ひろの映画見たまま

映画にワクワク

キルショット

2010-05-28 19:54:55 | アメリカ映画
DVDスルーだという。

DVDでしか見られない。

それもtutayaだけらしい。

それだけ、魅了が乏しいということか。

殺し屋と銀行強盗。

盗みに入った不動産屋でドジ。

さらに店員とその夫に顔を見られる。

で、その夫婦を殺そうとする。

主役は、ネイティブアメリカンの殺し屋に、

レスラーのミッキーローク。

ここでもいい味を出している。

怖さと温かさそんなものがにじみ出るキャラだ。

一方、離婚の危機にある女にダイアンレーン。

もう結構おばさんだが、でもその美しさは並みのものでない。

この二人を見ているだけで損はない。

DVDスルーだもの。
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春との旅

2010-05-27 19:24:02 | 日本映画
小林政弘の長回しとロングとアップ。

その情念の描写は、今の日本映画では図抜けている。

現代の姥捨て山ともいわれる本作品。

でも最後は、しっかりと孫娘に抱かれて……

仲代達也迫真の演技が、老いのさみしさを切々と訴える。

孫娘と二人になった、元漁師の老人は、

孫娘に厄介かけてはいけないと

きょうだいに面倒を見てくれるように訪ね歩く。

しかし、それぞれ事情を抱えるきょうだいに

結局は、断られる。

それまでの人生がエピソードでよみがえり、

自分勝手だとののしられ、きょうだいの愛はあるのだが

引き取るまでの余裕はない。

最後に孫娘の離婚した父親の新しい嫁に

一緒に住んでもよいと言われるが

結局、自らの家に帰ることに。

丁寧に練られたシナリオが、現代を浮き彫りにする。
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オーケストラ

2010-05-21 20:16:39 | 映画
題名からすると、音楽映画と勘違いするが、

そこは、物語がしっかりあって、オーケストラを題材とした映画だ。

それもボリショイ楽団が、パリで公演するという物語。

ロシアでユダヤ人追放の動きがあり

ボリショイを追い出され、悶々とする楽団員を

だましによって、フランスで公演させるという話。

ドタバタ風であったり、シリアスであったり、

なかでも、指揮者の昔のエピソードが

ヴァイオリン美人演奏家の登場となり

映画を盛り上げる。

話も多いが、音楽もばっちり演奏されるので

クラシック好きにもよいかも。
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息もできない

2010-05-20 19:13:24 | 韓国映画
暴力といっても、家庭内暴力と取立て屋の暴力。

ちまい暴力だが、これが躍動感あふれるのは

演出のせいか?

ただ、やたら汚い言葉が飛び出す。

実は結構恋愛映画なのだが

知り合うのが、つばがかかったことへのいざこざ

でも、きれる男におくれることのない女子高生に

暴力男は惹かれてしまう。

暴力男には、つらい家庭内暴力のトラウマがある。

父の暴力で妹と母を亡くしたのだ。

だが、その父を養う身に。

取立て屋としては、すご腕を発揮するがそれは暴力でだ。

唯一の救いは、姉とその息子だ。父親のいないその子の父親を演じる。

女子高生にも、ベトナム戦争帰りの父と

これまた、風来坊の暴力兄がいる。

監督自身がこの主人公の暴力男に扮し、迫真の演技を見せる。

家族とぞのトラウマ、を題材として

いわゆる切れる男の悲劇は、涙を誘う。

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縞模様のパジャマの少年

2010-05-19 19:55:54 | イギリス映画
ユダヤ人虐殺、ホロコーストを新しい視点で描いた痛烈な作品。

縞模様のパジャマの少年とは、ユダヤ人収容所に収監されている少年。

この映画の主人公は、皮肉にも

その収容所の所長の息子である。

第二次大戦時、ベルリンで友達と遊ぶ少年。

収容所の所長を命じられた父にしたがって、田舎へ。

退屈な日々を送るうち、冒険好きな少年は、禁断の裏道から

収容所の近くに、

そこで、一人遊んでいた縞模様のパジャマの少年と

鉄線の柵越しに、交流を始める。

だが、8歳の少年は、収容所のなんたるかを知らず、

たまたま、垣間見た収容所の宣伝映画をうのみにし

収容所を憧れる。

その間映画は、淡々と収容所の管理者側から

収容所の本質を描いている。

だが、少年は真相を知らず、悲劇は起こる。

その悲劇が予感されるや、身の毛がよだつ。

この落差が、この映画の素晴らしいところだ。

あどけない少年が好演。



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グリーン・ゾーン

2010-05-17 20:13:56 | アメリカ映画
アメリカがイラクに大量破壊兵器があるとして

侵入したそのイラクで

大量破壊兵器が見つからずおかしいと感じた

捜査隊長・上級准将がCIAの協力を得て

自ら名乗り出たイラク人情報提供者を使い

その実態の調査に乗り出す。

イラク残存兵や、味方の軍隊を相手にして

追いつ追われつの市民戦争に巻き込まれる。

戦争映画特有のドンパチは見られないが

スリルあふれる現状感が映画をおもしろくしている。

アメリカの恥部を描いているのだが

アクション主体のため、スリリングに目が奪われ

真実はもう少し不明確のままだ。

いつもと変わらず、マッドデイモンはカッコ良い。
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南極料理人

