特定健診で脂質異常症といわれたことがあり、栄養士さんに改善方法を聞いたことがあります。やはり食事と健康は密接にかかわりがあるというので聞いたことをまとめてみました。
一般的にぷ脂質異常症の人「太めの方」というイメージがあるようですが、最近はやせているのに脂質異常症と診断される人がいるようです。
体重が増えていなくても血液のデータが上がっているのであれば、生活習慣の影響が出ている証拠。自覚症状がないから…といって、放っておくと動脈硬化へ進行する恐れがあります。「まだまだ大丈夫」と安心せずこの機会に食習慣を振り返ってみましょう。
自分の適正エネルギー量を知ろう脂質異常症の診断は
①LDLコレステロールが高い
②TG(中性脂肪)が高い
③HDLコレステロールが低い
◆脂質異常症の数値
①LDL 140mg/dl以上
②TG 150mg/dl以上
③HDL 40mg/dl未満
のうちどれかに該当すると診断されます。
まず、共通している食事療法は「食べ過ぎないこと」です。
適正エネルギー量以上に食べると、余分な栄養素は体内でコレステロールに合成されるため、バランスの良い食事をしていても食べ過ぎているとなかなか改善されません。1日2食や夜間の食事量が多い場合も注意が必要です。
適正エネルギー量の計算は以下をご覧ください。
◆適正エネルギー量の計算
身長(m)×身長(m)×22×22~35kcal(*減量が必要な方は25kcalをかけたエネルギーにおさえましょう。) たとえば170cmの方で減量中の方は
1.7×1.7×22×25=1589kcalということになります。私の場合は1800kcalは一日、食べています。もう少し、減量しないと駄目ですね。
また、食物繊維を多く含む食品(野菜、きのこ、こんにゃく、海藻類)はLDLを減らす作用があるので毎食食べるよう意識しましょう。野菜(とくに緑黄色野菜)に含まれるビタミンA、C、Eは体内のコレステロールが酸化されるのを防ぐ働きもあるそうです。
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