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龍馬伝と土佐の自由民権運動

2010-01-05 23:50:26 | Weblog
昨日からNHK大河ドラマ「龍馬伝」がはじまりました。
今回のドラマは土佐(高知)からはじまり、長崎、京都へとつながりますが、ドラマの内容はNHKホームページにお任せして、坂本龍馬の出生地、土佐の自由民権運動に触れたいと思います。



土佐出身で、自由民権運動の理論的指導者だった植木枝盛は20年前、共産党区議団の視察で自由民権資料館を訪問したときから始まります。
 高知市には西森茂さんという自由民権運動を全国に発信している活動家がおり、西森茂(2004年死去)さんが主宰している平和資料館「草の家」で植木枝盛のレクチャーをうけ、興味をもち、その後数回となく高知市を訪れています。



植木枝盛の私擬憲法草案の「東洋大日本国国憲案」は220 カ条もあり、市民革命期の憲法コンセプトを提示し、みずみずしさと勢いがあるといわれています。男女同権から家族制度改革論、万国共議政府による国際平和と軍備縮小など、実に興味深く面白い。「日本ノ人民ハ何等ノ罪アリト雖モ生命ヲ奪ハサルヘシ」(国憲案45条)。明確な死刑廃止条項である。「政府国憲ニ違背スルトキハ日本人民ハ之ニ従ハザルコトヲ得」(同70条)。これに続いて革命権(第72条 政府恣に国憲に背き、擅に人民の自由権利を残害し、建国の旨趣を妨ぐるときは、日本国民は之を覆滅して新政府を建設することを得。)とまで謳っているのは現憲法よりもすすんでいると思われます。



私が植木枝盛の言葉で一番好きな言葉です。これは高知市立自由民権資料館に掲載されていました。http://www.minken.city.kochi.kochi.jp/top.html



高知市の城西公園にはこんな石碑があります。これは戦後「教え子を戦場に送らない」と決意して教職員組合運動が起きましたが、そのスローガンとなった竹本源治さん高知県教組委員長の思いが綴られています。

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