おすすめ度 ☆☆
劇場未公開
クリスマスシーズン。
サンタさんが殺人鬼とは。
サイコパスなサンタクロースに扮した殺人鬼カップルが、リストアップした“悪い子"たちを30人以上殺しまくる!!超過激なクリスマス・ホラー!
斧などの武器で人々を血祭りにあげるのはサンタクロースのコスチュームを着たサイコパスな殺人鬼カップル。彼らを追うFBIチームを嘲笑うかのように“悪い子"たちを殺しまくる!
病院での事件、実は患者の虐待に加担した役員たちを血祭りにするの狙い。
サンタコスプレの殺人鬼が、クリスマスに殺しまくる絵はいいとしても、描写が稚拙で飽きが来る。残念。
おすすめ度 ☆☆☆
カナダ・ベルギー合作
株取引で年間500億円以上の儲けを確実に手にするため、あるプロジェクトを実現させた男たちを描いた実話をもとにしたドラマ。
株の取引はミリ秒単位の差で莫大な損得が発生する。
カンザス州にあるデータセンターとニュージャージー州にあるニューヨーク証券取引所のサーバーまでの直線距離1600キロに光ケーブルを敷くプロジェクトが始動。
ヴィンセント・ザレスキ（ジェシー・アイゼンバーグ）と従兄弟のアントン（アレクサンダー・スカルスガルド）がこの大事業を発案、実施。
その間、土地買収や、会社による妨害、山地の苦労、果てはヴィンセントの病気と苦労続き。
映画のラストは決してハッピーエンドとは言えないけれど、ヴィンセントとアントンは何か大事なものを得た終わり方になっている。
おすすめ度 ☆☆☆
中国の空軍が全面協力し、本物の戦闘機や輸送機を使用して撮影された本格スカイアクション。
ある日、近隣のマブ国で長距離弾道ミサイル施設を占拠するテロが発生。エースパイロットのウー・ディーは人質救出とテロ組織壊滅を目的とした極秘ミッションに就くことに。
ウー・ディーは、敵のレーダー網をかいくぐるため夜間に山脈の谷間を飛び、敵地を急襲するという作戦を命じられる。
脱税で物議をかもしたファンビンビンも出演しているが、彼女の婚約者（もう結婚しているのかも）リーチェンが、主演・監督。
中国空軍が全面協力しているので、航空アクションは、かなり本物。
トップガンには、及ばないが、物量面では十分。
二番煎じでよければどうぞ。
おすすめ度 ☆☆☆☆
第44回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞し、草なぎも最優秀主演男優賞を受賞作品。
トランスジェンダーの主人公と親の愛情を知らない少女の擬似親子的な愛の姿を描いた、内田英治監督オリジナル脚本によるドラマ。
ある日、凪沙は養育費目当てで、少女・一果を預かることになる。常に社会の片隅に追いやられてきた凪沙、実の親の育児放棄によって孤独の中で生きてきた一果。そんな2人にかつてなかった感情が芽生え始める。
草なぎと少女を演じた服部樹咲の素晴らしい演技に圧倒される。
特に草凪は、いわゆるショーパブのおかまを見事に演じ上げている。
その所作は、歩き方の特徴されるように研究しつくした演技。まさに喝采もの。
しかし、物語は、感情移入した少女への愛から、タイでの手術に踏みきり、悲惨な結果をもたらす。
ジェンダーの生きづらさ、一方で、育児放棄された少女が、バレーに目覚める過程も、服部の演技が光る。
草なぎの演技もさりながら、トランスジェンダーを描きながら、人生を歌い上げる演出も見事。
おすすめ度 ☆☆☆★
原作、芥川賞作家・綿矢りさの同名小説。
何年も恋人がおらず、ひとりきりの暮らしにもすっかり慣れた31歳の黒田みつ子。そんな彼女が楽しく平和に生活できているのには、ある理由があった。彼女の脳内にはもう1人の自分である相談役「A」が存在し、人間関係や身の振り方に迷った際にはいつも正しい答えをくれるのだ。
そんな彼女に、年下の彼氏ができる。
のん、がこの一人暮らしの女役に挑戦。やはり芸達者、最後まで飽きさせない。
脳内Aの存在がいい。
年下男を林遣都が好演。
ローマに暮らす、先に結婚した友人を訪ねる。（橋本愛が、あまちゃん以来ののんとの共演）
まあ、私目とは縁遠い、独身女性の話、裏の声が生々しい。
第33回東京国際映画祭TOKYOプレミア2020において、映画祭唯一の賞となった「観客賞」を受賞!
