Entchenssee

「プリンセスチュチュ」ファンページ

ラフマニノフのピア・コン2

2008-05-24 00:23:51 | その他
今週末(明日...)のN響アワーは「ラフマニノフ 鐘の記憶」というタイトルで、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番(ピアノ:中村紘子、指揮:準・メルクル、2008年4月5日)他、をやるみたいです。演奏はどうか分かりませんが、話はたいていおもしろいです。

5/25(日)21:00-22:00 NHK教育

この曲、チュチュとは全然関係ありませんが、拙作'Die alte Geschichte'のメインテーマ曲の一つで、ある意味「不倫モノ」の不朽のテーマ曲です(笑)。←詳しくは本館eine Entchen内'Die alte Geschichte 21. 守りたい人'の楽曲紹介を御参照下さい

これまで私が聴いた中で一番納得がいったのはラフマニノフの自演版なんですが、「音が良くなきゃイヤ」という方にはこれ↓をお薦めします。

Deutsche Grammophon UCCG-1231
(ユニバーサル ミュージック クラシック ASIN: B0007OE23A)
(↑多分、再版されて番号は変わってるかも)
セルゲイ・ラフマニノフ作曲
ピアノ協奏曲第2番ハ短調作品18
パガニーニの主題による狂詩曲作品43
ピアノ:ラン・ラン
指揮:ワレリー・ゲルギエフ
管弦楽:マリインスキー劇場管弦楽団
録音:2004年7月、フィンランド、ミッケリ、マルティ・タルヴェラ・ホール(ライヴ・レコーディング)

全くオーソドックスではない(笑)演奏ですが、聴いていると、ロシアの荒涼とした大地、そこを吹き抜ける冷たい強風にどーんと圧倒される感じです。ラフマニノフのメジャーどころのカップリングなので、1枚だけ買うならこれは悪くないのではないかと。


ついでに、今回と前回の写真は市民会館のエントランスです。前回の写真で市民会館の左側に見えている黒っぽいのは火薬門といって、旧市街を囲んでいた城壁の門の一つだったらしいです。

ロシア・バレエのプリマ

2008-05-23 00:29:42 | その他
を特集したドキュメンタリー番組(でも制作はフランス、2006年)を放送するらしいです。

5/26(月) 00:40-01:58 NHK BS2
クラシックドキュメンタリー「マリインスキー・バレエのミューズたち」

「マリインスキー・バレエの」と謳いつつ、制作当時すでにボリショイに移っていたはずのザハロワも含まれているみたいですが。あとロパートゥキナとかヴィシニョーワとか。

その後、ボリショイとマリインスキーの合同公演の再放送です。

5/26(月) 02:02-04:40 NHK BS2
ボリショイ・バレエ & マリインスキー・バレエ合同公演(2007年9月 東京, 新国立劇場)

ロパートゥキナ、ソーモワ、オブラスツォーワはこちらにも出てます。
「サタネラ」のオブラスツォーワはクレールばり。
あと、「ディアナとアクテオン」は私のふぁきあひ与太話でネタにしたヤツです。
でもこちらで一番気を惹かれたのは「パリの炎」のパ・ド・ドゥを踊ったボリショイのイワン・ワシーリエフ君v
若くて元気いっぱいでピチピチv(笑)

ミュシャ

2008-05-21 00:47:49 | その他
説明が皆無ってのも不親切かなぁ、って気がしてきたので、蛇足かもしれませんが一応補足を。

前回と前々回の写真は、アール・ヌーヴォー様式で有名なプラハの市民会館です。そこにA.ミュシャ(チェコ語読みだとムハ...chはhの発音になるので)がデザインした『市長ホール』って部屋があって、あらゆるものに彼のエスプリが溢れてます。

ちなみに前々回の写真の壁画は『男らしさ(現在)』というタイトルだそうで、他に『犠牲(過去)』と『自身の力(未来)』という壁画があります。8本の柱の上にもそれぞれ絵とそのタイトルを示す飾り文字が配されていて、前々回の写真に写っているのは『ペルンシュテインのヴォイチェフ、力強さ』と『ボツコ人、番人』、前回の写真に写っているのは『プシェミスロヴェツの女王エリシカ、母性的叡智』と『ヤン・ジシカ、戦いに臨む勇者』らしいです。円形の天井画は『スラブの団結』というタイトルだそうで、全体にチェコに対する愛国心が強く表れてますね。いずれもミュシャの画集なんかにはたぶん載っているので、御存知の方が多いかと思います。

