おすすめ度 ☆☆★
志駕晃の同名ミステリー小説を「リング」の中田秀夫監督のメガホン、北川景子の主演で映画化。
予告編がめちゃおもしろそう。
私も、スマホを盗まれて、焦ったことがあるけれど、確かに必需品となったスマホ。落とせば大変なことに。
それも、個人情報をたっぷり、入れていればまずい。
ただこの映画、ひねりすぎで、話が分散してしまっている。
続編が作られるらしいが、もう少しすっきりした話にしてほしい。
中田監督だけに、精神破綻者の存在が恐ろしいのだが、いまいち乗れないのは残念。
複数少女殺人遺棄事件。
それを追う刑事がもう一方の主役。
母に無視された子供の悲劇とか、借金トラブルで自殺とか、輻輳。
おかげで、ラストもとってつけたようで、残念。
現代、スマホを落としただけで、十分話が組み立てられると思うのだが。
北川景子のイライラ顔に惚れる人はいいが、ちょっとイラついてしまう。
恋愛話が一方の線だが、あまり活かされていない。