11月25日、足立区庁舎ホールにて「公契約を考える足立のつどい」が開かれます。東京土建足立支部、建設ユニオン城北支部などが呼びかけている足立公契約条例推進実行委員会の主催によるつどいです。
一昨日、わが地元の東京土建入谷・舎人分会長さんが案内状を持ってきてくれました。あいさつ文には次のようなことが、書かれていました。
秋冷の候、ますます御健勝のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
長引く不況のもと、私ども建設業界では、建設従事者が486万人となったことが明らかになりました。(総務省労働力調査平成22年6月)この数字はピーク時の685万人(平成9年)から198万人、率にして28.9%の大幅な減少となっています。特に若手就労者が大きく減少しており、技能の継承が建設業界の大きな問題となっています。
技能継承の点では、一産業に留まるものではありません。昨今自然災害やゲリラ豪雨などの都市型災害が増えています。また、道路の陥没事故など上下水道の老朽化による事故も多発しています。
災害復旧やインフラ再構築にとっても建設従事者と熟練技能者の減少は業界を超えて、暮らし、街づくりの観点からも区民や行政にとっても由々しき問題であるといえます。
さて、建設従事者の減少の大本は何と言っても低賃金・重労働・不安定就労に尽きます。建設従事者の多くは日給月給で働いており、不況のおり一日働いても1万数千円程度、就労日数は月20日に満たない状況です。昨年9月に野田市では、せめて公共工事では低単価受注と低賃金就労を防ごうと公契約条例を制定しました。今単に入り国分寺市や川崎市や相模原市でも同様の検討がすすめられています。
私たち足立公契約条例推進実行委員会では、全国で始まった「公契約」の取り組みを受け、まずは「公契約」について広く区民と共に学習することを目的として表記のつどいを開催することにしました。
大変お忙しい中とは存じますが、ぜひ集いにご参加いただきますようにお順いいたします。
記
「公契約を考えるつどい」 日時 11月25日(木)午後7時開会 庁舎ホール 足立区梅島1-2-26 03-5845-5011 FAX03-5845-5014 (事務局 中村)
私も25日には参加をして学びたいと思っています。
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