あと、今回の写真は、市民会館の1階のカフェのメニュー(ボケボケで申し訳ありません)。ミュシャの有名な『朝の目覚め』を使ってますね。私はカフェの中には入っていませんが、ここもアール・ヌーヴォー装飾で有名なところらしいです。

ナルニア

2008-05-15 00:19:34 | その他
ファンタジーがらみ?で。
来週公開される映画「ナルニア国物語」の2作目に関連して、今週末1作目がTV地上波放送されますね。
5/18(日)21:00-23:24 テレビ朝日
正直言って、映画をぶつ切り&適当にカットされまくりの地上波で見るのは、全くおすすめしませんが(笑)
ただまあ、これは映像的に見所も多いので。原作ファンでも、割り切って見れば、(映画自体は)かなり楽しめるかと思います。
巷ではメガネ魔法少年物語が人気なようですが、私はあれはファンタジーだとは思いません。
ただ、ナルニア国物語にはキリスト教的要素がかなり有り、日本人には「話が読めない」部分が多くて、それであんまり一般受けしない(?)のかな、とは思いますが。
吹き替えは何方がされるのか知りませんが、オリジナルのアスランの声(リーアム・ニーソン)が良いので、英語で聴きたいところ。でもその辺は好き好きですね。

ちなみにトルコ語でライオンのことをアスランといいます。ペルシャ語系?の単語なのかな?トルコ語は色々混じってるんでよく分かりません...

ネトレプコまつり?

2008-05-08 23:09:50 | その他
チュチュとは全く関係ないですが、お薦めオペラ。

超人気ソプラノ歌手、アンナ・ネトレプコの特集?で、彼女が常連になっているザルツブルク音楽祭(今年もグノーの「ロメオとジュリエット」を歌うらしい)とBBCプロムスの録画放送します。
一度生で聴いてみたいんですが、彼女の出るオペラやコンサートはあっという間に売り切れるんですよね...

5/10(土) NHK BSハイビジョン

14:00-17:35
ザルツブルク音楽祭2006から
歌劇「フィガロの結婚」(モーツァルト)
アンナ・ネトレプコ
ボー・スコウフス
ドロテア・レシュマン
イルデブランド・ダルカンジェロ
合 唱:ウィーン国立歌劇場合唱団
管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指 揮:ニコラウス・アーノンクール

21:05-23:25
ザルツブルク音楽祭2005から
歌劇「椿姫」(ヴェルディ)
ヴィオレッタ:アンナ・ネトレプコ
アルフレード:ロランド・ビリャソン
ジョルジョ・ジェルモン (アルフレードの父):トマス・ハンプソン
合 唱:ウィーン国立歌劇場合唱団
管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指 揮:カルロ・リッツィ

23:25-01:09
プロムス2004から
1. 水の精(ドボルザーク)
2. 歌劇「ルサルカ」から 月の歌(ドボルザーク)
3. 歌劇「ボエーム」から ムゼッタのワルツ(プッチーニ)
4. 歌劇「マノン・レスコー」から 第三幕の間奏曲(プッチーニ)
5. 歌劇「清教徒」 から 狂乱の場面(ベルリーニ)
6. 交響曲第5番ニ短調 作品47(ショスタコーヴィチ)
ソプラノ:アンナ・ネトレプコ(2、3、5曲目)
管弦楽 :BBCフィルハーモニック管弦楽団
指 揮 :ジャナンドレア・ノセダ


モーツァルトやヴェルディは彼女の十八番ですね。「椿姫」はモダンな演出で、男女の恋愛模様を心象的かつ濃厚に描いてます。
BBCの方は演奏会形式。純真なルサルカ(水の精;人間と恋をして捨てられる)から、色っぽいムゼッタ(ヒーローの親友の恋人で、ヒロインのいい友人)、一途なエルヴィーラ(お役目大事で融通の利かない恋人(騎士)にヒドい目に遭わされる←あれ? 笑)まで、幅広い表現力と超絶コロラトゥーラを披露してくれます。

