ひろの映画見たまま

映画にワクワク

メルキアデス・デストラーダの3度の埋葬

2007-02-25 11:31:12 | Weblog
これも西部劇なのか?

メルキアデスというメキシコのカーボーイが、テキサス州で仕事を得、働いている

さなか、国境警備隊員に誤って射殺されてしまう。

この男を雇った、男がメルキアデスに死んだら故郷メキシコに埋めてくれと

頼まれたのを、実行しようと、犯人を突き止め、拉致し、旅立つ。

荒涼たる西部劇の舞台、そこを馬に乗った3人が旅をする、

人々と出会い、探すが、求めるところは見つからない。

やっと自分たちで、ここだと定め3度目の埋葬が始まる。

激しい逃避行、そして逃亡とアクションが繰り広げられる。

執拗なまでに友人との約束を果たそうとする男。

乾いた映像は、執念の世界へと導く。

楽しい映画ではない。

死体が目をむくからだ。
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ドリームガールズ

2007-02-24 14:03:26 | Weblog
もうじき、アカデミー賞が発表される。

誰が、ドリームガールになるのか?

日本の菊池凛子は?

この映画は、ミュージカルの映画版だが、

出演者が、実力派揃いで、黒人音楽に目のない人には垂涎ものだ。

前半は、三人のバックコーラスグループのサクセスストーリーだ。

これは、アメリカの音楽映画によくある地方ツアーの成功。

めくるめくシーンの連続は圧倒される。

後半は、それぞれ、実力のある歌手だけにそれぞれの思惑が

人々を傷つけ、成功者はより成功していく。

ミュージカルだけに、セリフを歌で表現するのだが、それが実にうまい。

登場人物が、それぞれの役割を持つがそれが、ステレオタイプめいて、

ちょっと興味を殺ぐが、音楽シーンは何といっても圧巻だ。

中でもジェニファーハドソンの声量には、脱帽だ。
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「カミユなんて知らない」

