針谷みきおの一言 集まり処「はんの木」情報 

集まり処「はんの木」にてスマホ・パソコン教室3時間千円貸出中コカリナ教室など📱070-5458-6220へ

労基署を描いた「ダンダリン」作家の田島隆さん

2014-04-12 23:55:54 | 労働・雇用

4月6日、東京民報は労基署を描いた「ダンダリン」の原作者「田島隆」さんにインタビューをしました。労働基準監督官を描きテレビドラマになって話題を呼んだ漫画「ダンダリン一〇一」や、「カバチタレー」シリーズ、

1968年、広島県呉市生まれ。同市で田島海事法務事務所を開業。 31歳のときに漫画「カバチタレ!」で原作者としてデュー

14日からフジテレビの月9枠で放映が始まるドラマ「極悪がんぼ」の原作者である田島隆さんは幼少から20代前半で法律資格をとるまでを貧困の中で過ごし、法律を学んだことで逆境を生き抜いて31歳で原作者デビューを果たすという異色の経歴を持つ漫画原作者です。リアルでどこか温かい作風を持つ田島さんに働くことへの思いなどを聞きました。

ーダンダリンを書こうと思ったのはなぜですか

 ダンダリンはブラック企業が今のように問題になる以前から、構想があった作品なんです。私自身が貧しく、親が育児放棄す児放棄をする中で育ったため、15歳のときに親元を離れ独立して暮らしていました。花屋などの作業員、ビル清掃、トラック運転手など約30職種で働いてきましたが、大半が零細企業で、理屈が通用しない世界でした。
 そうした世界を体験した者として近年、大企業ですらブラック企業」と呼ばれ、学歴を持ち社会のレールに乗っているはずの若者が、きわめて冷酷な働き方を押し付けられていることに、「なにかが違ってきている」と強い違和感を持ったんです。それが、ダンダリン誕生のきっかけでした。

 -問題が起きたら、法律を盾にしてごねよと、ご自身の体験から主張しておられますね。

私自身も20代の頃、ある運転代行会社で独裁者を絵にかいたような社長から不当に解雇され、しかも当月分の給料は罰金という名目でナシだと言われて、監督官にお世話になったことがあるんです。監誓言の助言で、給料支払いを請求して内容証明を出したら、なんと絶対に支払ってもらえないと思ってた給料が支払われたんですね。

 「なるほど、これが大人のケンカか」と目からウロコが落ちた思いでした。法の力強さを知り、働きながら独学で勉強して行政言上や海事代理上の試験に挑戦したんです。当時の私には法律という世界が、天から降りて来たクモの糸に志えました。

 -法律を武器にたたかうことは勇気がいります。

 そうだと思います。相談に行くまで、本当に心がしんどい。よくわかります。でも、あきらめたら終わりなんですよ。わらをもつかむ思いであがくと、最初よりはよくなっているはず。

そう信じてあがいてほしい。今、国の政策全般が企業ありきになっていっています。本当は国も企業も、一人ひとりが幸せになるために存在するはずなんです。なのに、なぜか個人に目がいかなくなっている。そんな社会ですから、東京民報さんのような身近なメディアが一人ひとりの方をむいて頑張ってくれることがとても大事だと思っていま
す。


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
がんぼ (のなか)
2014-04-13 08:44:38
尾野真千子さん主演、楽しみにしている。
しかしあのフジテレビで!番組作った?って!
びっくりでぇ~す!
返信する

コメントを投稿