そういやアンナ・ネトレプコって、キャラクター的にちょっとあひるちゃんぽいかもしれないなぁ...見た目はるうちゃん(素)ですが。

新・芸術

2008-05-07 02:00:56 | その他
先日上げたミュシャ(ムハ)のステンドグラスの画像が、小さくてなんだかよく分からないので、大きいのと差し替えました(期間限定:今月いっぱいくらい?;必要な方(いないか...)は各自ダウンロード(7-800KB/1枚)して下さいませ)。
何しろ教会の中なんで手ブレがひどいですが、最大まで拡大して見ていただくと、細かい皺とかまできっちり作り込まれてるのがお分かりいただけるかと思います。
ちなみに堂内の他のステンドグラスもほとんど人物像ですが、これほど「絵画的」なものはありません。

そういやチュチュの絵って、枠取りが効果的に使われた非対称な構図とか、自然をモチーフにした曲線が印象的な装飾の多用とか、アール・ヌーヴォー的ですね。だからミュシャ好きな方が多いのかな...

36thローザンヌ雑感

2008-05-06 02:20:53 | その他
先週録画しといたのをやっと見ました...

全体的にコンテンポラリーvar.の方がみんな伸び伸び踊ってて上手かったですかね?やっぱり最近の子はクラシックよりコンテンポラリーの方が得意なのかな。
J.ノイマイヤーのあの独特の振付も、若い子が踊るとクセが抜けて(というか表現できなくて)ナチュラルな感じになるのが興味深かったです(笑)

ファイナリストを見る限り、例年と比べて特にレベルが高いという気はしませんでしたが、スペインの15歳の男の子は良かったですね。
テクニックが正確かというのは私には分かりませんが、彼は、動きを綺麗に見せるコツをちゃんと押さえてるように見えました。たぶん、良い教育を受けられたんでしょうし、本人も勘が良いというか、見たり聞いたりしたことからより多くのことを理解して学び取れるだけの才能もあるんでしょう。
それと、かなり(課題曲を)踊りこんでるなぁという印象を受けました。音楽の演奏でもそうなんですが、同じ曲を何度も繰り返しさらって、音符を追いかけなくても自然に体が動くようになると、「音楽が自分のものになって」表現が自由にできるようになるんですよね(余談ですが、この時、脳の働き方も変わっていると考えられます)。まぁ、そういう状態になれるまでにどのくらい時間がかかるか、とか、そうなった時にどういう表現ができるか、とかには、個人差があるわけですが(そこが才能の差か)。

で、ふと思ったんですが、パリ・オペラ座とかボリショイとかの学校に小さい頃から入れてれば、「どこかのバレエ団での1年間の研修」というのは、そんなに有り難味が無いかもしれないなぁ、と。もちろん、そういう学校は進級も厳しいでしょうし、それによそではまた違った研修が受けられるという利点もあるんでしょうが。でもやっぱり、こういう世界では『環境』の差が大きく物を言う、という気がしました。

あと気になったのは無意味な(と言うかむしろしない方がマシな)カメラワーク。見たいところ、見るべきところが見れない...芸術作品じゃないんだから、変に凝らずに普通に撮れよ。と思いました(;P)

ルグリ先生の「ジゼル」

2008-05-03 01:51:04 | その他
が再放送されますね。

5/4(日)8:00-9:56
東京バレエ団公演 バレエ「ジゼル」(アドルフ・アダン)
[収録:2006年8月14~15日, 東京文化会館]

ルグリのアルブレヒトって色気があるなぁと思いました。ジゼルとの恋愛も、若気の至りというより、豊富な経験を感じさせるというか(笑)
あと、ジゼル役のA.コジョカル(英国ロイヤルバレエ)が「くるみ割り人形」のクララを踊ってるDVDを先日見せていただいたのですが(ありがとうございましたv)、その時の「めっちゃキュート(でもテクニックはパーフェクト)」な感じから「恋する乙女」への成長が感じられる気がしました。もちろん役のせいもあるんでしょうけど。

ジゼルを踊らせるならやっぱりチュチュですかね?王子(アルブレヒトは王子じゃないけど)に捨てられるし。
ふぁきあひだと、ふぁきあが勝手にスジを書き換えそうな気がする(笑)
それか、ふれいあさん?猫先生のドリームで(笑)


全然関係ないですけど、↑の写真はプラハ城の中の教会にあるアルフォンス・ミュシャ(チェコ名:ムハ)のステンドグラス(部分)です。お好きな方が多いようですので。