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三鷹バス痴漢冤罪事件を考える

2014-08-13 23:14:19 | Weblog

今日、区議団に三鷹バス痴漢冤罪事件の津山正義先生が「無罪」となったことの報告と支援に対してお礼のあいさつに見えました。

この件に関しては三鷹・バス痴漢冤罪事件を支援する会が報告の文書をだしているので、要旨をお知らせします。

三鷹バス痴漢冤罪事件で7月15日、東京高裁(河合健司裁判長)は、一審判決を破棄し、被告人の津山正義先生に無罪の判決を出しました。7月29日、東京高裁の上告断念により無罪が確定しました。

 三鷹市内を走行中のバスの車内で「スカートの上からお尻をなでた」として津山先生が東京都迷惑防止条例違反で起訴された本件には、女性の「さわられた」という供述かあるだけで、これを補完する客観的証拠はありませんでした。一審で弁護団は客観的な証拠である車載カメラの画像解析を通じて、犯行が行われたとされる時間帯、携帯と吊り皮で両手がふさがっていることなどから痴漢が不可能だったことを明らかにしました。同じ時間帯に発着信があった携帯メールの履歴、津山さんの手指にスカートの繊維の付着がなかったという科捜研の鑑定もこれを裏付けるものでした。

ところが、一審は、バスが大きく揺れたために左手が吊り皮ごと物影に隠れて映らなくなる場面を捉え、「右手で携帯電話を操作しながら、左手で痴漢行為をすることは容易とはいえないけれども、それが不可能とか著しく困難とまではいえない」として罰金40万円の有罪判決を下したのです。

これに対し東京高裁は、客観的な車載カメラの画像との整合性という観点から被害者供述に詳細な検討を加えた上で、被害者供述の信用性を全面的に肯定した二番判決の判断は、「この種の痴漢事案で被害者供述の信用性判断に求められる慎重さを欠くものといわざるをえない」と厳しく批判。

車載カメラの映像から左手でつリ革をつかみながら右手で携帯電話を操作しており、痴漢をしたとは認められない」との判断を示し、リュックがあたったことを「被害者が勘違いした疑い」があるとして津山先生に明快な無罪判決を出したものです。

津山先生は 一日も早く学校に、生徒たちのもとに戻してぽしい、と懸命に訴えて、慣れない裁判をたたかってきました。本人と家族の頑張リ、弁護団の優れた弁論、そして支援の力が一つとなっ万かちとった画期的な逆転無罪です。ご支援いただいた皆さんに心からの感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。

連絡先,横浜市南区中里3-8-1-203斎藤方又は立川市羽衣町2-29-12国民救援会TEL/FAX042(524)1532
三鷹・バス痴漢冤罪事件を支援する会