ひろの映画見たまま

映画にワクワク

韓国映画「愛の傷」

2007-11-30 18:34:35 | 映画
これは、DVDでみた。

巨済島の三代にわたる女の物語だ。

2年前、この島に1年間の約束で赴任した、若手弁護士。

工場で、男勝りに働く女に惹かれる。

そして、飲み会で彼女が泥酔したので、家まで送っていく。

そこで、彼女の義理のおばあさんに会い、

彼女の母と義理の祖母との因縁話を聞く。

暴力に耐えかね父を夫を始末した二人だったが、

母は難破船の船長といい仲になり、彼女を産む。

しかし、船長はシュロの木を残して、妻のもとへ帰り。

二人は、帰りを待ちわびる悲劇の女性となる。

そこで、彼女は島を出て、絆を断とうとしていた。

愛を感じた男は、講演会の席で、彼女に愛を告白する。

そんな、愛の物語だが、

昔の恋物語は、古めかしく、

嫌な韓国を見たようで、後味は悪い。

恋の切なさは音楽とともに伝わってくるが、しょせんそれまで。

取り立てて、見たい映画でもない。

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ヴィーナス

2007-11-29 17:51:34 | 映画
あの「アラビアのロレンス」のピーター・オトゥールも年をとったものだ。

映画「ヴィーナス」で主演するが、まったくの老人役だ。しかも、エロじじいだ。

その主人公は、老人になっても、役者だ。死人の役を演じている。

妻もいるが別居中だ。

友人の姪が、友人のところに転がり込んできて、この娘にぞっこんほれ込んで、

あの手この手と娘を口説く。

そして、彼女が職を探していると知るや、

ヌードモデルを紹介し、自分はそこでひっくり返る。

老人の日常を細かく描き、ふれあいの大切さを説く。

まあ、年寄りの映画なので、若者には向かない。

年配者がしみじみ己の姿を投影して、ほくそ笑むのがよい。

ラストに、ヴィーナスの意味が理解できる。

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2007-11-28 20:40:17 | 映画
広木監督作品

出会い系サイトの主婦売春をテーマに、

現代の風俗を介して、男と女の機微、掛け合い、MとSを描く。

元ミスユニバースの美元を主婦役に得て、

彼女を裸にし、ヒモ男(やくざ)、追っかけ殺人犯の若者、

普段通りのサラリーマンの夫と三人の男とのかかわりを描いて行く。

中では、息子を介在させて、平凡な日常とMと言えるか

そんな男女の関係を描いて行く。

追いかけの若者の、昔の事件(母親を苦しめる父親を殺してしまう)

