ひろの映画見たまま

映画にワクワク

ウルフマン

2010-04-30 19:47:43 | 映画
19世紀末のイギリス。

狼男は、満月の夜に出る。

最初から、おどろおどろしく、薄暗く貴族的な屋敷。

それに美女とくるから、まあ、やはりヨーロッパの

狼男物語なのかなと、ちょっと距離を置きながら見てしまう。

主役のベニチオデルトロがプエルトリコ生まれなこともあり、

兄嫁とのひそかな恋物語を交えて、物語の世界へ入り込む。

狼男騒動から、自らが狼男であることへの展開。

いずれにせよ、物語の世界でどこまで雰囲気が出せたか。

アンソニーホプキンスが父親役で、貫録を見せる。


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蟹工船

2010-04-28 18:25:20 | 日本映画
小林多喜二の原作だ。

この本が最近よく売れているらしい。

現在の閉塞感が同感されるのか。

いわゆる左翼映画そのままだ。

しいたげられた労働者が、皆で団結して立ち上がる。

労働者を搾取する男たちは、

上からの命令と、自らの出世欲のためにこき使う。

若き力あふれる若者たちが、カニの缶詰作りに精を出す。

監督が、SABUだけに、機械の歯車が

生産のシンボルとして、大きく浮かび上がり映像美を作っている。

でも全体の作りはプロパガンダで、

ラストにやっと団結による立ち上がりが図られるが

それまでの閉塞感は映画を暗くしている。
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映画「のだめカンタービレ 最終章 後篇」!

2010-04-27 19:19:53 | 日本映画
前篇を見て、あまり感動しなかったので、どうかなと思ったが、

意外に面白い。

というのも、のだめが一生懸命努力し、かつ、千秋にぞっこんほれ込んで、

それが、両方だめになり、そこから這い上がる物語だからだ。

見終わった後のそう快感は、結構楽しい。

若い人たちに、クラシックの良さを知ってもらうのに

ふさわしい映画だ。

勿論、前篇同様コミカルな部分もあるが

今回は、物語主体で、脇はさらっと流れるので

真剣に、のだめの成功物語なのだ。

上野樹理という、素材が結構のだめ的でそれが成功の一因のようだ。

一途に恋する乙女の姿は美しい。

また、音楽の厳しさも結構触れられていて、

落ち込む様が愛らしい。
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シャッターアイランド

2010-04-22 16:26:50 | アメリカ映画
だまし絵の世界だと、前もって知らされる。

もう鼻から、だまし絵だと観念したらおもしろくないね。

で、なければ、もっと楽しめたはずなのに。

孤立した島で女性が一人行方不明になる。

その島は、精神障害者の収容施設だ。

女性を、探すために派遣された連邦保安官。

調べに来たはずが、なぜか、監禁されてるみたい。

不気味な人々、

そして、断崖絶壁の岩場でのなぞ解き。

サスペンス映画としては上出来なのだが?

デカプリオが、がんばってその保安官の心理を

演じきるのだが。
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アリス・イン・ワンダーランド

2010-04-20 19:16:20 | アメリカ映画
「不思議の国のアリス」だけど、今はカタカナの題名。

この映画は、3D。

ティムバートンが、素敵な夢を見せてくれる。

話の中で、何度も夢なんだからと、夢を強調。

それだけ、すてきな登場人物や動物。

アバターをまねて、すごい鳥というか爬虫類というか?

ティムバートンとタッグを組むジョニーデップが

重要な役どころで、劇を締めている。

赤と白の姉妹女王の対決がメインの話だが

あちこちの映画のいいとこ取りみたいなシーンがいっぱい。

3Dの魅力も存分に発揮して、楽しめる。

アリスがドリンクとケーキで大きくなったり小さくなったり

それぞれの視点が変わって面白い。

若き女性が主人公でありながら、特別の恋愛話もなく

争いといっても、血みどろにはならないし

まあ、お子様向けのおとぎ話としてみろということか?

