ひろの映画見たまま

映画にワクワク

貴方は遠いところに

2010-12-31 16:37:28 | 韓国映画
韓国はベトナム戦争に参戦していた。 その戦争を背景にした、一種のラブストーリーだ。 歌が好きなサニー、新婚間もないのに、夫は軍隊に、 夫には愛人がいた。愛されていないと知りながら、慰問を続ける彼女。 「愛とは何か」と疑問を突き付けられ、離婚を決意するが、 韓国では、一度嫁いだら帰れない。 そして、愛人に振られた夫は戦地に志願。 行き場を失ったサニーは、ベトナムへ。 探す当てもなく、バンドに加わり慰問を続ける。 この劇団のメンバーが非常にユニークでこの映画の もう一つの面、すなわち、コミックをみせる。 米軍に取り入ったり、韓国兵を慰問したり、 サニーは、最初はおとなしい農村の娘だったが バンドに入り、ビキニにショートパンツで 戦士たちを誘惑する。 ベトコンに捕えられたり、戦争の厳しさを体験する。 最後は、ハッピーエンドといってよいのか? 一人の女の成長物語であり、音楽をメインとしたロードムービーでもある。
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Space Battleship ヤマト

2010-12-30 20:29:26 | 日本映画
山崎務のひげ面と、宇宙戦艦の模型と木村拓哉が前面に出た宣伝からは

想像もしなかった壮大な、スペースロマンだ。

日本にしては珍しく、アメリカの宇宙映画にならったというか、引けを取らない宇宙映画だ。

一方、木村拓哉を中心とした俳優陣は若く、チーム木村が戦い、

むしろスポーツ風な戦いを連想させる日本的ドラマになっている。

核に汚染された日本を救うべく、放射能を除去できる物質を手に入れるため

はるかかなたの星へヤマトは発進する。

途中幾度となく困難と闘う。

襲いくる敵の戦闘機、戦闘宇宙船、宇宙人、いずれも強敵だ。

木村は、船長の指揮に疑問をもって艦に乗り込むが、

戦ううちに、目的のためには犠牲(死)もやむを得ぬことを学んでいく。

これが一つのテーマで、平和ボケしている若者達を奮起させる。

恋愛場面がきざっぽく、いろんな疑問もあるが、2時間余を飽きさせず見せてくれる。



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相棒Ⅱ 劇場版

2010-12-29 19:04:00 | 日本映画
船をアジトにする中国のテロ組織を追う警察。

一味を捕まえようとした時、爆発が。そして殉職。

この前振りが後で効いてくる。

警視庁の会議室で定例の部長会。

そこへ侵入した男は、彼らを人質にして脅す。

前代未聞の警視庁乗っ取り。

でも犯人は一人、あっさり射殺されてしまう。

犯人の身元割り出しなど、てきぱきと警察の捜査の素晴らしさを見せる。

そして物語は、警察庁及び警視庁内の人事抗争へと発展。

それを、特命係長が、暴いていくという構図。

殺された犯人は元刑事で、例のテロ事件と関係があった。

中国の暗黒組織も出てくるが

根本は、人事抗争で、まあ警察が人を殺すかという話になる。

テンポよく話が進むので、このどでかいうそ話が

面白く、ついつい引き込まれてしまう。

検察のでっち上げ事件があるなか、

こんな話もないではないが、ちょっと、行き過ぎではないか?

その嘘くささが、バカらしい。

水谷豊のしたり顔が効いているが。





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ボローニアの夕暮れ

2010-12-26 19:04:39 | 映画
久しぶりにイタリア映画を見た気がした。

この映画、第二次世界大戦末期のイタリア北部ボローニアでの物語だ。

ムソリーニのファシズムなどがでてきて、いわゆる戦後すぐの

全盛期のイタリア映画を思い出した。

だがこの映画は、精神障害を持つ娘が、恋人の相手、それも同級生を殺す

というショッキングな物語だ。

父親は、娘のいる高校の教師。

娘は裁判で、無罪となるが、施設に収監される。

父は、妻を家において、娘の収監先の土地で暮らす。

そんな、父娘の物語だが、

美しい母も、絡んできて、物語はますます複雑に。

ちょっとテーマが多すぎて、物語を追っていくのが大変だ。

第二次大戦時のイタリアの様子が、リアリティを持って描かれている。

最後は、ある種のハッピーエンドで救われる。



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ボーイズ・オン・ザ・ラン

2010-12-23 19:56:32 | 日本映画
漫画の映画化だ。

29歳のダメ社員が、ライバル会社の男にそそのかされ、

片思いの恋人に接近する。

そして、走って走って走り続ける。

結果は?

