ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「女神よ、銃を撃て」カトリーヌドヌーブ主演のやくざ映画!

2019-04-06 17:16:51 | フランス映画

おすすめ度 ☆☆★

フランスノアール映画好き ☆☆☆

劇場未公開 WOWOWで上映

まさにカトリーヌドヌーブありきの映画。

ちょっと題名に騙されないように。ドンパチはありません。

事故で足の悪い娘は、薬中で、売人の若い男と付き合っている。

母親は、夫の後を継いで、船会社の社長。

娘の彼氏が、やくざの薬を横取りし、それをかぎつけられ、追いかけられる。

娘が彼氏と口論中に彼氏を石で殴り、殺してしまう。

母親は、死体を処理し知らぬ顔。

だが、娘の彼氏の友人が、殺しを知っていて、ゆすってきた。

そのうち、母親と友人は意思を通わせる。

そして悲劇が、友人が罪かぶって殺されてしまう。

それほどドラマ性もなく、フランス映画らしい、小品。

娘を、ダイアンクルーガーが演じている。

 

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「オーケストラ・クラス」、ヴァイオリンの超特訓!

2019-03-16 18:23:11 | フランス映画

おすすめ度 ☆☆★

音楽映画好き ☆☆☆★

音楽に触れる機会の少ない子どもたちに無料で楽器を贈呈し、プロの演奏家たちが音楽を教えるフランスの実在の教育プログラムから着想を得た物語で、挫折したバイオリニストと初めて音楽に触れる子どもたちの交流を通して、音楽や人生の喜び、素晴らしさを描いたヒューマンドラマ。

最初主人公がクラスの悪ガキどもに嫌気がさし、教えるのを断念しそうになるが、ぶつかり合いながら徐々に距離や信頼関係を縮めて互いを理解してクスッと笑えるようになっていく。

猛特訓ではなく、生徒たちは、ある程度自由に学んでいく。

フランスゆえに、黒人が多くいたりして、まさに多民族、子供たちも、口は悪いし、手は出すし、全く手に負えないが、音楽の上達と共に、改善されていく。

教師役のカド・メラッド、実直そうで、はじめ、辞めたいと言い出すが、家族との交流も含め、教育に傾いていく。

音楽シーンは、あまりないので、ちょっと物足りない。


 

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「天国でまた会おう」、共に生きた時間に一生分の輝きがあった!

2019-03-15 16:55:10 | フランス映画

おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)

風刺のきいたアート映画好き ☆☆☆☆★

PG12 セザール賞5部門受賞

第1次世界大戦後のフランスを舞台に2人の帰還兵が企てた大胆な詐欺事件を描くクライムドラマ。

「その女アレックス」のピエール・ルトメールの小説が原作。

第1次世界大戦の終結目前。仏軍のプラデル中尉からの不条理な攻撃命令に従ったエドゥアールは、小心者の簿記係・アルベールの命を助け、顔に重傷を負ってしまう。

良家の御曹司で才能あるアーティストであるエドゥアールは家族にも会いたくないと戦死を偽装。そんな彼をアルベールは手伝うことに。戦後、パリに戻った2人は貧しい共同生活をスタートさせる。

エドゥアールの心の声を通訳する少女ルイーズが現れ、3人で戦没者を悼む記念碑を立てるという名目の詐欺を働く。

エドゥアールは、顔面の傷を隠すため、仮面をかぶるのだが、その仮面が実にアーティスチック。愁いを含んで見えるその姿が、映画に色を与える。

上官だったブラデルは、富豪になっており、一方で、戦死者はサイズの合わない棺に押し込められ、帰還兵は失業にあえぎ、傷病兵はモルヒネに身も心も蝕まれていく。

そんな現実を、鋭い目で描きながらユーモアを忘れないこの映画、只者ではない。

さらに、エドゥアールの芸術の才能を、評価しながら言えなかった父の姿を、彼の許しの姿で、表現。

ラストは、幾分の癒しを見せるが、戦争の代償は大きい。

エドゥアール役を「BPM ビート・パー・ミニット」のナウエル・ペレーズ・ビスカヤートが演じ、本作の監督を務めたアルベール・デュポンテルが相棒のアルベール役で出演。


 

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「HOSTILE ホスティル」、未知のクリーチャーがはびこる終末世界!

