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”EMOTION”by Yu Chae Young
情け容赦もなく打ち込まれる機械のリズムの嵐の中に響くトロットロに甘ったるいロリ声という組み合わせは、私の結構好きなパターンです。
あの、いかにも世紀末めいた罪深い快楽の匂う雰囲気が良い。理性を打ちのめし、打ち砕く無機的なリズムと、幼ぶった装いの裏に、逆にほのめかされる性の快楽の気配。
”罪を犯す”という後ろめたさに裏打ちされた悦楽の気配。禁忌は時に、闇の快楽をむしろ、増大させる役割を担うものであったりします。
例えば90年代香港のロリ声代表、ステファニー・ライなんて歌手はいまだに忘れ難かったりする。どうしてるんでしょうねえ、彼女。まあ、その話はこの際、関係はないが。
ここに挙げました韓国の、なんでもかの国の”テクノ三人娘”の一角をなす人気者のようですが、 Yu Chae Young嬢のデビュー盤も、ヤバい喜びにあふれた一枚となっております。この子は、このロリ声のままでバラードとかも歌っちゃうから、ますます罪は重い(?)ね。
これがまた、口やかましい儒教の風吹きすさぶ韓国の事であれば、ますます痛快って気分にもなろうというもので。まあ、この年代のコたちにしてみれば、どうってことないのかも知れませんなあ。いいぞいいぞ、行け行け、どんどん。