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娼婦の羽

2010-04-18 19:07:25 | 韓国映画
韓国映画だが、舞台は北アメリカ。

出てくるのは、韓国人もいるが、アメリカ人、黒人、日本人などさまざま。当然言葉も国際的。

三つの物語。20代、30代、40代の、いわゆる春をひさぐ韓国人女性の物語だ。

ロス、ラスベガス、アラスカと、アメリカらしい風景がふんだんに出てくる。

女性は、それぞれ、人生を引きずって生きていて、

一人で生きていく、ある意味ではたくましい。

だが、男に弄ばれ、必死で生きていく。

それぞれ愛を求めているが、結局幻。

ラストは、極寒のカナダで、雪原を素っ裸で去りゆく鮮烈な場面もある。

風景に流され、物語は断片的なので、結構わかりにくい。

これが初めての監督だという韓国人の作品だ。
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あにょん由美香

2010-04-14 18:05:32 | 日本映画
これは、アダルトビデオ女優、由美香のドキュメントだ。彼女は2005年、35歳で突然亡くなった。

勿論、彼女の生い立ちや、AVの初期の作品、その監督へのインタビューなどがあるが、韓国映画「東京の人妻 純子」に出演してたことが分かり、その作品をめぐっての物語が主流を占める。

この韓国映画は、日本で撮影され、韓国人も出演するが,たどたどしい日本語を話し、これに韓国語字幕が付くというちょっと変わった映画だ。

韓国のピンク映画というもので、かなりきわどい性行為の場面もあり、日本のピンク映画とも違ったものだ。

脚本にあったが、映画にならなかった最後のシーンを韓国から監督と男優を招いて撮りなおすということまでして、韓国のピンク映画事情を浮き彫りにしている。

当然、由美香はいないのだが、これらの行為を通して、由美香の映画への思い入れなどを浮き彫りにしていく。

ちょっと変わった題材と、アダルトビデオ、韓国という不思議な組み合わせでこのドキュメンタリーをおもしろいものにしている。

ただ、このようにアダルトな映画だけに、一般受けはしない作品だ。
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第九地区

2010-04-12 14:53:22 | アメリカ映画
エイリアンの映画だが、ちょっと趣が違う。

実に斬新なアイデアがいっぱいで、目が離せない。

舞台は、南アフリカヨハネスブルグ。

出てくるエイリアンはエビと呼ばれる。エビに似ているからだ。

難民化して、窃盗を働いたりするというから、疑似人間でもある。

だが、特別な兵器を開発。彼らしか使えない代物だ。

これがくせもの。

トラブルが絶えない彼らを別の地区へ移送しようとして事件が起こる。

その担当者が、第九地区で、液体を見つけ、それがもとで

エイリアンに変身する。片方の手だけえびになる。

おかげで、エイリアンの武器が使えるのだ。

だがこれがため、地球人にとらわれ、脱出、

大騒動に。

まるで観客は、この半エイリアンに感情移入され、

意外な展開に付き合わされる。

人間の醜さがあぶり出され、アバター同様、被征服者の論理が輝く。
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ヴィヨンの妻

2010-04-09 18:29:01 | 日本映画
太宰の小説の映画化だ。

浅野忠信が太宰役を、松たかこがその妻役を演じている。

酒飲みで家庭を顧みない夫を支えてけなげに勤める妻。

彼女は、沈んだ夫は逆に明るく人気者だ。

夫はダメ人間だが、なぜか女に好かれる。

そんな夫婦の心の機微が巧みにに描かれている。

それは、演出と演技の賜物だろう。

難しい題材を思うが、

一つ一つのセリフが生きているようで、

映像の間が気持ちを考えるゆとりをくれる。

心中する夫と、夫を助けるために男を訪ねる妻。

男女の機微が何とも切ない。

生きていればいいという平凡な言葉が心にしみる。

久しぶりに大人の日本の恋愛映画を見た気がする。

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ずっとあなたを愛している

2010-04-07 19:32:12 | 映画
15年の刑期を終えた女性。

空港に迎えに来た妹の家へ。

そこには夫と養子をとった二人のベトナムの女の子が。

そして、夫の父親。

彼女は、どんな罪を犯したのか?

徐々に明らかになってくる。

犯罪者に世間の風は冷たい。

姉妹には、痴呆症の母がいる。

彼女の犯した罪は、自分の子を殺したことだ。

でもそれは、徐々に明らかになる真相。

巧みな家族構成にドラマは、絡みあっていく。

生きることの難しさと、それをはねのけた生への渇望。

親子、家族、老人、子供の問題をはらみながら

それでも光は差し込んでくると希望が持てる映画だ。

クリスティン・スコット・トーマスが難しい役に挑んでいる。
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