ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「カリーナ、恋人の妹」、ロシア新人監督による青春物語!

2019-09-03 18:33:23 | ロシア映画

おすすめ度 ☆☆★

劇場未公開 WOWOW放映

ソチ・オープン・ロシア映画祭新人監督賞受賞!
孤独な若者と、その恋人の妹。惹かれ合い、快楽に溺れていく二人を描いた官能ドラマ。

本作の監督を務めたのは俳優出身、弱冠26歳のアレクサンドル・ゴーチリン。
監督デビュー作ながらロシアで閉塞感を感じる若者たちと、その過激な性生活を描ききり、大きな話題を集めた!

20歳の青年サーシャは行き場のない不安や苛立ちを感じていた。ミュージシャンとしての活動は頭打ち、恋人ヴィカと結婚を約束したものの気が乗らず、友人たちとつるんでセックスやパーティによって気を紛らわす日々。
虚無感や閉塞感が膨らむ中、友人のひとりワーニャがパーティの最中に飛び降りて死亡する。
その影響で親友のピートは酸を飲んで声を失い、居場所をなくしたサーシャであったが、ある日、ヴィカの妹カリーナと知り合う。若く自由で奔放なカリーナに惹かれるがまま、サーシャは一線を越えてしまうのだが…。

邦題は、妹とのセックスを強調しているが、描写は短く、むしろ主人公の行き場のない悩みが主題。

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「マチルダ 禁断の恋」、ロシア最後の皇帝のなさぬ恋の物語!

2019-06-19 17:26:39 | ロシア映画

おすすめ度 ☆☆☆★

ロシア帝国最後の皇帝ニコライ2世と伝説のバレリーナとの許されぬ恋を描いた恋愛ドラマ。

1800年代後半のロシア・サンクトペテルブルク。ロマノフ朝ロシア皇帝アレクサンドル3世の息子で、ロシア王位継承者であるニコライ2世は、マリインスキー・バレエ団の世界的なプリマ、マチルダ・クシェシンスカヤに一目ぼれし、恋に落ちる。

史実を脚色した映画。

エカテリーナ宮殿、黄金に縁取りされた扉が眩しいサンクトペテルブルクの宮殿や、バレエの殿堂として栄えたボリショイ劇場やマリインスキー劇場の作りは超豪華。

特に皇帝の結婚式は、まさに最後の皇帝らしく、金ピカ。

また衣装も豪華。

バレーシーンは少ないが、その舞台は豪華。

まあ、金のかかりようは、大変。

賛否両論あったらしいが、皇帝のなさぬ恋。ロシアらしい荒々しい恋だ。

ラース・アイディンガーが、マチルダをを演じ、男を手玉に取り、自分の意見を通す立派な女性像を作り上げている。

華やかな歴史絵巻、それも許されぬ恋物語。どっぷり、宮廷恋愛ごっこを楽しむがよい。

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「T-34 ナチスが恐れた最強戦車」、ソ連が誇る最強戦車!

2019-06-02 17:47:40 | ロシア映画

おすすめ度 ☆☆

戦車好き ☆☆☆

第二次世界大戦、対ドイツ戦で活躍した戦車T-34。

防御性能を一段と高めた精鋭戦車。

モスクワのスターリンに見せるために、自走で800キロを走り抜いた。

二台の戦車のロードムービーだ。

中には、ドイツ軍との戦いがあったり、仲間割れがあったりと、なかなかのサスペンス。

ただ、戦車の中は薄暗く、行動が見えないつらさがある。

実話を脚色した映画だ。

ロシア映画らしく、重厚。

女性が参加するのが息抜きに。

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「不倫の果て」、主演のアンナ・チポフスカヤが美しい!

