ひろの映画見たまま

映画にワクワク

96時間

2009-08-26 18:09:31 | 映画
娘思いの父親の物語だ。

この父親、元情報機関員で、今もガードマンなどをしている。

別居中の妻の元にいる娘がパリ旅行するというが

なぜか、気になり止めるように言うが、押し切られてしまう。

で、必ず電話をと言っているのに電話が来ない

電話をすると、怪しい男たちが侵入。

早速パリへ、

娘は、誘拐された。

残された情報をもとに、相手を突き止める。

お手のものだ。

相手は、アルバニア系の少女売買組織。

捕まえた女たちを薬づけにし、売春させる。

処女は、オークションにかけて、売り飛ばす。

この非情な組織に単身乗り込み、

相手をコテンパンにやっつける。

さすが、リュックベンソンの息がかかっている。

面白い活劇だ。

最後は、歌手希望の娘に有名歌手を紹介できた。

めでたしめでたし。
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サマーウォーズ

2009-08-24 17:23:50 | 映画
アニメなだけに、ぞんぶん空想の世界が描ける。
インターネット上の仮想世界OZのメンテナンスのアルバイトをしていた
健二が、先輩の夏希がやってきて、一緒に長野へ里帰りするアルバイトをもちかけられる。

長野には、はいからなおばあちゃんがいて、孫が早く結婚するのを夢見ている。
で、その恋人を演じるよう頼まれる。

ちょっと、夏希に惚れている健二はまんざらでもないが
背伸びし過ぎて苦労する。

数学が得意で、パソコンをいじっているうちに
コンピュータ世界が大混乱。
OZの世界が悪魔に乗っ取られそうになる。

長野の田舎ののんびりした原風景と
コンピューターの仮想世界とが妙にマッチして
物語に引き込まれる。

登場人物が多く、謎ときに見えるが
結局は、女の力と、数学の力で
めでたしめでたしとなる。

ひと夏の思い出の映画だ。
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ラフマニノフ ある愛の調べ

2009-08-17 19:57:29 | 映画
あのピアノ協奏曲を作ったラフマニノフの映画。

それも愛の映画だ。

しかし、音楽の旋律の優雅さに比べて

なんと暗い映画か。

冒頭、劇場にソ連人がいるから俺は弾かないとごねだす。

ラフマニノフには、プーチン大統領に似た俳優が演じ、

すっと暗いままだ。

女性との場面でも、曲が書けないとごねる。

回想シーンが多く、出てくる年代をちゃんと把握しておかないと

戸惑ってしまう。

そもそもロシア人なのだが、

アメリカへ亡命。そこで活躍。

長い人生、女性との関係も

で、結局ライラックの花を送り続けたのは

妻だった。

妻の元へ花束を持って帰るラストシーンで

ほっとさせられる。

甘い映画だと思ったらちょっと肩すかし。

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妻の貌

2009-08-14 16:17:01 | 映画
プライベートビデオを編集して、ドキュメンタリーにした究極の私映画だ。

ただ、妻が原爆被害者、甲状腺がんを発症。手術後の後遺症で苦しむ。

その姿を、愛するが故に撮りえた日々の記録。

そしてじっと妻の貌をカメラは凝視する。

前半は、義理の母の老老介護の奮戦記だ。

これはこれで、介護問題に突っ込んでメッセージを伝えている。

自宅で死にたいという義母を、体の病を抱えながら

きれい好きの母のために、体を精一杯拭き続ける。

後半は、孫たちとの交流だ。

そして、病状が悪化、入院。

そこの隣にいた老婦人は

自らのやけどの跡を裸になってカメラに向ける。

これはちょっと痛い映像だ。

セリフにもあるように、愛がなければ撮れなかった映像だ。

そういう意味では、貴重な私映画だ。
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七夜待

2009-08-11 19:29:42 | 映画
これは、DVDで見てよかった。

一回見た後、レビューを参照していると

もう一度見たくなった。

で、もう一度見ると、

物語の進行途中にさまざまなシーンが挟まれる。

前後関係がすっ飛ぶので、よーく見ていないと

意味が分からなくなる。

まして、異国タイへ紛れ込んだ日本人女性。

言葉の壁は大きい。

フランス人男性が絡むので、フランス語もでてくる。

多文化交流の映画ならいいが、

で、字幕が出る。本当は主人公にはわからないはずなのに

字幕でこちらが分かってしまうのはどうなのか。

