ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「俺物語!!」、ゴリラ男の純愛物語!

2016-04-30 17:43:54 | 日本映画
おすすめ度 ☆☆☆

いかつい男の子の純愛物語は、2013年、講談社漫画賞少女部門受賞など数々のマンガ大賞を総なめにした大ヒットコミック『俺物語!!』が原作。

少女漫画なのが肝。

大柄の鈴木亮平が30Kgも増量して、もみあげを深くして、俺・剛田猛男を熱演。

ただ、一筋に大和に惚れる、だが、大和は友人のイケメン砂川と一緒になるべきだと、謙虚な立場。

スポーツ万能で、柔道部を優勝に導いたり、大活躍したのにである。

だが、本当は、大和は猛男が好きなのに気が付かない無骨さ。それ一点で、105分を持たせるのだからいささか、くどい気もする。

ただ、砂川の坂口健太郎と大和の永野芽郁がキャラ的にぴったりなのが、なんともほほえましい出来になっている。

まあ青春時代の恋愛経験者には、苦い思い出を思い出させるいい機会だ。

最近珍しいピュアな作りになっている。



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「先生と迷い猫」、堅物元校長、猫探しのホームドラマ

2016-04-29 19:06:33 | 日本映画
おすすめ度 ☆☆

猫好き ☆☆☆☆

猫好きでないとちょっと退屈かも。

妻を亡くした元校長。

妻が可愛がっていた野良猫。

はじめは嫌がっていたが、いなくなると寂しくなって猫探しに迷い込む。

イッセイ尾形、久々の主演に大張り切り。癖のある歩き方から、川に飛び込んでいくのめりこみよう。

埼玉県の岩槻で実際にあった地域猫捜索の模様を記したノンフィクション「迷子のミーちゃん 地域猫と商店街再生の物語」(木附千晶著)を原案に、堅物元校長を組み合わせて、微妙な映画に。映画は、伊豆でロケ。

でてくる商店街の人々もやや曲者。

おまけに、猫を傷つける小学生とか、バス停で夜遅く猫に声をかける女学生とか、それぞれのエピソードに癖がある。

おまけにラスト、見るものに預けられても?

元校長の写真を整理する村職員を演じる染谷翔太の若者ぶりなど、ゲイ達者揃いで、微妙な作品に。

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「ハイエナ」、薬物に溺れる汚職刑事と、世界最凶とされるギャングの戦い

2016-04-28 17:13:07 | イギリス映画


おすすめ度 ☆☆☆

R+18 残酷な殺し方とその事後の映像がすごい

ホラー映画の祭典「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション」出品作品。

麻薬捜査官でありながら、暴力を楽しみ金品を押収、麻薬をすくねる最低の捜査官マイケル。

だが、その動物的な感は鋭く、捜査はすばらしい。

ロンドン、そこにやってきたアルバニアの兄弟。とても危険。

その殺し方と来たら、残虐そのもの。

アクションシーンはほとんどないが、見せられる残酷シーンは不気味。

アルバニア人は、女も扱っていた。強姦シーンもえぐい。

そんな女に興味を持つ捜査官。

一方で、捜査に疑問を感じた上層部から査察が入る。

その男は昔同僚だった。

表と裏同時に責められるマイケル。

どツボにはまってどうなるか。

ギリギリした緊張感。

なかなかの出来だ。

だが、ラストは??


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「映画 『金日成のパレード』&『北朝鮮・素顔の人々』」を観る