恋人は、ライバル会社の男と寝た。

そこで、その男に決闘を申し込む。

鍛錬をし準備するが、あえなく。

そんな、苦い苦い突っ走る青春映画だ。

銀杏BOYZの峯田が主人公を演じ、地で行くような体当たり演技で好演。

砕けて散る。そして己を保つ。男意気だ。それがよわ男だけに余計つらい。





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最後の忠臣蔵

2010-12-22 20:13:06 | 日本映画
池宮彰一郎原作の映画化だ。

忠臣蔵の大石内蔵助に隠し子がいた。

主君の命で、隠し子を育て上げ、嫁入りさせる、そんな男の物語だ。

男と女、16年もの間育ててくれた男に、女は情を寄せる。

だが、説得され嫁に行く。

その二人の感情の交差が、素晴らしい美術陣の後押しもあって

杉田監督は、情感深く描いている。

また、役所はそれにこたえる演技が光る。

一方、討ち死にした家族たちを訪れ、その苦労に報いようとするもう一人の

生き残りがいた。

二人を軸に、武士の世界の生き様が重くのしかかる。

武士の定めとして付けなければいけないけじめ。

その感覚は、理解を超える。
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冬の小鳥

2010-12-20 12:24:07 | 韓国映画
監督自身が、家族に捨てられ養護施設で育った経験を持つという。

だからこそ、この映画には、切々と心にしみるものがある。

好きだった父親に捨てられた9歳の少女。

死にかけていた小鳥を助けようと育てる。

自らの境遇を反映しているよう。

だが、この施設、キリスト教の施設だが

子供の自主性を、かなり重要視し、

決して、子供たちを強制せず温かく見守る。

少女の激しい感情は、拒否に始まるが、

やがて、年長の友達ができ、徐々に心が開いていく。

親に捨てられた悲しみは体験していないのでよくわからないが

しかし、彼女はそれをばねにして生きようとする。

くじけながらも、自分の体験を通して成長していく。

淡々と、出来事を綴りながら、子を捨ていく親にたいする

警鐘ともとれる。

最後は、少女の意思で明日が見える。

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クヒオ大佐

2010-12-19 15:44:39 | 日本映画
実在した結婚詐欺師。

一応原作はあるが、米軍に扮し女をだます男の物語。

最初、米軍の立派な軍服を着て現れ、美女と相対しているときは

こちらも騙されそう。

堺雅人が、人口の鼻で、アメリカ人を見事に演じ、言葉はなまりのある日本語。

騙される女には、弁当屋の女社長、博物館の学芸員、キャバレーのナンバーワンホステス。

学芸員とホステスは、近づくところから入るので

女の口説き方の手ほどきだ。

だが、途中から弁当屋の弟に、ニセ米兵と暴かれてからが

あたふたする、クヒオ大佐が面白い。

口説かれる女もそれなりに事情があって、なるほどこんな女が騙されるのかと

中で、日米の関係を批判する場面が出てくるが

これはあくまでパロディ風なので、なにかよけいな気がする。
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ロビンフッド

2010-12-16 20:44:22 | 映画
我々のよく知っているロビンフッドではない。

その原型だという。

壮大な歴史ロマンだ。

イギリスの獅子王リチャード一世が十字軍に従軍し

ヨーロッパ各地を転戦した時代。

ロビンフッドは、一騎士として活躍。

王が戦闘で亡くなり、その王冠を持ち帰る役目をおった騎士が

闇討ちで亡くなる、たまたまそこに来合わせたロビンは

その遺志を継いでイギリスに帰る。

騎士の故郷で、その父に請われ落ち着く。

そして、騎士の妻と情を交わす。

一方、新しい王のもとで民が苦しみ、

そこをつけこんだフランス軍が押し寄せてくる。

海辺で、大群を防ぐ指揮をロビンがとり、フランス軍を追い返す。

骨太な騎士をグラディエーターでコンビを組んだ

ラッセルクロウが演じ、物語を面白くしている。

彼に絡み、女性ながら参戦する、騎士の妻にケイトブランシェットが扮し

壮大な戦争叙事詩と

ラブロマンスという、中世歴史劇を厚みのあるものにしている。

戦闘場面も、工夫が目立ち、飽きさせない。
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仁寺洞スキャンダル

2010-12-12 16:41:29 | 韓国映画
韓国名画の修復と偽作。

スキャンダル渦巻く仁寺洞での、かけひき。

壮大な計画の元新人監督が手掛けたというが、

なにしろ話が複雑すぎる。

登場人物が多すぎ、さらに昔の画面が挿入され、よく見ていないとおいて行かれる。

神の手を持つ修復師、これが良い方かというとそうでもなく、

事件をしでかすプロモーターでもある。

さらに複雑にするのがこれを追いかける警察。

執念で追いかける女刑事もかっこよいが、警察も一筋縄ではない。

まあ、オムジョンファ扮する凄腕の女経営者ペテジンと

男前の修復師イガンジュ(キムレオン)の、だましだまされの関係が

ちょっと現代的で面白いのと、

修復師の技術の裏側が垣間見れるのがみつけものだ。

それにしても、大掛かりの割に肩すかしの感じ。
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