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まだ夏は終わってない感じですが...

2010-09-03 00:12:40 | その他
クラシック業界は9月から新シーズン開幕。
初っ端から英国ロイヤル・オペラ来日公演(プロダクションとしては新しいものではないですが)があったりして、今年も予算との戦いになりそう...(笑)
最近は(?)オーケストラ・コンサートでもプログラム等に趣向を凝らして、集客を上げようと頑張ってるようですね。

バレエに関しては、2-3年前(たぶん 笑)にも行われたボリショイ・バレエとマリインスキー・バレエの合同ガラ公演とか、ルジマトフ&レニングラード国立バレエの名作バレエ・コレクション(笑)とか、あれこれありますね。(レニングラード国立バレエは、1/3に「ニューイヤー・バレエ・ワルツの祭典」てのもやるらしい...御苦労様です 笑)

面白そうだなと思ったのが、11/3、4のズービン・メータ×イスラエル・フィル×モーリス・ベジャール・バレエ団×東京バレエ団<奇跡の響演>(長いタイトル... 笑)。
演目は全てベジャール振付で、「春の祭典」(モーリス・ベジャール・バレエ団&東京バレエ団)、「愛が私に語りかけるもの」(モーリス・ベジャール・バレエ団)、「ペトルーシュカ」(東京バレエ団)の3本立て。
「春の祭典」は本当に混合メンバーで、キャスト予定表を見る限り、主役の生贄役(ベジャール振付版では男女2人)も、モーリス・ベジャール・バレエ団のダンサーと東京バレエ団のダンサーの組み合わせ(日替わり)で踊るみたいです。スゴイ。

2番目の演目はマーラーの交響曲第3番の第4、5、6楽章に振付けたものらしいです。
(蛇足とは存じますが、「愛が私に語りかける『こと』」(Was mir die Liebe erzaehlt、ae=aウムラウト)というのは、マーラーが交響曲第3番の『第6楽章』に当初つけていたタイトルで、第4楽章は「人が私に語りかけること」(Was mir der Mensch erzaehlt)、第5楽章は「天使達が私に語りかけること」(Was mir die Engel erzaehlen)というタイトルがつけられてました)
第4、5楽章でソロを歌う藤村実穂子さんは、こないだバイロイトでフリッカ(ヴォータンの正妻)を歌ってた人です。
さらに、(ベジャール振付の演目は許可された人だけが公演で踊れるので)「愛が私に語りかけるもの」はモーリス・ベジャール・バレエ団のみ、「ペトルーシュカ」は東京バレエ団のみ上演可能なんだとか。
そこまで言われちゃうとなぁ...でも予算の限界が...(笑)

それはさておき、他の日本のバレエ団も、色々と新しい試みをしたりして頑張ってるようで、これから楽しみですね。

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