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手をつなぐ親の会総会

2009-06-09 23:25:42 | Weblog
本日、手をつなぐ親の会(知的障害者と家族の会)総会が竹ノ塚センターを行われました。私は厚生委員なので昨年に引き続いて参加させていただきました。


あいさつする原木慶子会長ー総会のあいさつで会長は「自立支援とは何か」人それぞれの捕らえ方が違うと思う、ひまわり作業所の負担軽減策がどうなっていくのか、今後の課題と発言。発達障害が認知され手をつなぐ親の会の活動も今年はここに力を入れていくと話されました。


昨年は会創立50周年でした。あいさつする原木会長

ことしの総会では元会長で社会福祉法人「あだちの里」理事長ー平野和代さんの話が切実でした。いま、グループホームの建設に苦しんでいることが話されました。
都営住宅をあっせんされるがエレベータもない5階につくれと言われても利用者が高齢化したら対応できない。今後はこうしたところは断らざるをえない。
しかも、一般就労支援が困難を来たしている。ハローワークからの報告でも障害者が真っ先に首を切られる。その上、障害者の気持ちや実態を理解していない人がまだまだいる。障害者は単純作業だったら、まじめに一生懸命に働く、しかし、上司が変わったり、仕事の内容が変わると対応できない。それを自立支援だと指導するが、障害者はむずかしい、自分を理解してくれる人の言うことは聞くが、そうでないと従わない。自閉症、寡黙症の人様々である。ひとりひとり障害がちがう。もっと行政や先生方にも力をかしてほしいと訴えました。
さらに平野さんは施設の運営もたいへんで指導員が定着しない。安心して障害者が生きていけるような体制を作ってほしいと訴えました。
私は社会保障「構造改革」のもと自立支援法がつくりだしている応益負担による負担の問題、さらに経済危機で障害者が真っ先にしわ寄せを受けていること、自立を阻害している自立支援法は廃止し、新たな障害者施策を再構築すべきだと痛感させられました。


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