ワールドミュージック町十三番地

上海、香港、マカオと流れ、明日はチェニスかモロッコか。港々の歌謡曲をたずねる旅でございます。

新たなるサティアンへの道

2008-10-24 23:46:57 | 時事


岩井俊二監督が加護ちゃんに一目ぼれ?「大女優になるはず!」と大絶賛の嵐!!【第21回東京国際映画祭】

 オウム真理教の発祥と発展に関する文章を読んだことがあるんだけど、初期の集会はちょうどこんな雰囲気だったみたいね。下に引用した文章があまり感触が似ているんで、気持ちが悪くなった。

 ”監督”氏の異様なテンションの上げように、おそらく裏で話が付いていて、はじめからこういう話の運びになるのは承知していたのであろう加護も一瞬、唖然としてしまった様子が下のレポートから読み取れる。
 いや、”監督の過剰な反応に唖然とする”ってのも、この茶番劇の台本にはあらかじめ折り込み済みだったのかな?

 ともかくここでの”監督”氏は、噂に聞く、信者をオルグする際のアサハラの”勧誘芸”とまったく同じ手際を見せる。

 「お前は素晴らしい才能を持っているのに、周囲の者はそれに気がつけない。酷い話だ。
 だが超越者の私は、お前の持つ、人より優れた力を分かってやれる。
 惜しい!お前の能力を眠らせておくのは非常に惜しい!俺のところで修行をしてみないか!」

 とか言われると、自尊心ばかりが膨れ上がっているけど、現実面では情けないくらい無能な若者たちはコロッといかれちゃうんだなあ。「この人について行けばきっと、でかい顔して俺をコケにしたオトナたちに一泡吹かせてやれる筈だ」

 観客席の連中は、すでに”信者”として釈伏済みのようだから、ここで新しい才能の前に素直にひざまずける監督の澄んだ心の偉大さについて認識を新たにし、加護と言う”新たなる奇跡”の誕生の場に居合わせた幸運を噛み締めるわけだ。

 ここに敬虔なる信者、”側近中の側近”がまた一人誕生。さて、この先に待っているものは・・・


 ○岩井俊二監督が加護ちゃんに一目ぼれ?「大女優になるはず!」と大絶賛の嵐!!
 (シネマトゥデイ - 10月23日 12:30)
 岩井監督は大物ゲストが次々に登場しては、自分とのエピソードを披露する中、言葉少なに照れくさそうにしていた。そんな監督の様子が突如変わったのは、最近芸能界に復帰したばかりの加護亜依が登場したときだった。それまでのクールで落ち着いた様子とは一変し、前のめりになって「バッシングされて大変だったでしょ」と加護に興味津々の様子。というのも監督はバッシング報道されていた加護をテレビで初めて見たとき、アイドルの加護ちゃんという認識はまったくなく「えっ、この子誰だ!?」とほほをたたかれたような衝撃を受けたそうだ。「あんな状況、普通の女の子だったら耐えられるはずがない。それでも立っていられるなんて相当選ばれた人。すごいパワーの持ち主だから、絶対に女優に向いている!」と大絶賛。
 さらに賞賛の嵐は続き、「目がいい。息の長い女優になると思うから、自分を信じて頑張ればいい」とヒートアップし、「いいと思いませんか?」と会場のお客さんたちをあおるほど。加護もまさか岩井監督にここまで絶賛されるとは思ってもいなかったようで、きょとんとしていたが「いろいろあって、人生について考えました。今は表現する人になりたいと思っています」と女優として歩みだす決意を新たにした。その言葉に満足そうなほほ笑みを見せた監督は「絶対何か一緒に作ろう!」と熱意を込めて加護と固い握手を交わした。