3月1日から区議会予算特別委員会がはじまります。日本共産党は予算修正案を提案し、区民のいのちとくらしを守る新しい区政の転換を求めて奮闘します。
今回提案した予算修正案は区長提案の予算案に対して、一般会計予算2436億円に対して、17億5100万円余を増額、介護保険特別会計は429億7500万円余に対し、16億9200万円余減額する予算修正案となっています。2会計を合計すると区長提案額とほぼ同額修正となります。
予算修正案の概要は左記の一覧表です。
お金の使い方を変えれば、区民の
要望は実現できますー日本共産党の修正案の概要ー
1、原発依存から抜け出し、自然エネルギーの本格的導入に足を踏み出し、放射能対策を強化する。
●給食の食材調査=区内5ヶ所の保健所等に測定器を設置 2500万円
●放射能対策=民地除染費に5万円補助と線量計の貸出 2000万円
●太陽光発電補助を1kw/hを10万円に拡充する 3億6800万円
2、防災計画事業を抜本的に強化し災害対策をつよめる
●耐震工事助成の拡充=木造の耐震診断無料など 1億4200万円
●液状化対策ボーリング検査に助成、福祉避難所増設等 5500万円
3、ストップ負担増 削られた区民サービスを復活する
●生きがい奨励金=3000円に縮小を4000円に戻す 1億1591万円
●学校解放の有料化=従来どおり無料にする 2750万円
4、住宅リフォーム助成の拡充 仕事おこし雇用と中小企業をまもる
●住宅改良助成制度改正し、区内産業仕事おこし 9800万円
●買い物難民対策、宅配サービス商店支援 2450万円
5、保育所を増設し、待機児解消、子ども支援をつよめる
●認可保育園の増設=区の3園増設にさらに3園追加 1億5000万円
●不妊治療費助成、子ども医療入院給食にも助成 4980万円
6、学校統廃合を中止し、教育環境の充実をはかる
●学校統廃合の準備経費を削除、学力テスト中止 1億2783万円
●特別教室の冷房化、小学校図書館司書配置 7395万円
●「はばたき塾」の廃止(教育の機会均等に反する教育) ▲3800万円
7、介護の負担と不安を軽減し、区民のいのちと健康を守る
●介護保険料の値上げストップ=(65歳以上被保険者) ▲16億9千万円
●がん検診の無料化=有料のがん検診を無料にする 3675万円
8、青年の未来を開き、区民の自主的な活動を応援する
●青年住宅助成=学生・勤労者の家賃に月1万円の助成 1200万円
9、障害者のくらしをまもる
●障がい者グループホーム・ケアホームの増設等 1000万円
●精神障がい者福祉手当支給、ガイドヘルパー助成 3660万円
10、核兵器廃絶を推進し、平和施策を展開する
●被爆者見舞金の支給、平和モニュメント設置等平和事業拡充417万円
予算修正に必要な財源は
●道路の新設事業=大型開発地域への取り付け道路は先送り
●財調基金、減債基金など使い17億5100万円余を確保する。
なお、区議会予算特別委員会は3月9日まで6日間開かれます。ぜひ、傍聴して下さい。また、ご意見・ご要望をお寄せ下さい。
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