ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ネルーダ 大いなる愛の逃亡者」、チリの国民的文学者の物語!

2018-07-31 16:02:04 | 映画

おすすめ度 ☆☆★

チリ・アルゼンチン・フランス・スペイン合作  PG12

チリは、南米大陸西海岸の細長い国だ。独立してからもペルーやボリビアと戦争しており、仲は良くない。

太平洋戦争時は、日本と戦ったが、こちらにはその意識は薄い。

本映画は、その太平洋戦争後、間もなくの時代。急進党からガブリエル・ゴンサレス・ビデラ政権が誕生。ソ連を排除しようと共産党は弾圧される。

ネルーダは、文学者であり、共産主義者であり、政治家でもあった。冒頭議会での活躍が描かれる。

だが、この映画の主体は、ビデラ大統領に追われるネルーダの話で、一人の刑務官がネルーダを追いかける。

この逃走劇が小説になり、それがノーベル賞へとつながる。

文学者としての評判は高いが、国家体制が不安定なので、どうなのだろう。

追いかける刑務官のナレーションで話が進むという、特異系。

ラストは雪原での出来事に。

美しいチリの風景が背景にあり、ネルーダの女好きが映画の幅を広げている。

ただ、いまいち、チリのこともネルーダのことも、知識がないので、映画の良さも半減。

 

 


 

 

 

 

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「ゲット・アライブ」、 冴えない詐欺師チーム VS 極悪非道 のギャング集団.!

2018-07-31 09:34:58 | スペイン映画

おすすめ度 ☆☆

スペイン・アルゼンチン合作 舞台はアルゼンチン

「未体験ゾーンの映画たち2018」上映作品

娼婦と組んで、美人局をしているレオ、ターゲットの男がギャングに襲われる現場を目撃してしまう。

おまけに、秘密のデータが入ったファイルを手に入れてしまい、ギャングに狙われる羽目に。

ギャングのボスは、最強の殺し屋を雇い、レオは兄や仲間に助けを求める。

ユダヤ教とロックバンドのKISSをねたに話を膨らませている。

殺し屋の弾があたらないなど、コメディ要素も。

まあ、ドンパチは派手で、気晴らしにはいいかも。

でも生ぬるい。

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「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス」、キューバ音楽の神髄!

2018-07-30 17:08:20 | イギリス映画

おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)

キューバ音楽好き(私も) ☆☆☆☆☆

1999年製作の音楽ドキュメンタリー『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』はヨーロッパ映画賞ロサンゼルス映画批評家協会賞のドキュメンタリー映画賞を受賞するなど高く評価された。監督は、ヴィム・ヴェンダース。

それから,約20年、その続編である。

今回は、ヴェンダースは製作総指揮にまわり、ルーシー・ウォーカーが監督。

その後の「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(BVSC)」。

発足当時、すでに高齢者が数多くいたが、途中他界したりして、今は、新旧メンバー混入。

前作と違うのは、キューバの歴史を紐解いたり、メンバーの若かりし頃を描いたりと多彩。

でも根底に流れるのは、常にBVSCの音楽だ。

映画が成功して各地でのコンサート。

ラストは、オバマ大統領のキューバ訪問だ。

ラテン音楽は、華やかで、リズミカル。だが、キューバ音楽には、アフリカ黒人音楽の影響もあり、心にしみる。

そして歌声のすばらしさ。これは、他人にはまねできない。

キューバ音楽が嫌いな人は、この映画の良さは分からない。

逆に好きな人は、ぞっこん好きだ。

今回でアディオスなので、さみしい限りだ。

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「私の少女時代 Our Times」、台湾メガヒットの青春映画!

2018-07-29 16:53:42 | 映画

おすすめ度 ☆☆☆★

青春映画好き ☆☆☆☆

台湾映画 PG12

2015年、台湾で公開されるや4億台湾ドル(約13億円)のメガヒット。続いて中国でも興収1億元(13億円)とヒット。

確かに、胸キュン映画。

高校生活、さえない女子チェンシンに、不幸な手紙が届く。そして3人に不幸な手紙を書く。その一つが、不良のタイユイ宛。

そこから物語が展開。さえない女子なのに、持て男と、不良男の二人に振り回される羽目に。

そのエピソードの数々が、なんとも乙女チック。

チェンシン、それが意外と美人だったりして、

でも、ローラースケートのダメっぷりが男心をくすぐるのか。

展開が読めないはじけっぷりが、まさにコメディ。テンポもよい。

そして、ずっとアンディラウ好きを通して、後半には本物のアンディラウが出演して盛り上がる。

暴力教師のしごきがあったり、不良同士のタイマンがあったりと結構派手だが、基本胸キュン恋愛映画。

日本映画にはない活力がある。

 

 

 

 

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「未来のミライ」、妹のみらいちゃんに嫉妬するくんちゃん。

2018-07-28 18:31:24 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)

細田守監督が手がけるオリジナルの長編劇場用アニメーション。

夏休み、アニメのシーズン。細田さん新作。

今回は、4歳の男の子クンちゃんが主人公。

お父さんが建築家だけあって、ちょっとモダンな風変わりな家。

妹未来ちゃんが誕生、親の愛情は未来ちゃんに、おかげで、かまってもらえないクンちゃんは、庭ですねまくる。

細田監督、自身に妹が生まれ、それを題材に。

題名はシャレにならないが、大きくなった未来ちゃんが、突然現れ、過去へタイムループする。題名からすると、未来のミライちゃんと何か事件が起こるのではと思うが、そうはならない。

