ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「サーホー」、「バーフバリ」を演じたプラバース主演による、架空の都市を舞台にしたクライムアクション!

2020-10-24 15:04:31 | アジア映画

おすすめ度 ☆☆☆

インド映画、アクション映画好き ☆☆☆☆

インド映画らしい歌と踊り満載、プラバースの男臭いヒーロー像、長時間上映(169分)とインド映画らしさ満載。(嫌いな人もいる)

おまけに登場人物が多く、整理がつかなくてわかりにくい。

どんでん返しがあって、どちらが味方か?

 

これらを乗り越えて、アクションシーンに目を向ければまさにフル回転。

いくつかの映画のオマージュ。

バイク&カーチェイス、空中戦、銃撃戦、肉弾戦などエクストリームな見せ場がメガ盛り!世界の頂点を極める《サーホー・ワールド》が幕を開ける!

特に人間飛行船が面白い。

強い男を前面に、女を絡ませて、世界各地をへめぐり、王道のインド映画だ。

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「幸福路のチー」、台湾発幸せのレシピ!

2020-09-30 16:55:48 | アジア映画

おすすめ度 ☆☆☆☆★

台湾映画

東京アニメアワードフェスティバル2018で長編グランプリ、第55回電影金馬奨で最優秀アニメーション映画賞を受賞。

台北郊外に実在する「幸福路」を舞台に、祖母の死をきっかけに帰郷した女性が幼少時の思い出とともに自分を見つめ直す姿を、台湾現代史を背景に描いたアニメーション映画。

主人公チーは、1975年4月5日生まれ。4月5日は蒋介石が亡くなった日である・・。

この映画は、少女の成長と台湾の歴史が複合した大パノラマだ。

また、台湾族の祖母、アメリカとのあいの子の同級生。夫はアメリカ人と国際的でもある。

しかし、幸福路が示すように、故郷で過ごすことを決意するラスト。

「幸せとはいっぱい食べていっぱい寝ることだよ」との言葉、だが、それだけではないことをつくづく感じたチー。

まさに、現代の「幸福感」を問うた映画だ。

でも、うまいアニメ。台湾なのに。

いつしかチーと同化して涙が止まらない。

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「第三夫人と髪飾り」19世紀の北ベトナム!

2020-08-12 18:52:01 | アジア映画

おすすめ度 ☆☆☆★

ベトナム映画 R15+

舞台となるのは世界遺産 ニンビン省チャンアン。

奇岩が連なる断崖絶壁の山々とその麓を流れる川や湿原が織りなす景観は素晴らしい。

封建時代、金持ち男は、三人の妻が持てた。

女は、男を生むための道具。

主人公のメイは14歳で嫁いできた。

一人息子を持つ第一夫人と、三人の娘を持つ第二夫人、大家族として一緒に住む。

鶏をさばいたり、蚕を育てたり、女の仕事は忙しい。

当然若妻はセックスをする。

だが、この映画は、女を描いているが、性描写は淡々としている。

きれいな風景と豪華な屋敷、女たちの生活。

出産シーンや自殺シーンなどショッキングな場面も。

封建時代を描いて、女の自立を求める。

撮影当時13才の主人公の性を描いているとして、ベトナムでは、公開後すぐに上映禁止に。

監督はベトナムで生まれ育ち、ニューヨーク大学で映画制作を学んだアッシュ・メイフェア。

トロント国際映画祭、シカゴ国際映画祭をはじめ世界51 の映画祭 で熱狂的な支持を得て、数々の映画賞に輝いている。

 

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「盲目のメロディ インド式殺人狂騒曲」、だまされまくる狂騒曲!

2020-06-15 17:39:00 | アジア映画

おすすめ度 ☆☆☆★

インド映画 上映時間138分

盲目を装っているピアニストが殺人事件を目撃してしまったことをきっかけに、クセの強い登場人物たちが繰り広げる裏切りや騙しあいを描いたインド製のクライムコメディ。

前半こそ、恋人と良い仲になって、軽やかなピアノ曲がふんだんに出てきて、ダンスシーンこそないものの、音楽みはたっぷり。

恋人の親の店で、ピアノ演奏。そこにやってきた往年の大スター、プラモード。

彼の誘いで、彼の家に行ったのが、運の尽き。

そこで殺人事件を目撃、だが、盲目を装っているので、どうしたらよいやら。

警察に駆け込むと浮気男が、そこの署長。

そこから話がどんどん広がって。

臓器移植の話が、持ち上がり、薬を盛られて、本当の盲目に・

予期せぬ展開がこの映画の真骨頂。

ちょっとインド味豊かな、インド映画らしからぬ映画。

 

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「あなたの名前を呼べたなら」、インド格差社会の恋愛は?

