本日、北足立9条の会など戦争法案を認めない8.9北足立総行動が集会とパレードを行いました。
集会には猛暑の中、午後2時からの集会とパレードには120名の方が参加しました。
古千谷西公園に集まった集会参加者は100名を超えました。
集会参加者のリレートークの一部を紹介します。動画を見るには画像の再生ボタン(赤色)もしくは下記のアドレスをクリックして下さい。
パレードか始まってから飛び入りで参加する人が20名もありました。沿道からはほとんどの人が声援を寄せてくれ、戦争法案を廃案にしてほしいという強い思いを感じました。
なお、集会アピールは以下の通りです。
戦争法案を認めない北足立区民集会アピール
戦後文部省が発行した教科書「あたらしい憲法のはなし」ではこう教えています。「今度の憲法では、日本の国が、けっして二度と戦争しないように、二つのことをきめました。
そのーつは、兵隊も軍艦も飛行機もおよそ戦争するためのものは、いっさい持たないということです。これからさき日本には、陸軍も海軍も空軍もないのです。これを戦力の放棄といいます。
もうーつは、よその国と争いごとがおこったとき、けっして戦争によって相手をまかして、自分の言い分を通そうとしないということを決めたのです。これを戦争の放棄というのです。」
憲法9条2項で「国の交戦権はこれを認めない」と明記しているようにそれは武力でもって自衛するのではなく、平和的な外交努力や国際的な協力によって保持するということです。だからこそ国会に招かれた3人の憲法学者全員が「法案は違憲である」と明確に述べ、歴代内閣法制局長官、日本弁護士連合会など司法界の専門家の多くは違憲を表明し、国民世論も圧倒的に憲法違反だといっています。
この明らかな違憲立法は審議に値しません。 安倍政権は集団的自衛権の行使の安全保障関連法案を「平和安全法制」などといっていますが、それは真に「日本国民の平和と安全を守る」ものではありません。日本は戦後70年間、他国と交戦することもなく、自衛隊は一人も殺さず、一人の戦死者を出していません。
これまで日本は自衛隊を含めて非軍事に徹した国際平和協力を行ってきました。これは他国に出来ない日本の独自性であり、これにより、日本が国際的な信頼を得てきたのです。
集団的自衛権の行使は、この日本の国際的信頼を失わせ、敵意とテロの対象国にしてしまいかねません。今、世界は軍事同盟の時代ではありません。
主権尊重、紛争の平和的解決、武力行使放棄を掲げる「東南アジア友好協力条約(TAC)に世界の27力国と地域が加盟し、その人口比は68%に広がっています。
軍事同盟は歴史に逆行する平和破壊の道です。
世論に逆らい国民の不安を無視して進める安倍政権の国会運営は国民主権を破壊し、民主主義を破壊する安倍ファシズムです。今、これを許すかどうかの岐路に立っています。
本日参加者と地域の人々で世論を盛り上げ戦争法案の廃案に追い込みましよう!!