そして、クンちゃんは様々な冒険をし、かっこいい曽祖父に出会ったり、祖父母の恋の話があったりと話は弾む。

細田監督の作画術は見事なもので、きれいな絵が心を和ませる。

ただ、ちょっと話がだれるので残念だ。

 

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「マイ ビューティフル ガーデン」、植物嫌いの女の子が、美しい庭を蘇らせる。

2018-07-27 17:17:01 | イギリス映画

おすすめ度 ☆☆☆

いかにもイギリスらしい、庭をめぐる、エピソードの数々。

ちょっと偏屈な、でも聡明な女の子。

図書館勤め。

本を調べにやってくる若者。いつしか恋心が。でも、それは脇の話。

メインは、借り家の庭を一か月以内に整備しないと退去させるとの大家のきついお達し。

だが、幸いなことにそれまで疎遠だった隣家のおやじが、指南してくれることに。なんと隣家のおやじはガーデニングの専門家。

イングリッシュガーデンがあちこちにあるように、イギリスはガーデニングの国。

ちょっと風変わりな女の子と、その道の達人との微妙な組み合わせ。

さらには、料理の達人まで登場して、楽しい物語になっている。

 

 

 

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「ニーゼと光のアトリエ」精神病者を人間として扱ったニーゼ!

2018-07-26 19:02:21 | 映画

おすすめ度 ☆☆☆☆

ブラジル映画。

2015年・第28回東京国際映画祭コンペティション部門に出品され、最高賞の東京グランプリと最優秀女優賞を受賞した(映画祭上映時タイトル「ニーゼ」)。

まだまだ実話が転がっているのか。

本作品も、例によって、エンドロールで本人が登場する、

1940年代、第二次世界大戦の最中だ。

精神分析医ニーゼは、ある精神病院に職を求めて訪問する。

当時、精神科の治療は、電気ショックとか、ロボトミーが主流であった。ノーベル賞さえ受賞している。

現場は男社会で、患者の自由時間を任される。

やがて、一人の患者が絵具とキャンバスを提案。

患者たちに絵を描くことを勧める。

嫌がっていた患者も嬉々として絵を書くようになり、最後は、展覧会を開くまでになる。

庭で遊ばしたり、自然と触れることを優先した。

やがて一人の男性が暴力をふるい、結局ロボトミー手術を受けることになる。

万事がうまくいくわけはない。

ただ、一人の女性医師が、敢然と因習に歯向かう姿は勇ましい。

グロリアピレスの演技は圧巻だ。



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「ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男」メンズ・レディスコレクションの舞台裏!

2018-07-25 16:37:16 | ドイツ映画

おすすめ度 ☆☆☆

ファッション好き ☆☆☆☆

ドイツ映画・ベルギー映画

ベルギー出身の世界的ファッションデザイナー、ドリス・バン・ノッテンを追ったドキュメンタリー。

ドリスはベルギーで生まれ親が仕立て屋。なるべくしてなったファッションの世界。

東京にも旗艦店をもつ世界を股にかけるデザイナーだ。

彼の創作活動の一部始終を丹念に拾い上げて、その切れ者の所作を描いていく。

私も、一時期、ファッションに興味があり、ファッションショーを見に行ったものだ・

当時、流行通信なるテレビ番組で良く解説に耳を傾けたものだ。

それだけにこのドリスの職人気質とアートのセンス良さが、胸に迫ってくる。

一方、アントワープの自宅で花をめでる姿は。一服の清涼剤。

パートナーとの触れ合いについては、あまり深く描いていないが、そこは秘密なのだ・

パリのグランパレから始まり、オペラ座での公演と意欲作を見せている。

多くのモデルを使っているだけに、勢ぞろいした姿は圧巻だ。

 

 

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「5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生」、視覚障碍者のありえない実話!

2018-07-24 13:44:05 | ドイツ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

実話好き ☆☆☆☆★

PG12 お色気シーン

95%の視力を失いながら「5つ星ホテルで働きたい」という夢のために大芝居を打った学生の実話。

途中、5%しか見えない映像の描写で、こちらも5%しか見えない状態が実感できる。

実話と言いながら、実によく練られた脚本で、隅々に気配りがされている。

同じ試験を受ける同僚に助けられ、山を自転車で下る冒険も。

ただ、見えない視力で、幼児を預かる冒険は、いただけない。

しごきの教官も出現して、ドラマは盛り上がる。

一方、恋人も子持ちバツイチ。

無理をしないところがいい。

ただ、結婚式で大失敗のあたりの描写はドラマとはいえ、きつい。

主人公は、ドイツ人の母とスリランカ人の父を持つ。演じるは、エスニックな野性味と端正
な甘いマスクが魅力のイケメン俳優コスティア・ウルマン。


 




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「母という名の女」、それはまさにモンスターであり、サスペンス。

2018-07-23 17:50:20 | 映画

おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)

シリアスな映画好き ☆☆☆★

観客はぱらぱら。

PG12 セックスシーン

メキシコ映画

第70回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞を受賞(「父の秘密」「或る終焉」のメキシコ人監督ミシェル・フランコ)

メキシコのリゾート地バジャルタの海沿いの家に2人きりで暮らす姉妹。

17歳の妹が妊娠・出産。

別居していた母が、子育てにやってくる。

だが、この母親。

前半は、淡々とした流れ、後半この母親がモンスター化。

そこから常識破れの行動が始まり、いささか、はてなの感じ。

この寒々とした感じは、何なのか?

それは人間の本性でもあるのか?

疑問符の付く展開に

そして娘は??

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