西竹ノ塚1丁目の「おじゃんせ」でほくと北足立平和のつどいが開かれました。ほくと医療生協の北足立支部の有志でつくる「9条の会」主催による企画で「すいとんを食べながら平和の映画を観る」というものでした。
すいとんを食べる参加者
今回は映画「千羽鶴」を視聴しました。広島で被爆後に白血病を患い、12歳で死亡した佐々木禎子さんが、回復を祈って折り続け、同級生が回復を願って平和の銅像を建設するというもの。
映画「千羽鶴」のあらすじを紹介します。
1955年、広島の少女さだ子が原爆症で亡くなります。クラスメイトたちは、これ以上子どもたちが戦争や原爆の犠牲にならないようにとの願いを込めて、原爆の子の像の建設募金活動を始めます。
映画「千羽鶴」は、実際の建設運動の最中に撮影されました。ロケーションはモデルとなった佐々木禎子さんの家(床屋)や通学した峰町小学校、そして入院した原爆病院などで行われ、劇映画でありながら“時代の記録”としても大変爽覗な作品です。
映画をみる参加者
とりわけ貴重なのは、原爆の子の像の実際の除幕式(1958)が感動のエンディングとなっていること。原爆症で亡くなる少女を描いたにもかかわらず、この映画がさわやかなのは、戦争の傷跡から子をたずさえて生きようとする子どもたちの健康な姿と、その子どもたちを支える教師たちの姿があること。民主教育の息吹をきちんと捉えて描いた作品としても貴重です。
私も参加してすいとんをご馳走になりました。
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