ひろの映画見たまま

映画にワクワク

雪に願うこと

2006-05-29 20:59:59 | Weblog
ばんえい競馬を舞台に、家族・人生をじっくり描いた作品。

力馬の姿を描くことで、力強い作品になった。

都会に夢を求めて出て行った青年が成功と失敗の経験の後、戻ってきた。

彼を受け入れる兄は、厩舎を経営している。

兄弟の確執。

一目あいたかった母は、痴呆老人に。

厩舎の仕事はきつい。

しかし、競馬は一攫千金だ。

社会の厳しさと、人のぬくもり。

さまざまに考えさせられる。

落ちこぼれの競馬馬を生き返らせるもうひとつの物語。

話が発展しすぎだが、じっくり描いて最後まで飽きさせない。
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うつせみ

2006-05-28 20:10:28 | Weblog
するどい目の男。

夫に暴力を振るわれ、見知らぬ男にひかれる女。

二人は、留守の家に上がりこみ生活する。

キム・ギトクのしずかなそれでいて力強い映像の連続。

男は、警察に連行され、暴力を振るわれるが、そこで人に気配をさとられない術を会得する。

女は元の生活に戻るが、気を消した男と心を通わせる。うつせみ。
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間宮兄弟

2006-05-22 20:10:30 | Weblog

しがない仲のよい兄弟の恋物語。

でも、しがないため、振られてしまう。

こんなつまらない話なのに。でも、どこにでも、そこらにいそうな現実的な話だ。

それが結構面白い。

演出と二人の演技のために、彼等の心の動きが実に丁寧にこちらに伝わってくる。

そこはかとない、男のスケベ心を、夜の二人の反省会話で盛り上げる。

兄はビール会社の研究員、弟は学校の用務員。

彼女は、レンタルビデオ屋の女子店員とその妹。学校の先生。兄の同僚の奥さん。

一方的な恋を果敢に攻める。攻める楽しみと断られる悲哀。

大掛かりな仕掛けのない、ほんの小さな身近な出来事。

くすくすとした笑い

 

 

 

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キャッチ ア ウエーブ

2006-05-21 20:20:02 | Weblog

夏を前にして、サーフィンの映画だ。

竹中直人が、サーファーだったとは、そしてこの映画では二人の男の子にサーフィンを教える先生に。

さらにそのキャラクターで笑わせてくれる。

主人公の男の子は、サーフィンに取り付かれ、ついには、ハワイまで行く本格派に。

そんなサーフィン教育の映画だ。

中には、さわやかな恋物語もあり、もう映画館は真夏だ。

サフィンですっきりしたい人には最適か。

 

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明日の記憶

2006-05-21 14:45:59 | Weblog

アルツハイマー病を真正面から捉えた映画だ。

職場、家庭、人生と三つの分野について、三部作の構成になっている。

しっかりした原作・脚本、丁寧な演出、演技陣のアンサンブルと、作品に対するまじめさがよく伝わってくる。

主人公が、50歳とちょうど働き盛りの人生が、病によって、崩れていく。

一方で、夫婦、家庭、社会、職場とそれぞれの人の温もりが、暗い物語を救ってくれる。

それぞれの立場で、自分の人生と重ね合わせながら、物語に溶け込み感動する。

 

 

 

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リトルイタリーの恋

2006-05-18 20:21:55 | Weblog

オーストラリアのリトルイタリーでの物語。

仲のいい兄弟。兄は実直で、そのためなかなかいい女にめぐり合えない。

弟はフランクで、いまは恋人とイチャイチャの最中。

兄は、本国のイタリーに花嫁を募集し、写真を入れて手紙を送るのだが、

自分に自信をなくした兄は、弟の写真を同封してしまう。

弟の写真を見て、あこがれ花嫁として、オーストラリアへきた女性は、真実を知り悩む。

しかし、あくまで、弟と結婚したったのに弟にはフィアンセがいた。

こんな単純なストーリーで、リトルイタリーの生活が描かれている。

兄弟の心の変化、悩み、彼等を愛する女たちの悩み。

単純でない恋の展開が、テンポよく描かれ、見ていて楽しい。

(真の恋は?帰国しようとする。恋の別れのシーンはいつもながらジーンと来る)

 

 

 

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ナイロビの蜂

2006-05-16 16:07:31 | Weblog

骨太な映画だ。

アフリカ(ケニア)が舞台だ。現在も最貧民街がある。最近、シリアスな映画はアフリカを舞台にしだした。

そこで、大製薬会社の陰謀が(新薬の人体実験)行われている(これはフィクションか)。

その悪に向かって戦っていた女闘士が殺される。

女闘士の夫(イギリスの温厚な外交官)が、妻の死に不審を抱き調べ始める。

妻の不貞かと思っていたことが、深い闇へと誘われて。

そして、妻のわが身への愛の深さを知っていく。

貧困の民を思い、悪にむかい戦いを始める。

そしてむなしい結末。

だが、妻への愛は堅く結ばれる。

ジョン・ル・カレのよき原作と、広大なアフリカロケで現場感をフルに表現した映像。

緻密な脚本、アカデミー賞を得たレイチェル・ワイズと夫役のレイフ・ファインズの迫真の演技

壮大なスケールの愛の物語に圧倒される。

 

 

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海猿 Limit of love

2006-05-09 20:17:10 | Weblog

海猿の続編だが、趣向は全然違う。

衝突し、沈没するフェリーの海難救助の話だ。

海上保安庁の宣伝映画であり、その意味では、よくできている。

そのため、この事故での死者を出すわけにいかず、感動の度合いも少ない。

話が単純なだけに、ストーリーはよくわかり、現実的で、感動を呼ぶ。

ただ、事故にあった人々の必然性が、人物の描き方に弱い面がある。

伊藤英明は、成長した。主役を無難にこなし、ひきつける。

後味がすっきりするだけに、楽しい映画だ。

 

 

 

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ダンサーの純情

2006-05-03 19:30:26 | Weblog

韓国映画の力強さを感じさせる。

天才ダンサーが、社交ダンス大会で、非常にも足をすくわれ、怪我をしてしまう。

ダンス業界のどんの息子にはめられたのだ。

しかし、先輩に中国人のダンサーを紹介される。

ただし、ダンス大会に出るためには、偽装結婚をしなければならない。

さらに、やってきたのは、プロダンサーの妹でまったくの素人。

最初は、偽装結婚だの、その取締りなど、コミカルなタッチで、韓国映画特有のものを感じさせる。

しかし、だんだん、感情移入されて、二人はいつしか心が結ばれる。

ダンスの練習シーンは、なかなか迫力がある。

実際、ヒロインになるムン・グニョンは、半年間練習をしたという。

あどけないいわゆる妹キャラのグンヨンは、純真さと華麗さを持っていた、まったくの適役。

最後に、二人が分かれねばならなくなり、でも再会するシーンは涙を誘う。

ヒロインも、ミュージカルダンサーである、パク・コニョンが演じ、力強くその悩む姿がいじらしい。

久々の感動ものだ。

タイフーンといい、デュエリストといい、連理の枝といい、韓国恋愛映画のレベルは高い。

なかでも、話の身近さにおいて、この映画は図抜けている。

 

 

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