おすすめ度 ☆☆☆
実話映画好き ☆☆☆★
Unext鑑賞 2015年製作 PG12 アルゼンチン映画
アルゼンチンで実際に起こった身代金誘拐事件をパブロ・トラペロ監督により映画化。
第72回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(監督賞)を受賞。
この“家族"に全世界、震撼。1983年、プッチオ家が起こしたユ~カイな事件の真相。
1983年、アルゼンチン。裕福で近所からも慕われるプッチオ家は父アルキメデス(ギレルモ・フランセラ)を筆頭に妻、息子3人、娘2人で幸せに暮らしていた。そんなある日、二男アレハンドロが通う学校の友人の一人が誘拐され、姿を消してしまう。以降、彼らの周囲で金持ちだけを狙った身代金事件が多発。犯人が捕まらず近所に不安な空気が流れるなか、プッチオ家はいつもと変わらない生活を送っていた。ある夕飯の時間、アルキメデスは妻の作った料理をキッチンから食卓ではなく、なぜか2階の奥にある鍵のかかった部屋へと運んでいく……。
アルキメデスは軍事政権下で良き事とされていたこと、人権侵害、暴力、殺人を時代が変わってもそのままやっていただけ。軍事政権の恐ろしさは、国家として暴力を内在化した人間を作ってしまう。