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許されない横田基地にオスプレイ配備計画

2015-05-25 23:35:02 | Weblog

日本が東京オリンピックの熱気に沸いていた1964年ごろ、米国ではある実験機の初飛行が成功していました。垂直に離着陸でき、空中で停止し、水平飛行ができる。ヘリコプターに代わる新しい航空機です。

軍と航空機メーカーが膨大な予算と労力を使い、開発と実験を重ねてきた新型の輸送機。すでに半世紀前に完成していたオスプレイの原型は米陸海空軍が待ち望んだものでした。しかし、技術的な困難さや事故が伴いつづけ、それは実用化された今も同じです。

美しい海に囲まれたハワイ・オアフ島にある米空軍基地で、またもオスプレイが墜落しました。多数の死傷者。黒煙が上がる現場の周りには住宅地がひろがり、近くの海岸は人出でにぎわっていました。

改めてあらわになった危険性。日常的に頭上を飛ぶ沖縄県民や、配備計画が発表されたばかりの横田基地周辺に住む人々の怒りや不安はどれほどか。いくら安全性を強調されても、事故が相次ぐこんな軍用機に日本中の空で訓練されてはたまりません。

沖縄の翁長知事は飛行停止をもとめ、横田でも配備は許さないと住民らが立ち上がっています。それなのに、日本政府の対応は逆さまです。菅官房長官は安全だといい、中谷防衛大臣も、欠陥を疑う理由はない、運用に変更はない、という米政府の報告を得々と話しています。

国民の命や安全よりもアメリカの言い分や都合を優先させる。向くべき方向もわからない政府では、操縦もままならないオスプレイを止められないということか。しんぶん「赤旗」


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