝は、1時間以上無駄足を踏んだ。

飛んだ災難。

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「マッドマックス 怒りのデス・ロード」、シャーリーズセロン圧巻のアクション

2015-06-24 17:49:42 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆☆

カーアクション好き ☆☆☆☆☆

見た記憶はあるが定かでないマッドマックスシリーズ。

今回30年ぶりの新作、それも同じ監督、もう70歳の御大だ。もともとオーストラリアの映画だったが、今回はアメリカ。まあ製作費の関係か?

それにしても30年の間に、制作の話がありながら種々の事情で延期に。

一つは、主演、さすがメルギブソンというわけにもいかず、トム・ハーディが継いでいる。

次は撮影現場、オーストラリアでは、砂漠が緑化して使えなくなり、アフリカに現場を移した。

で、今回の作品は、マッドの名前ではあるが、むしろ主役はフュリオサ(シャーリーズセロン)。頭は丸坊主、上から炭をかぶったような陰惨な顔立ち、そして、片腕は義手だ。

その彼女が、住民搾取のイモータン・ジョーから逃げだし、おまけにイモータンの5人の妻を引き連れ、給水タンク付きの豪華バトルカーで、緑の地を目指すのだ。

一方、マックスはとらわれの身となり、ニュークスの輸血袋として、戦線に参加しする。

だが、途中から、マックスとニュークスは、フュリオサを助けることになり、3人でイーモータンの追っ手をかわす算段に。

全編カーチェイス。それも軍用改造車のオンパレードで、タンクローリー車は、列車なみの仕様だ。

この映画のすごさは、その作りにある。端々に見られる細部までのこだわりとクオリティの高い芸術性。

それに砂漠の背景は美しく、往年の西部劇を思い出させる。

アクションでありながら、出血が抑えめなので安心して見ていられる。

数々のシーンは、後々まで名シーンとして残るクオリティの高さ。

満足の一作。


この異様な車たち




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「祝宴 シェフ」、伝説の料理人の娘の祝宴大会奮戦記

2015-06-23 17:22:34 | 映画
おススメ度 ☆☆☆

台湾映画。コメディだ。

「總舖師(ツァンポーサイ)」の称号を持つ伝説の料理人、父にレシピをもらっていながら、料理嫌いで都会へ出ていた娘が、恋人の借金を背負わされ、故郷台南へ逃げ帰ってくるところから話は始まる。

継母は、父の跡を継いでいるが、これまた料理下手。ただ、気持ちだけは大きく、大阪のおばちゃんポイ。

そんな時、むかし世話になったという老夫婦が宴会を引き受けてくれと頼み込む。

一方、宴席料理大会が開催され、これを同時にこなそうと。

偶然知り合った料理コンサルタントの青年が協力することになり、借金取りの青年も巻き込んで、あれよあれよの料理作り。

台湾料理だけに、中華料理と似通ったところもあるが、違うところもあって、それぞれの料理はうまそう。

コメディ部門は、一見ハチャメチャだが、名手チェン・ユーシュン監督、なんとか合格点。

特に最後の宴席コンテストは、一対一の対決で、それぞれに負けずがこめられ、審査員はどう軍配を上げてよいやら。

まあ、台湾料理好きと台湾コメディ好きにはもってこいの映画だ。

ただ、145分は長すぎる。
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