2019-03-06 11:44:59 | ロシア映画

おすすめ度 ☆☆☆

劇場未公開

官能映画

原題は「恋人」だが、ダブル不倫の話。

女子大生ニーナは、教授といい関係になり結婚。

中国語が専門の教授は、通訳やガイドをアルバイトにしている。

教授の紹介で、

銀行の重役の通訳を担当、重役は一目見て、不倫に走る。

重役は、結婚しており子もいるが、現状に飽きているので、部屋を借りて、不倫三昧。

ニーナに扮するアンナ・チポフスカヤが美人で、全裸シーンやセックスシーンは見所。

普通のラブストーリーの展開で、終りまで、飽きさせない。

アンナ好きにはたまらない映画だろう。

ラストのニーナのセリフ「不倫は病気」はいい得て、妙。

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「ヒトラーと戦った22日間」、ナチス収容所から脱走した人がいた。これ事実です!

2019-02-14 17:24:20 | ロシア映画

おすすめ度 ☆☆☆★

ロシア・ドイツ・リトアニア・ポーランド合作映画

PG12 ユダヤ人収容所の過酷なシーンが続きます。

第2次世界大戦下にナチスが建設したアウシュビッツと並ぶ絶滅収容所ソビボルで起こった脱出劇を、実話をベースに描いたドラマ。

絶滅とは、ここに来た人たちはすべて。すぐに殺される運命。

ただ、火葬のための燃料の確保、死体処理など、必要な人員は生かされていた。

だが、彼らとて、いつ殺されるかわからない。

なにか、事件があると、10人に一人、すなわち10と数えられた人は射殺。

前半は、この収容所の殺人風景が延々と流され、実に気の重い映画だ。

こんな状態だから、ナチスの監視員たちは、酒におぼれる。

中盤、車を人に引かせ、走らせるシーンは、盛り上がるが痛ましい。

そんな過酷な状況で、脱走を計画、実行する。

ロシアの国民的俳優コンスタンチン・ハベンスキーが自らの脚本で初メガホンをとり、映画監督デビュー。主役も務めた。

邦題は、紛らわしく、ヒトラーは出てこない。

全員脱走という壮大な結末だが、犠牲者も多く、手放しでは喜べない。



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「フロンティア」、第二次世界大戦(ロシア)にタイムループ!

2018-09-09 10:41:19 | ロシア映画

おすすめ度 ☆☆

劇場未公開

ロシア製作のSF戦争映画。

若きビジネスマン、ミハイル・シューロフは、第2次世界大戦時の塹壕が発見された工事予定の現場で、工事の中止を説得される。その時、塹壕跡が崩れ落ち、彼はタイムスリップする。

彼の先祖が、大戦時、この場所で戦闘に参加。その現場にタイムスリップ。

ただ、いまいち、ミハイルと戦争との関連が理解できないまま話が進むので、ちょっとついて行けない。

ロシア映画のCG技術を見せられるが、かなりの精巧な出来だ。

いまだ、このような戦争映画を作っているということは、ロシア人にとっても、大戦の不幸の認識は強いのだろう。

かなりのリアリティのある戦争シーンで、迫力はあるが、その立ち位置がはっきりしないので、やや消化不良。

家族のきずなや恋愛シーンもあるが、主眼は、戦争シーンだろう。

2007年に同名のフランス映画があるので要注意。

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「ブリッジ・オブ・ヘル 独ソ・ポーランド東部戦線」、一つの橋をめぐる銃撃戦!

2018-08-05 17:27:54 | ロシア映画

おすすめ度 ☆☆★

劇場未公開

1944年8月、ポーランド東部。ワルシャワへと繋がる重要な橋をめぐり、ソ連赤軍の砲兵隊とナチスの戦車部隊、ポーランド国内軍が壮絶な戦いを繰り広げる。

世界大戦史上、最も苛烈な独ソ戦の戦闘シーンを本物の戦車(ナチスIV号戦車等)を多用して映画化! 

最前線で戦った実在の兵士アレクサンダー・ニコラエフの経験談を基にしたトゥルー・ストーリー! 

