おすすめ度 ☆☆☆★
【“ほや”ってなあに?】
形がパイナップルに似ていることから「海のパイナップル」と呼ばれるほや。主にマボヤと言われる種類が東北地方に多く生息している。一見、貝のように見えるが脳神経、心臓、消化器官をもつ、れっきとした動物で、我々「人」に最も近い無脊椎動物だ。卵から生まれ、赤ちゃんのころはオタマジャクシのような形で海を泳ぎ、やがて住む岩場を決めると背骨がなくなり、脳がなくなり成体の形になっていく。甘み、苦味、酸味、塩味、うまみの5つの味わいを一度に堪能できる。
人生大ピンチの兄弟と漫画家、ありえない出会いはやがて、最強の絆で奇跡を起こす!家族の再生を描いた純度100%の感動作。
豊かな海に囲まれた美しい島で一人前の漁師を目指すアキラと、生まれつき障がいを抱える弟のシゲル。両親は行方不明で莫大な借金を抱えているが、島の人々に助けられながら、どうにか暮らしている。そんな彼らの前に、都会からやって来た訳ありの女性漫画家・美晴が現れる。美晴は兄弟に彼らの家を売ってほしいと言い出し、3人はなぜか一緒に暮らすことになるが……。
島に来た漫画家・美晴は大金をちらつかせて、二人の住む家を買うという。なんでも仕事場にするのだという。売る気はないが、借金もあって頭金は欲しい。そんな考えのアキラが考えた秘策は、親父の残した「ほやマン」の着ぐるみで動画を撮っての一攫千金。最初は鳴かず飛ばずの再生回数が何故か突然伸び出して…