2007-02-17 20:24:49 | Weblog
大学のサークル映画が題材だ。

そのため、大学生が主人公であり、ロケ先も大学が多いのだが、

題名どおり、カミユが話題になるほど、形而上的な映画で、

とっつきにくい。

映画を楽しんでみようとする向きには、退屈だ。

もちろん、老婆殺人事件が主題なだけに、壮絶なシーンもあり、

若者映画だけに恋の鞘当も多いのだが、

所詮全体に流れるムードは青っぽい。

映画を勉強しようとする向きには、

面白い映画かもしれないが。
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アレックス

2007-02-16 18:00:39 | Weblog
最初のシーンは、サウナに居るホモの男の会話

そして、その下で繰り広げられる。暴行シーン

カメラは揺れ動き、不穏な音楽は、気持ちを落ち着かせない。

それから始まる。暴力とセックスとバイセクシュアルと、レイプと

そのシーンはそれぞれ、強烈で、シンボルもそのまま映し出され。

目を背けたくなる

レイプされた美女は、顔はグチャグチャ、二度と見れない

レイプシーンは、延々とこぶしうち。

地下道で、薄暗く、カメラは揺らぐ

この映画は、最終のシーンから段々とさかのぼるために

一度見ただけでは理解困難。

それが、ショッキングなシーンの連続だけに反吐が出そうになる。

DVDでは、監督の解説があり、それを見て、

もう一度観ると、この映画は監督がいろんなテクニックを駆使し

凡百の映画と一緒にされたくないだろう。

でも、そのエキセントリックゆえに

理解されることはまれであるに違いない。

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守護神

2007-02-14 11:36:53 | Weblog
海難救護士・その中でも、第一線で活躍するヘリから海へ着水し、人を助け、

ヘリに吊り上げる。この作業は、荒れ狂う海の中で行われ、時には、船の中に

入って救助しなければならない。

荒れ狂う海での救助活動は、至難を極め、撮影技術の援助はあるものの迫力がある。

ベテラン救護士といえども、いつも自己との隣りあわせだ。

ケビンコスナー扮するベテラン救護士も事故にあい、同僚を失い自身も深い傷を負う。

そして、新人養成の教官を努める

映画の中間はこの新人教育のシーンが占める。

この訓練はかなり厳しいが、教官が実戦経験のベテランだけに

その温情と教え方に、惹かれるものがあり。

たとえば、韓国映画などの訓練シーンとは、一味違う。

さらに、この訓練を受ける若者の中に

優れたスイマーがおり、この若者の去就が興味を呼ぶ。

話としては、日本の「海猿」に似ているが、

ストーリーといい、設定といい、

遥に迫力を感じる。

人命救助という、望ましいシチュエーションは映画を崇高なものとし、

さらに、夫婦の問題をはじめ、生きることの意義を問う

テーマ性も十分なものがある。
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ディパーテッド

2007-02-11 12:06:37 | Weblog
潜入捜査官の話だが、

やくざ組織からの潜入者も居る。

そして、潜入者の存在をいずれもが気づいて、

サスペンスは最高レベルの域に達する。

香港映画のリメイクだというが、

それをも凌駕する、圧倒的な面白さだ。

ディカプリオが成長した。

やくざの親分と対等に渡り合う、捜査官を見事に演じている。

やくざの親分を演じるニコルソンが手馴れた演技で貫禄を見せる。

追い詰め追い詰められ、結局

潜入捜査を命じた警察官も殺される。

その殺され方がショックを呼ぶ。

欲を言えば、やくざの親分が一人で活躍しているのをもう少し入りこませればと思う。





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「佐賀のがばいばあちゃん」

2007-02-10 16:15:18 | Weblog
今でも人気だ。

島田洋七の自伝の映画化だ。

母のもとを離れて佐賀のおばあちゃん宅に預けられた少年は、

ばあちゃんの大きな天性にはぐくまれ、節約と金の使いどころの

大きな人生観を学んでいく。

村の人たちは、ばあちゃんを尊敬しており、それが少年にも伝わる

ただ、まったくまじめな映画で、小学・中学の学生に

見せるとよい勉強になる。

幼いころ「真実一路」という映画を見て感動したが

それに似たおもいをした。

とくにマラソンにでて、実母が来ると約束したのに

出発時点ではいなかったが、ゴール前に母親が応援に来てくれていた

シーンはそれまで、母恋し立っただけに涙を誘う。
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「それでも僕はやっていない」

2007-02-08 16:22:49 | Weblog
周防監督久々の作品だ。

痴漢に間違われ、否認を続けることにより、

結局裁判に破れ、刑に服することに。

なぜ冤罪が起こるのか。

怖い話だ。

これは実際に周防監督が、現実の事件などを調べて作品にしたものだけに

迫真にせまっている。

なぜ今この話題かという疑問も抱くが、

真摯にこの問題を取り上げているところに惹かれる。

まじめな映画だが、最後まで飽きさせない。

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墨攻

2007-02-06 16:12:46 | Weblog
中国春秋時代。

墨家という集団があった。

「兼愛」「非攻」という精神で、この墨家の一人革離が

10万の相手に4千人で城を守っている国に助っ人に来る。

戦争は、黒澤明張りの篭城戦だ。

火と矢で、大勢の人たちの進撃を食い止める。

しかし、この非戦が災いして、王はこの革離を軍からはずしてしまう。

案の定、戦に破れるが、民のことを憂えた革離が再び戦に立つ。

しかし、戦は戦

戦国時代は非情だ。

革離をアンディラウが演じ、貫禄を見せる。

また、大群の戦を飽きさせない演出も確か。

非戦の軍師という設定が物語を深めている。
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魂萌え

2007-02-01 20:24:45 | Weblog
桐野夏生の原作だ。

還暦の女性が、夫の突然の死にめぐり合い。

そこから、第二の人生が始まる。

しかし、夫には愛人が居た。

このトラウマが、彼女を変える。

愛人を呼びつけるが、その愛人に圧倒され、

息子には、財産を狙われ、プチ家出をする。

カプセルホテルで不思議な老婆とその甥にであい。

二人の境遇を知ってしまう。

夫が生前趣味としていた、そばうちの仲間と不倫もする。

さらに、ポルノ映画の映写技師に映写技術を習う。

家庭の主婦から脱皮する過程を

風吹じゅんが演じ、その周りを三田佳子、加藤治子ら演技陣が熱演し

この心理ドラマを面白くしてくれる。

「顔」で女のごうを描いた坂本順二が再びメガホンを取った。

女性には身につまされる映画かも。

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