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「プリンセスチュチュ」ファンページ

「ラ・バヤデール」

2008-07-28 00:38:31 | その他
今年春の新国立劇場の「ラ・バヤデール」が放送されるようです。

8/1(金)22:50-01:05 NHK教育

新国立劇場公演 バレエ「ラ・バヤデール」(レオン・ミンクス作曲)

スヴェトラーナ・ザハロワ(ニキヤ)
デニス・マトヴィエンコ(ソロル)
湯川麻美子(ガムザッティ)
ゲンナーディ・イリイン(大僧正)  ほか

指揮:アリクセイ・バクラン
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
原振付:マリウス・プティパ
演出・改訂振付:牧阿佐美
(2008年5月20日、24日 新国立劇場)

悲恋モノ?(つーか、男が頼りなさすぎ。まったく、戦士とか騎士とかってヤツは... 笑)
異国趣味バレエの一つですね。
最初15分くらいは解説があるので、公演の放送はおそらく11:05過ぎくらいからかと思います。
主役はボリショイ・バレエの御二人(←年末のボリショイの来日公演にも来る予定。デニス・マトヴィエンコは、昨シーズンで退団したセルゲイ・フィーリンの代わりに『ドン・キホーテ』のバジルを踊るらしいです)。

バレエの演目

2008-07-24 23:51:07 | その他
この間、チケットぴあから、Kバレエカンパニーの「コッペリア」の案内が来てて思ったんですが(その前はABTの「白鳥」と「海賊」のが来てた...)、バレエの演目ってあんまり流行りすたりがない感じですよね?オペラなんかは明らかにその年の流行みたいなのがあったりするんですが(作曲家の記念年だとか、オリンピックやなんかで使われたとか(笑)、その他理由はよく分からないけど演目が重なってるとか)。

特に日本で上演されるバレエは相当偏ってるような気がするのは、単純に、そういうのでないと客が呼べないってことなんでしょうか?それとも、レパートリーとして、そんなに色々な(振付の)バレエをやるのは技術的に無理、ってこと?でも海外バレエ団の日本公演でもそういう傾向があるしなぁ...それとも、そもそもバレエはオペラに比べて(流行りすたりができるほど)演目が多くないから?養ってる団員を効率よく使おうと思ったら(来日公演の場合は特に)、自然と演目が限られてくるってことなのかもしれませんね。

でも見たいですよね。『生』で色んなのを。映像で見るのも楽で悪くないですが、オペラにしろバレエにしろ、自分を包み込む闇と音楽とそれに劇場の雰囲気と、全部が揃ってこそ感じられるものもあるわけですし。
と言いつつ、ABTのダイジェスト映像(http://t.pia.jp/feature/stage/ballet/ballet.html)を見たりすると、定番モノも悪くないかと思っちゃったりするんですが(笑)
というわけで、来年春のハンブルク・バレエの「人魚姫」はちょっと見に行きたいかも...でもNHKホールっていうのが、ものすごくイマイチ...


ところでKバレエカンパニーの「コッペリア」は、吉田都さんが出られる日もあるみたいです。
熊川哲也さんが出られる日と、どっちが人気が有るのかな(笑)

ラフマニノフの謎?

2008-07-20 00:46:46 | その他
以前ちらっと御紹介した「名曲探偵アマデウス」という番組で、ラフマニノフのピアコン2をやってたので、ちょっと感想(?)です。

話の方はさておき、番組で使われてた演奏が、先日「N響アワー」で放送した中村紘子(ピアノ)/準メルクル指揮・NHK交響楽団のだったんで、笑ってしまいました。これを持ってきたか...
お聴きになった方は御承知と思いますが、はっきり言って中村紘子、間違いまくりです(笑)
しかしながら、聴いてるとだんだん麻痺してくるんですね、これが。てゆーか、本人、全く気にするふうがないので、こっちもそんなもんかって気にさせられてしまう(笑)
で、感想としてはとにかく「すごい迫力」。N響アワーの司会の池辺さんもまずそれだったんで、あーやっぱり、と思いました。他に言いようが無いんですよ(笑)
最近はこういうタイプのピアニストは珍しくなった気がするんで、準・メルクルもいい経験になった?かもしれません。オーケストラがソリストの演奏に引っ張られてしまうことはよくありますが、実際、N響がこれほど「歌う」演奏をしたのは珍しいんじゃないかと思います。最初のうちは「きれいに」演奏しようとしてたのが、だんだん中村紘子の迫力に引き込まれていくのが丸分かり(笑)でした。