2010-05-13 19:34:40 | 日本映画
これは、まじめに南極探検隊の物語。

料理、それが、ただ、男だけのむさくるしい生活を潤してくれる。

日本の南極基地のさらに奥での観測で、

氷点下54℃、ペンギンもアザラシも、バイ菌ですらいない。

そんな中で、8人の隊員が生活する。

男ばかりの世界だから、いざこざもあれば

長期間の閉塞感でおかしくなる人もいる。

料理は一服の清涼剤。

時々の季節に時々の料理にまつわるエピソードがある。

主人公は、料理担当の西村、原作者の名前だ。

すなわち、実体験の物語だ。

中で秀逸は、ラーメンをこっそり食べる人がいて

ラーメンがなくなり、

かん水をふくらし粉から作る感動物語だ。

料理人に、堺雅人が扮し、ユーモラスな雰囲気を絶妙に演じている。

恋もアクションもないが、おもしろい話に引き込まれる。





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17歳の肖像

2010-05-11 19:35:26 | 映画
17歳の少女の恋愛話。でもそれはとってもビターだ。

オックスフォードを目指す、おしゃまな優等生も

年上のやさしい男に声をかけられ、 好奇心いっぱい。

おとなへと背伸びする。

やかましい両親もなぜか、男の話術にまどわかされて、

少女はますます深みへ。

パリへの小旅行も、とっても楽しい出来になっていて、

大人社会のゴージャスさが丁寧に描かれる。

ただ、途中、男がみせる怪しげな雰囲気。

空き家から絵を盗むなど悪に手を染めるのに無防備な少女。

そして、プロポーズ。

1960年代のイギリスを背景とした社会派ドラマ。(-。-)y-゜゜゜

主人公に扮するキャリー・マリガンがとってもキュートで

実際は、25歳だが、そのアンニュイな面影は

この映画を素敵に仕上げている。
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プレシャス

2010-05-07 20:19:20 | アメリカ映画
太っちょな黒人娘(16歳)。一見だけでは、ちょっと引きたくなるヒロイン。

でもそのバイタリティーは、映画を大きいものにしてくれる。

貧しさとバイオレンスの黒人街(ハーレム)。

両親にいじめを受ける最低の生活。

その日常の描写は、ちょっと引くほどすさまじい。

綺麗事のドラマをお好みの方は遠慮したほうがいい。

だって、実の父親にレイプされ、二人の子供を生むのだから。

母親は、生活保護を受けている。

そのため、娘は学校にも生かせず、暴力で虐待する。

娘が、出会ったフリースクールの先生。

そこから、彼女の生への挑戦が始まる。

そのバイタリティは、もう誰をも寄せ付けない。

力強い未来が見えて、観客をひきつける。

主演のガボレイ・シディベは、初主演。

監督もほとんど無名の黒人だ。

これはやはり、黒人だからこそできた映画だろう。

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ファンジニ

2010-05-01 19:07:26 | 韓国映画
ちょっと古い映画だ。
韓国の時代もので、女性が主人公、どこかで聞いた題名で見てしまった。
主演の女優ソン・へギョにいかれてしまった。
いかれてしまうと、あばたもえくぼで、とてつもなくいい映画に思えてしまう。
でも、あとで考えておかしなところが多い。
16世紀朝鮮王朝時代、身分制度があった。
両班(ヤンバン)という貴族に生まれたファンジニが、
幼いころ、遊んでくれた奴隷との思い出が多い。
そんな彼女が結婚するが、妾の子ということがばれ
破断に、そして妓生(キーセン)という夜の女に身を落とす。
一方、奴隷の男は、女が忘れられず、
妓生であった自らの母の死に付き合い、花街に
だが、ファンジニにいいよった男を殺すことにより、花街を去る。
5年後、男は盗賊に、
ファンジニは教養ある妓生として、花を咲かせる。
だが、高官とのいざこざで
男は追い詰められ、女は高官に体を許す。
かなえられない二人の恋。
それは、ロミオとジュリエット以上の悲惨な物語だ。
終わりは、感情移入して涙が止まらない。
毅然として、女を通すファンジニ、その言葉に深い意味が含まれている
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