ひろの映画見たまま

映画にワクワク

フラガール

2006-09-24 20:04:18 | Weblog
フラガールというから、フラガールの成功物語かと思ったが、

これは、炭鉱の町常磐の再生物語だ。

常磐ハワイアンセンターのメインを務めるフラダンスを踊る踊り子とその家族の、炭鉱閉鎖に伴う人々の苦悩を描いた物語だ。

メインとなるのは、最初に踊り子に応募し、苦しい町から抜け出ようとする若い女性(蒼井優)とその母(富司純子)、その兄(豊川悦司)である。

達者な演技で、炭鉱閉鎖に伴う苦悩を表現しており、涙を誘う。

また、わけありで、フラダンスの教師を務める(松雪泰子)が、

自分の苦労を隠しながら、必死に皆を指導し、盛り上げていく役をうまく演じている。

町の人々に反対され、町を離れようとするが、フラガール全員が引き止めにかかる駅でのシーンが感動を呼ぶ。

日本的な感動物語だ。
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紙屋悦子の青春

2006-09-21 20:32:08 | Weblog
「紙屋悦子の青春」は終戦間近、特攻基地のあった鹿児島出水に住まう

悦子の青春物語である。

青春とはいっても、戦中のことであり、まことにゆかしい日本的な愛の物語である。

兄の後輩の海軍兵士が、悦子のために婿候補を連れてくるという。

ところが、兄は徴用で、都会へ行ってしまい悦子一人で応対することに。

悦子は、実はその兄の後輩に思いを抱いていた。

また、その後輩も悦子に好意を抱いていたが、自分が特攻に出願するので

親友を紹介したのだった。

結局、彼は、特攻を敢行し、戦死する。

その知らせを悦子に届けるのは、婿志望の男だった。

淡々と描き、演劇的要素の非常に強い演出が、淡々と物語をつむいで行き、

この悲報を聞く悦子のシーンで、感動を呼ぶ。

さらに演出は、淡々とした物語を喜劇的なタッチで、兄夫婦を描き

兄に扮する小林薫と兄嫁の本上まなみが絶妙に息が合っている。

お互いが相手をからかいながら、夫婦仲のよさを見せつけてくれる。

とくに、本上まなみが光っている。
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「マッチポイント」

2006-09-16 21:48:34 | Weblog
今回は、ウディアレンは出たのかな。

初めてのイギリスでの映画だとか。

大金持ちの話だ。

テニスプレーヤーが、引退しコーチになったその場所で、富豪の息子と出会い、

その妹と親しくなる。

息子には婚約者がいるが、これが、人を惑わす女だ。

もとテニスプレイヤーは、妹と結婚し、父の会社で働き、

いい地位に着き、はっぴーなはずが、

義兄の恋人となさぬ仲になり、果ては、嫁と恋人に同時に子供が出来。

一大事件が?

だが、マッチポイント、すなわち、テニスのマッチポイントでは、

ネットに引っかかったボールが、向こうに落ちるか、こちらに落ちるかで試合が決するが。

ここでは、殺人を犯した老婆の指輪が、川の手すりの手前に落ちたがために、

どんでん返しの、結末となる。

話はわかり易いし、テンポもいいので、一気に見てしまう。

道ならぬ恋を描いているため、その恋の激しさはただならぬものがあり、

嫁や家族とのハッピーな時間にかかってくる電話がやきもきさせる。

上質な恋愛映画だ。
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「グエムル・漢江の怪物」

2006-09-10 21:36:46 | Weblog
韓国映画「グエムル」を見た。

怪物映画だというからホラー映画かと錯覚していたが、そうではなく、怪物に一家で立ち向かう怪物退治映画だ。

しかしこの怪物、一種エイリアンである。

その動きは敏捷で、水中も苦にせずすばやく動く。

ゴジラのような愛嬌はなく、エイリアンのような不気味な容貌だ。特に人を食するため、その口は複雑で気味が悪い。

この怪物の出現で、警察などは、ウイルスを撒き散らすとかで手を出せずにいる。

漢江に現れた怪物は次々に人を襲い、人食いざめのように恐ろしい。

漢江の岸辺で、雑貨店を営む一家、これがまた、ちょっと機転のきかない

のろま風親父が出て、喜劇的だ。

その一家の娘が怪物にさらわれ、これを取り戻そうとする一家の涙ぐましい怪物との闘争である。

ジュラシックパークっぽく、追いかけてくる怪獣。

怪獣は、大きな熊ほどの大きさで、まあ人間が一人でも何とか、戦える。

そこが味噌で、ゴジラのように町を破壊はしない。

家族は強い、銃を持てる韓国ならではだが、弾がなくなるまで撃つ

危うし、

若い叔母は弓道の選手で、弓で勝負する。

まあ、突き詰めると不自然なことが多いが、結構楽しめる。
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「マイアミバイス」

2006-09-03 19:48:47 | Weblog
麻薬など非合法な物を運ぶ運び屋に扮し組織を全滅させようという

潜入捜査官の話だ。

ハリウッド映画だけあって、組織が世界的で、特に南米が舞台になり、大掛かりだ。

捜査官も組織の一員であり、そのため登場人物が多くて、最初は疲れる。

それに、物語の背景を描写するのだが、わかりにくく、映画に乗れない。

ただ、敵が一つに絞られてくると、俄然面白くなる。

さらに、敵の女といい関係になるので、ちょっとしたラブロマンスだ。

この女に中国俳優コン・リーが扮する。

片言英語でちょっとぎこちないが、

最後の別れのシーンではさすが大女優とうならせられる。

アクションシーンも、少なくほとんどが銃撃戦だ。

そのため、CGなどを使ったものにくらべて、実在感がある。

南米をはじめ、きれいな風景が背景にあり、

飛行機と船が取引に使われるので、躍動感がある。



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