2019-03-04 17:35:22 | フランス映画

おすすめ度 ☆☆★

SFホラー好き ☆☆☆

★ニューヨーク・シティ・ホラー映画祭2017 主演男優賞・主演女優賞・メイクアップ賞・最優秀SF賞・最優秀音響編集賞(撮影賞・脚本賞) 受賞

★南アフリカ・ホラー映画祭2017 最優秀映画賞 受賞

★トライシティーズ国際ファンタスティック映画祭2017 最優秀SF&長編映画賞 受賞

★トリエステサイエンス+フィクションフ映画祭2017 夜視覚効果賞 受賞

★ツーソン恐怖映画祭 最優秀ホラー映画賞2017 受賞

など各国で話題に。

未知のクリーチャーがはびこる終末的世界を舞台にしたヒロインのサバイバルを、超自然的なドラマやロマンスなどを盛り込み描くフランス製サバイバルホラー。

爆発的な伝染病によってわずかな人類だけが生き残った地球。生存者たちは過酷な状況下で食料とシェルターを求めてさまよっていた。

ジュリエットも、物資や食料を調達していたが、帰路、車が横転。足に重傷を負う。

助けが来ない中、未知の生物に遭遇。必死に抵抗を試みるが。

そんな中、まだ地球が正常だったころ、ある男に出会い、子供出産にまで至ったた出来事を思い出す。

二つのシーンが並行して描かれ、やがて、ラストでつながるのだが。

クリーチャーが、まさに人間ぽい。

愛の物語ともいえるが、そうだとしたら、なんとも悲しい物語だ。

 

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「2重螺旋の恋人」、フランソワオゾンのエログロホラーミステリー!

2019-02-09 17:02:30 | フランス映画

おすすめ度 ☆☆☆

エロ・グロ・ホラー作品好き ☆☆☆☆

R18+ でも描写は洗練されていてそれほどでなく、ソフトです。だが、結構えぐいです。

中盤までは、ちょっと怪しげだが、普通のミステリーですが、後半、話が複雑になり、あれよあれよのとんでもな話です。

邦題は、思わせぶりですが、原題は、「Double Lover」二重の恋人。

おなかが痛くて、精神医にかかる。

精神医に惚れられいい関係に。

なにか怪しい、と瓜二つの精神科医に出会う。

二人は、一卵性双子。

さらに妊娠、DNAが一緒だから、どちらの子か?

いろんな仕掛けがあって、なかなか興味深い。

最期は、エイリアンぽくなって、だまされる。

ヒロインを演じる女性は、「17歳」のマリーヌ・バクト、なかなかの美形。ばっちり全裸です。

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「皇帝ペンギン ただいま」、最新鋭のデジタル4Kカメラやドローンを駆使して撮影!

2019-02-07 14:41:47 | フランス映画

おすすめ度 ☆☆☆★

アカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞した「皇帝ペンギン」の12年ぶりとなる続編。

ペンギン全種の中で最も寒冷な環境に適応しており、親鳥は餌を採るため150~1000キロも移動するなど、最も過酷な子育てをする鳥とされる皇帝ペンギン。

一組の夫婦が子供を授かり、育てていく過程を丁寧に描写。

最新鋭のデジタル4Kカメラやドローンを駆使して撮影を敢行。

南極海では史上初となる水深70メートルの水中撮影に挑み、透き通る海中を飛ぶように狩りをするペンギンたちや、氷海下に生息する様々な生物たちの貴重な姿を捉えた。

皇帝ペンギンは、すでに映画化されおり、特に目新しいものではないが、今回は、撮影機材も一新。

また、中盤からの海中シーンは、見事。

それにしても、なぜこの過酷な自然にあえて挑んでいるのか不思議な世界である。

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「ジュリアン」、DVパパの恐怖!

2019-02-06 17:41:32 | フランス映画

おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)

第74回ベネチア国際映画祭で最優秀監督賞を受賞。

離婚したブレッソン夫妻は11歳になる息子のジュリアンの親権をめぐって争っていた。

司法の判断は、ジュリアンは妻のもとにいるが、週一回夫と過ごすこと。

夫は、DV夫で、妻は転居して、夫に住所を告げていなかった。

そして、息子に、執拗に電話番号や住所を聞き出そうとする。

姉の高校のパーティーに参加中、夫がやってきます。

そして逃げて帰りますが、銃を持った夫がやってきます。

そこからが、ホラー。

なかなか演出がさえわたります。

ラストはあっけない終わりようですが。

フランスの新鋭グザビエ・ルグランの監督作品。

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「TAXi ダイヤモンド・ミッション」、人気カーアクションシリーズ第5弾!