2016-04-28 10:50:48 | 映画
おすすめ度 ☆☆

北朝鮮について知りたい人 ☆☆☆☆

二つの作品が含まれている。

一つは、1989年にポーランドの映画スタッフによって製作された、北朝鮮の実態を映し出したドキュメンタリー。

88年に開催された「北朝鮮民主主義人民共和国の建国40周年記念式典」の記録と、金日成の生誕などその偉業の紹介、金正日の当時の姿など。

芸術に造詣が深かったので、映画にも力を入れていた。

まあ、要は北朝鮮の戦意高揚映画だ。

これをばかばかしいとみるか、歴史的記録とみるかは、見る人にゆだねられる。

もう1本は、2000年代の北朝鮮。隠しカメラでとらえた市井の人々。

テレビで放映されたシーンもいあって目新しくはないが、パレードと対比的なので、構成としては面白い。

公開処刑とか、子供たちとか、当時の生の映像が痛々しい。

核弾頭とかミサイルとか、物騒な実験を繰り広げる北朝鮮、動向が注目されるが、近くて遠い国だ。

今この映画を見る意義は、よくわからないというのが率直な感想。

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「ヤクザと憲法」、やくざと顧問弁護士に突撃取材

2016-04-27 19:23:17 | 日本映画
おすすめ度 ☆☆☆

ドキュメンタリー好き ☆☆☆☆

山口組の分裂騒動で、話題豊富なやくざ世界。たくまずして、話題の渦中に。

東海テレビの取材班が、二代目清勇会を100日間取材し、40分テープ500本を撮影した。

そのほかに、山口組の顧問弁護士をしていた山之内幸夫を取材。

この二つの録画が主体の映画だ。

暴力団対策法、暴力団排除条例施行以来、やくざは減少気味であり、第三者がやくざに加担しても罰せられるという縛りもあって、やくざの人権問題にもなっている。

先日、ハンセン病も差別に裁判所が謝罪するという事例があったが、いろんな面で人権が守られる中やくざはその逆方向へ向かっている。

だが、この映画に登場する若き組員の、逆風の中でもやくざを続けたいという社会の非情さも浮き彫りにされる。

弁護士も、やくざとかかわりを持ったがために、えん罪とも思われる裁判で刑を言い渡される。

取材を受けた、清勇会の川口組長も冤罪で長年刑務所入りした経緯もあり、撮影許可となっている。

東海テレビという、地方テレビ故、映画として公表され、全国規模で鑑賞されるのはいいことだ。

テレビとは、若干内容が違っているようだ。(時間的にも長い)。

ただ、画面には写されなかった部分に、本当のやくざの生きざまがあるよう(例えば、しのぎの取り方、麻薬との関係、やくざらしき恫喝)で、それをとらえるのは至難の業だろう。
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「グリーン・インフェルノ」、人食族に食われる恐ろしさ!

2016-04-26 18:57:40 | アメリカ映画
おすすめ度 ☆☆

グロ映画好き ☆☆☆☆

アメリカ・チリ合作

R18+ 未成年者は見てはいけません。


1981年製作のルッジェロ・デオダート監督作「食人族」という映画が人食い映画としては有名らしいが、本作もそれに劣らぬ人食い映画。

物語前半は、チリの未開発の山を開発する企業を、自然破壊するとしてやめさせるキャンペーンの話。まあ、それはそれで、意義はあるのだが。

チリの山奥へ、開発の現場の写真を撮るべく出かけるのだが、帰りの飛行機が墜落。その墜落シーンも結構怖い。

そして助かったかと思ったのもつかの間、人食い族ヤハ族につかまってしまう。

そして檻に入れられ、一人また一人と、生存者の前で生きたまま食べられ、丸焼きにされ、頭は野ざらしに。

その描写が、また、なんとリアル。

これぞ、タイトル通り グリーンインフェルノ「緑の地獄」

まさにアマゾンのうっそうたる緑の山地での生き地獄。

で、このヤハ族を演じるのが、実在の山間民族です。(ただ彼らは食人族ではありません)

でも、子供たちまで、肉をむさぼり食い、あどけなさは、たくまずして野生を演出しています。

続編が作られるのか、ラストの落ちは、ちょっと合点がいきません。

監督は、鬼才イーライ・ロス。主演の女子大生を演じるのは監督夫人のロレンツァ・イッツォ。

それにしても表現がリアル。




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「モヒカン故郷に帰る」、松田龍平主演のホームドラマ

2016-04-25 17:39:06 | 日本映画
おすすめ度 ☆☆☆

ホームドラマ好き ☆☆☆☆

題名からすると、はじけた息子のようだが、はじめこそパンクだが、終わりはもう良い子だ。

7年ぶりに、東京から瀬戸内の島に帰った永吉(矢沢永吉をもじってつけた名)。彼女が妊娠したからその報告に帰ったのだが。

父親が矢沢永吉大ファンで、女子高の吹奏楽部のコーチをしている。

はじめぎくしゃくしていた親子関係も徐々に打ち解けていく。

結婚式を挙げることになるが、そこで父親は倒れる。

そしてがんを宣告される。

ガンといえば死の病で画面が暗くなるはずだが、明るい。

沖田修一監督のユーモアセンスある映画つくりと、父親演じる柄本明の怪演と、ひょうひょうとした松田龍平の演技でカバー。

実にハートフルな映画に仕上がっている。

母親のモタイマサコ、恋人の前田敦子ら、脇も好演。

日本らしいホームドラマに仕上がっている。

広島のご当地映画でもある。

デスメタルバンドと矢沢永吉の組み合わせも妙。
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「スポットライト 世紀のスクープ」、ボストングローブ紙スクープを追う!