橋の近くに修道院があり、子供たちが逃げ惑う。

それぞれの兵士たちの人間味が描かれる。

だが、基本戦争映画で、砲撃戦は中々迫力がある。

ソ連軍が勝って万々歳ではなくて、かなり深刻な映画だ。

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「サリュート7」、宇宙基地の修理に向かった二人、果たして成功するか?

2018-04-17 10:28:40 | ロシア映画

おすすめ度 ☆☆☆

「未体験ゾーンの映画たち2018」上映作品。

「サリュート7号」は、1982年に打ち上げられ、1991年に回収されるまで宇宙にとどまった実在の宇宙ステーション。

基本無人運転だが、故障が多く、多数の修理活動が行われたという。

本映画は、この事実をもとに、通信が途絶えたサリュート7号の修理のために、宇宙飛行に出かけた、二人の宇宙飛行士の活躍を描く。

国営宇宙開発企業ROSCOSMOS全面協力のもと映画化。

昨今のSF映画と違って、実直に作り上げたヒーローものだ。

漏電による事故なのだが、そのため、船内は氷結している状態。

そこから電気が復活すると、今度は水があふれる。

その水滴が、宇宙空間を彷徨う姿は圧巻。

その後、酸素不足で一人しか帰れない状態になり、太陽電池を復旧させることに。

時間との戦いがあったり、結構緊迫感が。

まあ、ロシア万歳の映画だが、それなりに見られる。

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「スペースウォーカー」1965年に人類初の宇宙遊泳を行ったアレクセイ・レオーノフの快挙!

2018-03-17 18:30:30 | ロシア映画

おすすめ度 ☆☆☆

ロシア製の宇宙遊泳もの、それも実話の映画化だ。残念ながらロシア製のため、劇場公開ならず、ひっそりとDVD化。

ほとんど話題にもならないが、まだ、アメリカと宇宙戦争をしていて、どちらが先に宇宙へ行くかを争っていた時代の話。

おまけに、この主人公が、まったく向こう見ずの跳ね返り青年で、それだからこその成功と言えるだろう。

宇宙遊泳の実態は知らないが、本人が監修しているとあって、そうは、間違っていないのだろう。

宇宙遊泳のすばらしさと、難しさを表現している。

昨今のアメリカ映画の宇宙物はかなり金をかけてCGも使い良質にできているので、それに比べると技術的に劣ると思われるが、宇宙ファンには、満足のいくものだろうか。

それにしても、この無鉄砲な主人公の冒険心と、それを支える技術陣のすばらしさだとは思うが、なかなかスリリング。

宇宙遊泳より、地球に帰還してからの方が、命との戦いだったとは、蛇足ではあるが、身につまされる。

ソ連映画陣渾身の作品だろう。

宇宙好きには欠かせない映画だ。

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「バタリオン ロシア婦人決死隊VSドイツ軍」、第一次世界大戦中の実話!

2017-11-27 10:20:02 | ロシア映画

おすすめ度 ☆☆★

戦争映画好き ☆☆☆

ロシア・アカデミー賞4部門受賞の実話に基づく戦争ドラマ。

1917年、ドイツ軍の毒ガス攻撃や塹壕戦によって壊滅の危機に追い込まれたロシア軍は、最後の手段として女性だけの秘密部隊を結成する。

貴族や学生、労働者など様々な身分の女性が集まり、国を思って戦に参加する。

ハードな訓練をクリアして、前線に配備されるが、

そこの軍隊(男性たち)は、委員会とか言って、労働組合のような組織で、戦争はしない、上官の言うことは聞かない。

そんなだらしない軍隊に毅然として立ち向かう女性隊の隊長。

女性隊だけに、妊娠したり、恋人がいたり、いわゆる軍隊よりは緩やかな組織。

戦闘は、銃撃戦というよりも肉弾戦で、かなり痛い画面が続く。

女性も、国難に立ち向かうというプロパガンダだが、一応体をなしている。

ちなみに、「バタリオン」とは、大隊の意味。

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