をもう一つの事件として、異常さの背景を浮き上がらせる。

やくざを殺して、逃げ出す、主婦と若者

その行先は、そこは映画の後の楽しみにして終わる。

風俗をかなりえぐく描く、前半はそれなりに見せるが、

若者の過去の話になるとがぜん嘘っぽい展開で興味を削ぐ

題名や、宣伝で普通の人には見ずらい映画だ。





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マイティハート 愛の絆

2007-11-26 21:34:57 | 映画
アンジェリーナ・ジョリーが出演する、「愛の絆」ときたら

立派な恋愛映画だと思うじゃないですか。

でもこの映画は、決してそんな生易しい映画ではありません。

実はこれは実際にあった話を映画化したものです。

最近、パキスタンの近くのイランで日本人が誘拐された事件が起き、まだ解決されていません。

この映画は、アメリカの報道記者がパキスタンで、誘拐された事件を描いています。

夫婦でジャーナリストをしている二人が中心ではあるが、

彼らをサポートする人々、捜査陣の人々、

それを取材する人たちを描いたものです

夫婦は強い愛に結ばれているので、一方では愛のきずなと言えるのだろうか。

そしてその絆は、妻が妊娠中だということです。

気丈にふるまう彼女の姿に、勇気を感じます。

アンジェリーナは、妻を演じ、悲しみを抑えて、報道家の経験を生かして、色んな調査をしていきます。

ただ、この映画を娯楽としては見れません。

政治的意図の強い映画なだけに、個人の愛の強さをうたうだけの映画ではないからです。

あまりにも、苦しいからだ。

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恋空

2007-11-22 19:33:52 | 映画
新垣結衣が主人公美嘉をすごく好演している。

高校1年生、友達に恋人ができ、その友達に惚れられる。

彼は積極的だ。

ある日、美嘉は、不良に草原で強姦される。

彼は、きちんと相手をいさめてくれた。

そして、翌日教室で、美嘉を中傷する言葉が黒板に書かれたとき、憤然と立ち向かってくれた。

そんな彼に身を許した美嘉は妊娠する。

しかし、相手の元恋人に突き倒され流産する。

そんな、いろんなドラマが美嘉の周りで起こる

それも、実に日常的だ。

恋の仲立ちに携帯が活躍する。

携帯による小説がこの映画の原作だ。

著者の実体験がもとになっているのと、携帯による若者たちの心をとらえる

シチュエーションが、身近に感じられ。

飾らぬ良質の恋愛映画として、感動させてくれる。

しかし、結局彼が病に倒れることになり

観客の涙は誘うが、ドラマの作りがちゃちに見えてくる。

今は、日本では、ドラマと言えばすぐ病に結びつくのが情けない。



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4分間おピアニスト

2007-11-19 20:07:24 | 映画
ドイツ映画だ。

力強く、暴力的ですらある。

異様な精神状態に引きずり込まれ、音楽もクラシックやジャズとあらあらしい。

最後の4分に演奏される音楽も異様だ。

しかし力強く、引きつけるものを持つ。

殺人犯として、捕えられたジェニーは、

刑務所の中で、反抗的なため、周りからいじめにあい

彼女自身も、時々精神的発作を起こし、暴力沙汰を起こす。

刑務所の中でも、殺人未遂を起こす。

そんな反抗的な彼女も、痛い過去を持つが、

幼いころから、天才ピアニストとして、数々のコンクールでいい成績を上げていた。

刑務所になぜか、女のピアノ教師がいる。

服役囚に、ピアノを習う人がいるからだろう。

そんな中、新しいピアノが持ち込まれる。

ピアノ教師が、天才を見抜き、ジェニーをコンクールに出場させようとする。

そして、二人の不思議な関係が。

教師自身、ピアニストを志し、戦争の中で、その道を断たれていた。

そして、二人はそれぞれがレスビアン。

反発しながら、引かれる二人のこころのゆらめき。

激しいアクションと、心の葛藤。

観る者の心をかき乱す。

最後の音楽に共鳴するかどうかは、見る者の心しだい。

ちょっと癖のある映画だ。

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幸福な食卓

2007-11-16 17:00:00 | 映画
母親は別居、父は自殺未遂をはかり、兄は大学をあきらめ農業を

そして自殺願望。なにが幸せな食卓だ。

でも、朝、食卓に集まり言いたいことを言う環境

これがいいのか。

主人公佐和子は、中学生。

転校生の男性と、いつしか仲良くなる

家族の悩みとぬくもり、そんなものを描いた

ほのぼの映画だ

恋の相手の男性が急死して、物語はクライマックスへ

日本映画らしい青春映画だ。

主演の、北乃きいが、別に美人ではないのがいい。
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ミリキタニの猫

2007-11-15 20:22:13 | 映画
ミリキタニとはどんな字を書くのだろうか。

アメリカで生まれ、広島に帰ったが、絵の才能を生かそうと

再びアメリカへ、それが悲劇の始まり。

第二次大戦中、日本人収容所へ送られ、籍をはく奪される。自ら返上した。

その収容所の過酷な生活を絵に描いて、怒りをぶちまける。

広島は、原爆で家族を失った

孤独な彼は、80歳で、絵を描きながらニューヨークの路上生活者となる

その絵を買った近くの女性が、ミリキタニを映画にした。

アメリカに住みながら、アメリカに見放されたと強く怒る彼の姿は

丁度、あのテロによるビル爆破と重なる。

同じ過ちをするアメリカ。

彼が、ふたたび収容所へ旅するドキュメントは、涙を誘う

強く生きてきたジョージ・ミリキタニ。

やっと、老人保養所に住まいを構える

日米のはざまで、苦い人生を歩んだ孤高の画家だ。

ドキュメンタリだけに、娯楽を求める向きにはどうだろう。

でも新しい発見があるかも。

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ボーン・アルティメイタム

2007-11-11 09:29:05 | 映画
スリリングな展開。

敵に追いかけられながら、敵の裏をかく。

CIAによって、暗殺者に仕立て上げられたボーンは、

その本もとCIAを相手にその近くに潜入し、発見されながら、

雑踏の中を駆け巡る。

手持ちカメラによる、微妙な揺れ、本人は歩き、走り、飛び込む。

敵と味方双方を同時に、又はそれぞれを頻繁なフラッシュバックでつなぐ。

リズミカルで、抑えた音の背景音が心臓の鼓動に響く。

突然現れる敵、又はボーン。

多勢に無勢なのに、あっさりとかわすボーン。

ニューヨーク、ロンドン、モロッコのタンジールを主舞台としながら

世界を股にかけて動く。

CIAよいう正義に対し、ボーンは自分のアイデンティティを求めて果敢に動く。

そしてなぜか、彼の味方は同じCIAの女性だ。

今回は深い愛には至らないが、ラストで余韻を残す。

斬新な映像は、一つのエポックを築いている。

アクションファンは必見だ。






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Alway 続・三丁目の夕日

2007-11-08 19:51:06 | 映画
続という名の通り、前作の続編で、これで完結とのことである。

2時間余、ひっしり物語が詰まっている。

その物語が、すべて、きっちりと結末をつけるから脚本は大変だ。

東京の下町だけに、人情味にあふれ、たばこ屋のおあばちゃんが

不良になり下がった若者をさとして更生させるところなんか、ほのぼのとしている。

一方、鈴木オートの母親が、昔の約束していた場所で同級生に出会い、お互い結婚しているので、納得するのも大人の話だ。(君の名はをもじっている)

人物描写もたしかで、鈴木オートの店主はすぐかっとなり、頭の毛がすべて逆立つところが面白い。

子供達もよく演じていてみな役者だ。

主となるのは、芥川の芥川賞受賞騒動で、ちょっと見え見えだが、質の良いホームドラマで許せる。

笑いあり涙ありのホームドラマで、昭和34年当時を、過ごした人たちにとっては、懐かしいだろう。



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