Entchenssee

「プリンセスチュチュ」ファンページ

ドイツ語強化月間(笑)13

2008-12-03 02:12:48 | ドイツ語強化月間(笑)
少し脇道にそれますが、名詞の『複数形』についてサクっとさらっときましょうかね。

たいていのヨーロッパ系言語と同じようにドイツ語にも複数形があります。が、ちと面倒なことに、英語みたいに最後にsを付ければいいというわけにはいかないんです。
複数形のタイプは以下の4つ。

 ①語尾に何もつかない(単数形と変わらない)
  「窓」単数・・・Fenster フェ'ンスター
     複数・・・Fenster フェ'ンスター

 アクセントのある母音がウムラウト化する場合もあります
  「鳥」単数・・・Vogel フォ'ーゲル
     複数・・・Voegel フェ'ーゲル 《oe=oウムラウト》

 ②語尾に-e[r]がつく
  「卵」単数・・・Ei ア'イ
     複数・・・Eier ア'イアー

 アクセントのある母音がウムラウト化する場合もあります
  「しっぽ」単数・・・Schwanz シュヴァ'ンツ
       複数・・・Schwaenze シュヴェ'ンツェ 《ae=aウムラウト》

 ③語尾に-[e]nがつく(ウムラウト化することはありません)
  「羽根」単数・・・Feder フェ'ーダー
      複数・・・Federn フェ'ーデルン

 ④語尾に-sがつく(ウムラウト化することはありません) ←別名「外来語型」
  「紅茶」単数・・・Tee テ'ー
      複数・・・Tees テ'ース ←注:語尾のsは必ず「ズ」ではなく「ス」

どの単語がどういう変化をするか、については、傾向がないわけじゃないですが、覚えた方が早いです(笑)。覚えてください。
けど、例えば「パン3個下さい」と言う時に「Drei(=3) ドラ'イ Semmel ゼ'メル(←単数形。複数形はSemmeln ゼ'メルン), bitte ビ'(ッ)テ.」と言ったからといって、パンが1個しか出てこないということはまずありません(笑)。
逆に(?)ビールを3杯頼む時は単数形で「Drei [Glas] Bier, bitte. ドラ'イ[グラ'ス]ビ'ーァ、ビ'(ッ)テ」(←こういう場合のGlas(グラス)はなぜかいつも単数)と言うのが普通みたいです。複数形(Biere ビ'ーレ)を使うのは、ビールの種類を言う時とか、かな?
一方コーヒーの場合は、単数も複数もどっちも使うようです(Drei Kafee ドラ'イ・カ'フェ/ Drei Kafees ドラ'イ・カ'フェス/ Drei Tassen Kaffee ドラ'イ・タ'セン・カ'フェ(←この場合はTasse タ'セ(カップ)が複数でKaffeeは単数), bitte.)。
どういう基準なのかは知りません(笑)。あと、固有名詞(に近いもの)は普通は複数形にしないので、料理名なんかも普通は単数ですね。

数字の読み方はどのドイツ語の本にも載ってると思いますが、まあ、一応書いときますか。

  1 eins ア'インス ←数字の「1」を言う時。「1つの~」の時はein アインを使う
  2 zwei ツヴァ'イ
  3 drei ドラ'イ
  4 vier フィ'ーァ ←viel フィ'ール(たくさんの)とお間違えなく(そんな人いないって 笑)
  5 fuenf フュ'ンフ  《ue=uウムラウト》
  6 sechs ゼ'クス
  7 sieben ジ'ーベン
  8 acht ア'ハト ←頭が大文字(Acht)の時、「気にかける」という名詞になることも
  9 neun ノ'イン
  10 zehn ツェ'ーン
  11 elf エ'ルフ
  12 zwoelf ツヴェ'ルフ 《oe=oウムラウト》

  13 dreizehn ドラ'イツェーン
  14 vierzehn フィ'ァツェーン ←アクセントの母音を伸ばさない
  15 fuenfzehn フュ'ンフツェーン 《ue=uウムラウト》
  16 sechzehn ゼ'ヒツェーン ←sが落ちる
  17 siebzehn ジ'ープツェーン ←enが落ちる
  18 achtzehn ア'ハツェーン ←tは発音しない
  19 neunzehn ノ'インツェーン

  20 zwanzig ツヴァ'ンツィヒ
  21 ein und zwanzig ア'イン ウント ツヴァ'ンツィヒ ←und:~と~(=英語のand)
    (↑読みやすくするために分けて書いてますが、普通は全部つなげて書かれます)
                             以下同様に続きます

  30 dreiβig ドラ'イシヒ ←zツェットではなくβエスツェット
  40 vierzig フィ'ァツィヒ ←アクセントの母音を伸ばさない
  50 fuenfzig フュ'ンフツィヒ 《ue=uウムラウト》
  60 sechzig ゼ'ヒツィヒ ←sが落ちる
  70 siebzigジ'ープツィヒ ←enが落ちる
  80 achtzig ア'ハツィヒ ←tは発音しない
  90 neunzig ノ'インツィヒ
  100 hundert フ'ンデルト
  1000 tausend タ'ウゼント

  2345 zwei tausend drei hundert fuenf und vierzig  《ue=uウムラウト》
     (↑読みやすくするために、以下同文)
     ツヴァ'イ タ'ウゼント ドラ'イ フ'ンデルト フュ'ンフ ウント フィ'ァツィヒ
     (↑こんなしちめんどくさい読み方をしてて、よく計算ができるなあと感心 笑)

  1/2 halb ハ'ルプ (半分)
  1/4 viertel フィ'ァテル (四分の一)

序数(1番目、2番目...)はまた別の形になるんですが、それは省略。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。