7月5日、都市計画道路261号線の用地測量説明会が開かれました。
はじめに東京都建設局第6建設事務所から都市計画道路261号線の事業の概要と進め方、今後の用地測量について、説明が行われました。
その後、質疑応答で事業計画の概要に疑問が出されましたが、今後の検討課題として先送りする回答が続いたため、参加者から事業計画を明らかにできない説明では納得できないなど意見が集中しました。
主な質疑は次の通りです。
①「子育て観音」といわれている実相院は文化遺産。これを二分することについて、了解がされているのか。
●回答ー具体的な協議には入っていない
②地権者が納得していないので測量の立会いを拒否するといっているが強制執行するのか。
●回答ー強制執行は考えていない。
③生活道路である区道と重なっているところや、並行しているところについてどうするのか。前回も反対意見がでたがどうなったか。
●回答ー今後の検討課題です。
④前沼交差点は道路が入り組んで今でも五又路だが、この261号線が加わると7叉路になる、災害時に大渋滞がおきたり、交通事故などの危険性が高くなると思われる。本来の都市計画道路の在り方にも反するが、道路計画はどうなっているのか。
●回答ー複雑な道路となることは承知している。警察とも協議しなくてはならないが今後の検討課題と考えています。
この説明に住民は納得せず、「質問の意味がない」と説明会は時間前に終了しました。
※解説ー赤山街道以西の261号線については、本当に必要かどうか、地元のコンセンサスがされていない事業計画であることが露見しました。
第1にこの261号線と隣接して区道が並行していること。
第2に前沼交差点が7叉路になった場合には大渋滞が予想され、震災時にはさらに、混乱が拡大することは必至です。
このままの計画では事業の推進はむずかしいと思われます。
地元の区民アンケートを実施し、事業の推進の是非を問う必要があると思います。
区民の皆さんのご意見・ご要望をお寄せ下さい。
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