おすすめ度 ☆☆☆★
遺伝子操作で作られた人類初のクローンの護送任務を命じられた余命わずかなエージェント・ギホンが主人公のSFアクション。
クローンが、命とか、人間の行いについて、疑問を持ち、連れ合いに尋ねる。
禅問答的なシーン。
青年になって初めての旅、目的は？、生きるとは？
余命宣告を受けた元情報局員の男ギホンは、国家の極秘プロジェクトによって誕生した人類初のクローン、ソボクの護衛を命じられる。ところが任務開始早々、何者かの襲撃を受ける。からくも生き延びた2人だったが、人類に永遠の命をもたらす可能性を秘めたソボクの存在を狙い、その後もさまざまな勢力が襲ってくる。危機的な状況の中で逃避行を繰り広げる。
そういう意味では、アクション映画。クローンの力がすごい。
コン・ユが元情報局員ギホン、パク・ボゴムがクローン青年ソボクを演じる。
おすすめ度 ☆☆★
劇場未公開
全米初登場2位×4週連続トップ10! 各国の映画祭を席捲×アカデミー賞選考の大ヒット復讐アクション!
親友と恋人を殺され復讐に燃える男。ロンドンを総べるファミリーを護ろうとする男家族と地元を護ろうとする男。汚れた3人の男たちの正義が交錯する珠玉の復讐アクション!
ヴィニー・ジョーンズ×ロン・パールマン×マルコム・マクダウェル。数々の大作映画で脇役を演じてきた盟友にして名優の3人が主役として競演!
マフィア的ファミリー と血の家族 仲間 恋人と様々に描かれる人間ドラマ …… これが ある殺人から 復讐劇に変わり怒濤のラストへ 的な作品でありました …… ♀️
しかし、残念ながら、私めには、響かない映画でした。
おすすめ度 ☆☆☆★
作家としても活躍する現役医師・南杏子の同名小説の映画化。
吉永小百合が、終末医療の医師を演じるということで話題に。
東京の医療機関で働いていた勤務医が、ある事情で、金沢の在宅医療をしている診療所に勤めることに。
東京で一緒に働いていた大学職員も参加。
病院勤務と在宅医の違いに戸惑いながら、死と向き合う患者の見取りをしていくことに。
いくつかのエピソードが、綴られていくが、小児がんの少女のシーンが印象に残る。
さらに、父親の末期にも付き合うことになり、安楽死の問題にも触れる。
だが、総花的で、深みに欠ける。
松坂桃李、西田敏行、広瀬すずほか、有名俳優が参加。
おすすめ度 ☆☆☆★
2007年作品
意外に泣ける映画。
前半夫のちゃぶ台返しに、不幸を嘆く幸恵。
後半になると、中学時代の痛い思い出。
熊本さんとの切ない別れ。
東京へ出ての買春時代。
夫との出会い。
妊娠となかなか泣かせるドラマ。
中谷美紀が、「嫌われ松子」に次ぐ、不幸女の演技。
拾い物だった。
監督堤幸彦、阿部寛、西田敏行、遠藤憲一、カルーセル麻紀ら好演。
おすすめ度 ☆☆☆
R15
カリコレ2019／カリテ・ファンタスティック！シネマコレクション2019」（19年7月13日～8月9日）上映作品。
内向的で、たった一人の友達にも隷属している主人公。高圧的な父親には逆らえず、クラスではいじめにあい、友達の彼氏を想う気持ちを隠している。鬱屈した彼女は、ある時から鏡に映る自分が別の人格であることに気づく。いじめがエスカレートして、自分の状況がつくづく嫌になった時、鏡の中の存在と入れ替わる。自由奔放な、入れ替わった彼女は、次々と復讐を果たしていく…
主演は1968年『ロミオとジュリエット』で世界中を魅了した“永遠の美少女"オリヴィア・ハッセーの愛娘インディア・アイズリー!
凄惨な復讐劇に身を投じる孤独な美少女を、文字通り「裸」で熱演! 激しいラブシーンやヴァイオレンスにも挑んでいる!
双子がキーワード。