2016-04-24 16:39:14 | アメリカ映画
おすすめ度 ☆☆☆☆

本年度アカデミー賞、作品賞、脚本賞受賞。

2002年、アメリカの新聞「ボストン・グローブ」が、「SPOTLIGHT」と名の付いた新聞一面に、神父による性的虐待と、カトリック教会がその事実を看過していたというスキャンダルを白日の下に晒す記事を掲載した。

これは、その実話の映画化だ。

新聞社のスクープ記事のバックグラウンドを描いた地味な映画だ。

後は、ストーリーテリングとアンサンブル演技の集大成だ。

監督脚本のトム・マッカーシーと脚本のジョシュ・シンガーはいい仕事をしてくれた。

日本人には、キリスト教の神父が、延べ130名の児童に性的虐待をしていたということ自体が信じられない話だが、これが、実話の映画化だということに意義がある。

さらに、この事実を隠ぺいし、当事者を移動させるだけの処置をしていたことが問題を大きくしている。

宗教界の閉鎖性が、ことを穏便に済ませたいとしたのだろうが、それを報道で世に知らしめた行為は大きい。

そういう意味では、この映画は、事実の重みにおんぶしている感が否めないが、作品の描き方は、全うであり、それが共感を呼ぶのだろう。

日本の芸能ネタ旺盛な昨今のマスコミに、この事実を参考にしてほしい。

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「無頼漢 渇いた罪」、チョン・ドヨンの刑事恋愛ものです!

2016-04-23 17:53:17 | 韓国映画
おすすめ度 ☆☆☆

なかなか渋い刑事恋愛ものです。

逃亡犯の女と刑事との純愛。

日本映画でもありそうな設定です。

が、そこは韓国、もう一つ微妙です。

恋に踏み込まないところがなんとも、切ない。

セリフも少なく、意味深なセリフ。

全体に、観客に考えさせる映画。

だけに、好き嫌いが分かれる映画。

良く言えば、韓国映画らしい映画。

主役のチョン・ドヨンは、「シークレット・サンシャイン」などの実力派。確かに、彼女が出ているだけで画面が引きしまる。

一方、キム・ナムギルは「パイレーツ」が記憶に新しい。寡黙な演技がいい。

恋あり、アクションあり、潜入捜査有りと、一見派手に見えるが、映画の進行はあくまで地味。

考えさせられる映画。
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「映画 みんな!エスパーだよ!」、下着姿の美女がたくさん。

2016-04-22 19:28:24 | 日本映画
おすすめ度 ☆

園子温、染谷将太、漫画「みんなエスパーだよ」好き ☆☆☆

若杉公徳の人気コミックをテレビ東京が映画化、園子温監督ほかでテレビドラマ化したのを映画化。

当然コンパクトになっているので、テレビドラマとは違う。

でもテイストは同じ、で映画のほうが出来が悪いとの評判です。

主人公(染谷将太)が、人の心が読める超能力を身に着け、人類滅亡をたくらむ悪のエスパーと対峙。

その超能力がエッチなことにしか効かず、

女性はオール下着、ダッチワイフがあふれるは、

終わりには、妊婦が多数現れる奇想天外さ。

園子温が監督だけに、はめ外しは徹底している。

ただ、それが成功しているかは疑問。

豊橋市のご当地映画でもある。

園子温夫人の神楽坂恵が安定した役どころ。

ただ、エッチとはいっても、AVではないので、全裸など、その向きのシーンはありません。

真野恵里菜、池田エライザ、高橋メアリージュン、冨手麻妙、サヘル・ローズ、今野杏南、篠崎愛など、モデルやグラビアなどのキレイどころがずらり出演。

みんな、下着姿なので、それは、みどころ。



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