2020-04-22 17:21:52 | アジア映画

おすすめ度 ☆☆☆★

インド・フランス映画

助監督や脚本家としてヨーロッパでも活躍するムンバイ出身の女性監督ロヘナ・ゲラの長編デビュー作。それゆえ、インド映画らしい、ダンスシーンや長時間といったものは見られず普通の恋愛映画だ。

経済の発展が著しいインドのムンバイが舞台。

夫を亡くしたラトナは建設会社の御曹司アシュヴィンの新婚家庭で住み込みで働く予定だった。しかし、婚約者の浮気が発覚して直前で破談となってしまい、広すぎる高級マンションに1人で暮らすことになった傷心のアシュヴィンを気遣いながら、ラトナは彼の身の回りの世話をしていた。

恋人を失ったぼんぼんと、田舎から出たデザイナー希望の真面目家政婦。

身分社会のインド。その格差は厳然としたものがある。

タイトルの「あなたの名前を呼べたなら」は、ご主人様を決して名前で呼べない封建社会。

大都会ですらこうなのだ。

で、御曹司は、結局アメリカへ。

ただ、ラストは、少し前向きな終わり方。

てらわない演出が光る。

 

 

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「ロボット2.0」、インド版ロボットの活躍!

2020-04-08 17:17:25 | アジア映画

おすすめ度 ☆☆☆

インド映画

「ムトゥ 踊るマハラジャ」のラジニカーントが1人2役で主演し、大ヒットを記録したインド製SFアクションコメディ「ロボット」のシリーズ第2弾。

携帯電話が主役。

突然、みんなの携帯が手元を離れ空を飛んでいく。渡鳥が飛ぶような、携帯電話の群れ。

やがて、それがまとまって、大きな鳥となり、電波塔をぶっ壊し、人々を恐怖に陥れる。これが渾身のCG映像で、圧倒される。

この原因が、鳥博士、博士は、携帯の普及と電波塔の出力で渡り鳥の感覚が壊されていると主張。だが、業者や政府は聞く耳を持たない。

そして博士は携帯の鳥の化身として、人々を恐怖に陥れる。

まあ、そんな背景があって、これを抑えるには、ロボットしかないと、ロボット開発者の登場。

彼が作ったロボットの後継機ロボット2.0.

そして携帯電話集団と、ロボットとの闘いが。

なにしろ「ロボット」で稼いだ金に飽かせて、壮大なアクションシーン。

ただ、インド映画は長い。147分とインド映画にしては短いのだが。

今回、女性ロボットが大活躍。美人。

ラストは、インド映画らしいダンスシーンで盛り上がる。

金のかかった大作だ。

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「ガリーボーイ」、インドスラム街育ちのラッパー、成長談!

2020-01-20 17:35:18 | アジア映画

おすすめ度 ☆☆☆

ラップ好き ☆☆☆☆

インド映画 154分の長尺

インドで活躍するアーティスト・Naezyの実話をもとに、スラムで生まれ育った青年がラップとの出会いによって人生を一変させる姿を描いた青春サクセスストーリー。

女性監督が、女性目線で、インドの古い習慣を打破する人々を描く。

インド映画といえば、ダンスシーンがふんだんだが、本作は、従来のダンスシーンはすてて、ラップミュージックのオンパレイド。インドらしい躍動感満載。

ムンバイの貧しい家庭で生まれ育った青年ムラード。両親は彼を大学へ通わせるため一生懸命に働いているが、そんな親の思いを知る由もなく、ムラードは悪友と車上荒らしに手を染め、医者の父を持つ身分違いの彼女と内緒で付き合っている。自分の人生を半ば諦めて生きてきたムラードだったが、大学構内でフリースタイルラップのパフォーマンスをしていた学生MC Sherとの出会いをきっかけに、ラップの世界にのめり込んでいく。

親からの反対と、恋人とのいざこざ。極貧生活は、難題を押し付けてくる。

それにもめげず、ラップコンテストに挑む青年の姿が潔い。

ランビール・シンが、ラップに挑戦、自らラップを刻んでいる。

 

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「バジュランギおじさんと、小さな迷子」、愛は国境を超える!