2019-02-04 18:00:52 | フランス映画

おすすめ度 ☆☆ (劇場鑑賞)

カーアクション好き ☆☆☆

リュック・ベッソンが製作・脚本。

時速300キロ超えの伝説のタクシー・プジョー407。

何しろ、カーマニアには、たまらない一品だが、お下品なコメディ調なので、盛り上がらない。

まあ、交通遮断で、車を自由に走らせる、ぜいたくなカーチェイス。

主演の警察官マロ、パリからマルセイユへ左遷。

フェラーリなどの高級車を操り、華麗に宝石を盗むイタリアの強盗団にやられっぱなし

世界最大級のダイヤモンド「カシオペア」が5日後に到着するという知らせが入る。強盗団は用意周到な完璧な作戦でダイヤモンドを盗み出そうとしていた……

でマロは、相棒(エディ)にとてつもないTAXIを用視させる。

一見ごく普通のタクシーでありながら、ボタン一つでルーフダクトやウイング、サイドスカートが出現しおまけにホイールもチェンジ!コントロールパネルでモードもチェンジでき、007のボンド・カーもびっくりなこの仕様を、本作では更にチューンアップ!

凸凹コンビと伝説のタクシーVS頭脳派強盗団の赤いランボルギーニ!

お話は、いまいちなので、車好きでないと。

フランク・ガスタンビドとエディ役のマリク・ベンタルハが新コンビ。

時速300km超えの世界最速タクシーが砂漠やマルセイユ、地中海、おまけに空まで縦横無尽に駆け巡る!!



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「マダムのおかしな晩餐会」、メイドが恋をする物語!

2018-12-08 17:44:31 | フランス映画

おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)

いかにも、フランス映画らしい、エスプリのきいた作品。

邦題は、ちょっと意味不明だが、原題は「マダム」

13は不吉な数字らしく、晩餐会の出席者が13人になったので、急遽メイドを身分を隠して出席させたところ、下品なジョークを連発。

おかげで人気者に。そして英国紳士から求愛される。

メイドはスペイン人で、豪華な晩餐会には、ちょっと不向き。

富豪の屋敷の造形、晩餐会の様子など普段の自分の現実からはかけ離れた描写とカラフルポップな映像表現に目を奪われる。

コレットとカイテルがアメリカ人夫婦役、デ・パルマがマリア役。

風刺のきいた、恋のさや当てだが、ラストは微妙な終わり方。


 

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「グッバイ・ゴダール!」、ゴダールの二番目の妻目線の伝記!

2018-12-06 14:56:54 | フランス映画

おすすめ度 ☆☆★

ゴダール好き ☆☆☆★

R15+

ゴダールは、1059年に発表した「勝手にしやがれ」で、その斬新な映画手法で、ヌーベルバークの旗手とされた映画監督だが、この映画は、2番目の妻、すなわち、「中国の女」に主演した女優さんの手記を映画化したもの。

ゴダールの妻の手記と聞いてアンナ・カリーナを想像したが。アンヌ・ビアゼムスキーで、彼女とも離婚、現在の妻は監督であるアンヌ=マリー・ミエヴィル。

妻が、描いたゴダールだから、ゴダールを賛美した映画、もしくはラブラブの結婚話かと思ったが、ちょうど、スランプの時期でもあり、煮え切らないダメダメ男として描かれている。

19歳と30歳の年の差。

ゴダールは、結婚間もなく、5月革命がおこり、その方向へ傾倒していくが、変革者として、どうすればいいか、悩みながら反抗する。

その辺の時代だから、まさに盛り上がりに欠けるドラマになっている。

ただ、妻を演じる「ニンフォマニアック」のステイシー・マーティンが、ゴダールの映画宜しくヌードシーンを披露(男の全裸も披露されている)。ただ、官能的ではない。

逆に言うと、フランスらしい、フランス映画なのかも。

ゴダールをルイガレルが演じているが似ているのかどうか?

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