まず主人公のタイでの目的が分からない。

ホテルへ行くつもりがタクシー運転手に自宅へ

連れ込まれるところから物語は始まる。

河瀬監督独特の、緑のざわざわと

宗教観は、なにかそれなりに出ているのだが

途中で放り出したくなる映画だ。

または、何度も見て考えたい映画だ。
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精神

2009-08-10 17:21:12 | 映画
観察映画と監督が呼ぶ。

精神病施設にカメラを持ち込んで、

患者たちのインタビューをする。

観察だから、インタビューというより

患者が語るのだ。

患者たちは雄弁だ。

中には、みずから、子を殺した女性や

自傷を繰り返す女性、頭の中を語る男性。

そして、彼らを治療する医者とその周りの人々。

それは、精神疾患の世界

それを、じっとカメラで観察する。

むしろ、精神疾患の人々から人間の本質が見えてくる。

カメラを受け入れた施設があったのが幸い。

貴重な映像の数々だ。
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秋深き

2009-08-08 20:49:05 | 映画
織田作の原作だけに大阪の匂いがいっぱい。

しがない中学校教師が、北新地のクラブで出会った

ホステスにぞっこん。

ホステスも現状に飽きていた。

男の「一緒に仏壇に入って」というプロポーズに

結婚してしまう。

長身女と短身男。

美人の妻をもった男はつらい。

女に来たはがきが気になって競馬場へ

そこで、一度はとるがあとはすってんてん。

女は乳がんに

男は、神社で願掛け

一途な男と病気の美人妻

ちょっと度が過ぎるが、けっこうおもろい。

ただ、折角の美人がもう一つはじけきれず残念。
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キャラメル

2009-08-07 15:12:51 | 映画
レバノン映画。

でも、普通の人生ドラマ。

エステサロンの店員と客の物語。

女性が中心。

中で、結婚を前に処女を失っていたので

急きょ処女を装う話が現実的。

題名のキャラメルは、

レバノンでは、脱毛にキャラメルを使うのだ。

結構美人も多く、主人公は監督が演じている。

まあ、時間があったら見るぐらいの映画。
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セントアンナの奇跡

2009-08-06 16:38:58 | 映画
予告編だけで、兵士と少年の交流物語かと錯覚。

2時間40分の大作にびっくりした。

中身は、濃すぎるぐらい濃い。

うっかりすると、何が何か分からなくなる

隣のおじさんは途中退席した。

だが、目を凝らすと様々な問題がぎっしり詰め込まれている。

多文化の混交の象徴的な映画だ。

アメリカ、それも黒人(差別のひどかった時代)

イタリア人、ファシストとレジスタンス

平凡な村人

ドイツ人。

冒頭、アメリカ郵便局で

郵便局員による客の射殺事件。

そして、第二次世界大戦のイタリア。

ドイツを攻撃するアメリカ軍。

川を挟んでのすざましい攻防。

それも、アメリカ黒人軍が、敵地に取り残される。

そこから始まる、黒人兵の放浪。

セントアンナの大虐殺から、逃げてきた少年を

救うことから物語は複雑に。

極限状態での人間の生きざまが

人間の本質を暴いていく。

この映画は、語りだせばきりがない

ことほど左様に、意義のある映画なのだ。



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ボルト

2009-08-05 16:40:40 | 映画
この夏一番の子供向けお勧め。大人も楽しめる。

ボルトとは、犬の名。

飼い主が、映画女優の少女。

スーパー犬として映画に出演。

自分は本当にスーパー犬と勘違いしている。

ある日荷物の中に落ち込み、ニューヨークへ。

そこでは、ただの犬。

己の力のないことを実感。

そこに、猫とハムスターの友達ができ、

一路ハリウッドへ帰ってくる。

しかし、すでに別の犬がヒーローに。

そんなとき、火事に

友達に励まされ、火の中に飛び込んで

少女を助ける。

という心温まる物語。

トップのアクション映画は、楽しめるし

そのあとは、ロードムービー、

旅先でいろいろな経験をする。

そして勇気の物語。

友情と愛情。この二つが合わさって感動ものだ。

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