おすすめ度 ☆☆☆★
吉田恵輔が4年ぶりにオリジナル脚本でメガホンを取った。なかなか面白い劇作だ。
印刷会社の営業マンとして働く真面目な青年・金山和成は、乱暴でトラブルばかり起こす兄・卓司の存在を恐れていた。
そんな和成に思いを寄せる幾野由利亜は、容姿は悪いが仕事ができ、家業の印刷工場をテキパキと切り盛りしている。一方、由利亜の妹・真子は美人だけど要領が悪く、印刷工場を手伝いながら芸能活動に励んでいる。
要は、まじめな弟と姉。正反対の兄と妹。
人生悲喜こもごも、それぞれが事件を起こすが、やっぱり、きょうだいは助け合わないと。
お笑いコンビ「ニッチェ」の江上敬子が姉を演じ、見事な演技に感心する。
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