2019-10-09 13:05:00 | アジア映画

おすすめ度 ☆☆☆☆

インド映画

2015年、1本の映画が世界を笑いと感動に包み込んだ。
底抜けに正直でお人好しなインド人青年と、声を出せないパキスタンからの迷子の少女の二人旅を、国や宗教、人間愛についてのメッセージと、ほっこりとした笑いに包んで描き、世界中から人種を超えた熱い支持を受けたのだ。インドでは、30以上の映画賞を受賞して大ヒットとなり、全世界でも150億円に迫る興収を記録して、映画批評サイトRotten Tomatoesの満足度は驚異の100%をマーク。

幼い頃から声が出せない障がいを持つシャヒーダーは、パキスタンの小さな村からインドのイスラム寺院に願掛けにやってきた。しかし、その帰り道で母親とはぐれてしまい、1人インドに取り残されてしまう。そんなシャヒーダーが出会ったのは、正直者でお人好しなパワンだった。ヒンドゥー教のハヌマーン神の熱烈な信者であるパワンは、ハヌマーンの思し召しと、シャヒーダーを預かることにするが、彼女がパキスタンのイスラム教徒だと分かり驚がくする。

そして、争いの続く国境を越えパキスタンへ。パスポートもビザもなしに。

だが、スパイ容疑で捕らわれてしまう。

ラストは、民衆たちの総決起。まさに感動ものだ。

主人公パワンをインド映画界の人気スター、サルマーン・カーンが演じる。

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「KESARI ケサリ 21人の勇者たち」、砦を死守するインド軍!

2019-10-05 18:02:56 | アジア映画

おすすめ度 ☆☆☆

インド映画好き ☆☆☆★

インド映画 R15+ 戦闘シーンがかなりリアル。

154分の長尺。ダンスシーンがあったり、まあ、この長さはインド映画では普通なのだが。

一応、史実らしい。

時代背景等がよくわからないが、要は、イギリス占領下のアフガニスタン国境。

たった21人が守備をする砦。普段は、通信だけの砦だ。

そこに着任したイシャルシン。

1万人の敵を相手に、自らの正義を貫くため、たった21人(ともう1名)で戦いを挑んでいった男達の物語だけあって、そのストーリーは非常に圧巻かつ壮絶です。

荒野にぽつんと立つ砦。

敵は、攻めても攻めても撃退される。

だが、銃弾もなくなり、白兵戦となる。

サフラン(ケサリ)色のターバンを巻いて、シク教徒の意地を見せる。

圧巻の戦闘シーン。

 

 

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「宵闇真珠」、開発でつぶされる香港の漁村、白い少女と外国人の男!

2019-07-21 18:00:14 | アジア映画

おすすめ度 ☆☆★

香港。マレーシア・日本合作

ウォン・カーウァイ作品のカメラマンとして知られるクリストファー・ドイルが、ジェーン・シュンと共同監督を務めたドラマ。

日光を浴びることができない少女と、どこからともなくやってきた異邦人の男の出会いから始まる物語をつづる。

日の光を浴びるとやせ細ってしまう奇病に侵された16歳の少女は、日没後に肌を露出し、お気に入りの音楽をお気に入りの場所で楽しむことが、唯一孤独を癒す手段だった。ある日、彼女は突然その村に現れた異国の男(オダギリジョー)と知り合う。男との出会いから、少女は今まで知ることのなかった、彼女自身のルーツに触れることとなるが……。

一方、この村は、開発の対象で、やがて消えゆく。

白い少女は何を意味するのか。

失われゆく、風景を監督は、アーティスティックに切り取っていく。

物語は、いまいちだが、おとぎ話のような、雰囲気がはかない。

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