ワールドミュージック町十三番地

上海、香港、マカオと流れ、明日はチェニスかモロッコか。港々の歌謡曲をたずねる旅でございます。

猿芝居、残念ながら

2007-12-20 23:09:37 | 時事


 失笑してしまったのだ。原告の一人が記者会見で「今日ですべてが変わる 今日ですべてがむくわれる、と思っていたけど」とか、イズミヤの歌の文句なんかまじえながら語っていたので。気の利いた表現とでも思ったのか?もの凄く恥ずかしいよ、それ。

 ともかく今回の原告団の人たちの言葉って、あまりに芝居がかり、作り物っぽ過ぎる。
 だからかえって、”後ろにいる、運動をオルガナイズする存在”の気配が、うさんくさい匂いを放ちつつ立ち上がってしまうのだ。

 そんな昔ながらの市民運動臭ふんぷんたる戦い方って、もう破産しているんじゃないのか。
 まさに時代の空気が読めていないのであって。何で左翼がいまどき流行らない存在になってしまったのか、良く考えてみてくれ。

 あっと。戦いのどちらに正義があってとか、ここでは私は語ってないよ。闘いの方法論がピント外れではないかと疑問を投げかけているのである。
 トンチンカンな反論を用意し始めた頭の悪い人のために言っておくけど。

 ○原告側の対応批判=「司法判断どうお考えか」-町村官房長官
 (時事通信社 - 12月20日 19:02)
 町村信孝官房長官は20日午後の記者会見で、薬害C型肝炎訴訟の和解協議で原告側が国の修正案を拒否したことについて「大変残念だ」とした上で、「『この案でなければ受け入れられない』と言うのは、司法の立場をどういうふうにお考えなのか。ただ、簡単に駄目というだけでなく、何らかの対応を考えてほしい」と述べた。全員一律救済を主張する原告側の対応に疑問を呈し、問題解決へ一定の歩み寄りを求めたものだ。