足立区の2012年度予算案が発表になりました。区のホームページに予算編成のあらましがPDFファイル(130頁)で詳しく報告されています。アドレスは以下の通りです。http://www.city.adachi.tokyo.jp/012/pdf/24yara.pdf
今回は肺炎球菌ワクチンの助成の概要がわかりました。
高齢者の死因の第4位である肺炎の3割程度が肺炎球菌によるものと考えられています。 大人用肺炎球菌ワクチンは接種後5年間効果があると言われており、ワクチンの接種は、肺炎を予防する有効な方法のひとつです。このワクチンの接種を促進して高齢者の肺炎重症化を予防するため、24年度から大人用肺炎球菌予防接種の公費助成を開始します。
概 要
対 象
①接種日現在、65歳以上の区民(1人1回限り) 対象:155,000人
②接種日現在、60歳以上65歳未満の区民で、心臓やじん臓・呼吸器等の
内部障がいがある身体障害者手帳1級相当の方 対象:300人
効 果
肺炎にかかる医療費を約28億円削減する効果が見込めます
※全区民が接種した場合。算出式(5,115億円/1億2千万人)×足立区民66万人
5,115億円は、国の予防接種部会が算出した、65歳以上の国民全員に接種した場合
の肺炎り患にかかる医療費削減見込額
接種場所区内契約医療機関(区外接種は公費助成の対象外)
実施時期
通年 (ただし、24年4月1日~9月30日の接種分は、接種の領収書と9月末
に区から送付する予診票をもって、助成分を区内共通商品券で還付)
助 成 額4,000円 ※接種費用の半額程度。生活保護受給者は自己負担なし
【事業の目的・概要】
高齢者の死因の第4位である肺炎の3割程度が肺炎球菌によるものと考えられています。
大人用肺炎球菌ワクチンは接種後5年間効果があると言われており、ワクチンの接種は、肺
炎を予防する有効な方法のひとつです。このワクチンの接種を促進して高齢者の肺炎重症化を
予防するため、24年度から大人用肺炎球菌予防接種の公費助成を開始します。