万一ご興味を持たれた方のために、再放送予定↓

7/22(火) 8:00-8:45 NHK BSハイビジョン
クラシックミステリー・名曲探偵アマデウス
事件ファイル#12「ラフマニノフ“ピアノ協奏曲第2番”~神の手を持つ男~」

そのうちBS2でも再放送すると思いますが。もしかしたら総合テレビでもやるかも?
予めお断りしておきますが、話自体はミステリーでもなんでもないです(笑)。
あと、一言言わせてもらえば、オペ前に担当医がいなかったら大騒動ですよ。最近は全員PHSを持たされてますが、それでもつかまらない時は全館放送で呼び出されます(笑)


さらに余談ですが...ラフマニノフ本人は第1楽章冒頭のピアノで「鐘」を表現したらしいですが、私は拙作'alte~'21話で、第2楽章冒頭のピアノを、噴水の水が落ちる様子に見立ててました(あひるちゃんとみゅうとが噴水脇で話すところ。この時のみゅうとは猫先生だったな...)。

Apollo 13

2008-07-14 21:36:32 | その他
チュチュとは本当に全然関係ないですが。
私の最も好きな映画の一つです。

「アポロ13」(1995年アメリカ)
7/16 21:00-23:22 NHK BS2

最悪の状況の中で人は何ができるか、という話。(そういう意味ではチュチュに通じるものがあるか?)
トム・ハンクスらアポロ13号乗組員もそうですが、エド・ハリスの飛行主任を始めとした地上スタッフたちが、最後まで生還を信じてそれぞれのベストを尽くし、ドミノ倒しのように次から次に発生する数多の問題をなんとか乗り越えようと苦闘する様子がかえって現実的で(実話を基にしたドキュメンタリー・ドラマなんで、当然と言えば当然ですが)、つい惹き込まれてしまいます。
冒頭はのんびりと登場人物紹介(多い...)と時代背景、月への思いを描くことに費やされてますが、事故が起こってからラストまではほんとに一気って感じですね。

私が特に好きなのはCO2フィルターのエピソード。「船」という孤立した環境の中では「在るモノを工夫して何とかする」という考え方は基本なので、妙に共感してしまいました。別のシーンで「何のためにデザインされたかは重要ではない。何に使えるかが重要なのだ」というエド・ハリスのセリフがあって、これがこの凄まじいプロジェクトの核になってたんだと思いますが、昔の人の方がそういうことは得意だったかもしれないなぁ...とか、思ったりもします。

登場人物のほとんどがNASA関係者ということもあって、俳優の演技がおおげさでなく、眼差しとかまばたきひとつとかで演技しているのも、他のアメリカ映画とは違って好感が持てます。
ちなみに事故時の宇宙船は、オデッセイ(司令船;液体タンクと繋がっている)とアクエリアス(月着陸船)から成っていて、宇宙飛行士たちはこの2つを行ったり来たりしてますが、それを知らないと何をやってるかよく分からないかもしれません。
恋愛要素はほぼ皆無(家族愛はありますが)で、登場人物はたぶん90%以上男だけという映画ですが、もしよろしければどうぞ。
御覧になったことのある方も、もう一度感動を新たにされてはいかがでしょうか?(笑)

2Akt

2008-07-11 23:08:24 | チュチュ感想文
チュチュ感想文が13Akt『白鳥の湖』で止まってたと思う(誰も覚えてないよ...)んで、ついでに2Aktの『白鳥の湖』を。

2Aktのタイトル曲は「白鳥の湖:終曲」となっていますが、ここ(チュチュとアリクイ美ちゃんとのパ・ド・ドゥ)で使われている部分は「終曲」ではなく、その前の「情景」...じゃなかったかな?と思います(録音によっては、そこも含めて「終曲」となっているものもあるかもしれませんが、楽譜上はその後からが「終曲」だったはず)

で、私はその第4幕の終曲が『白鳥~』の中では一番好きです。(第1幕の終曲もいいですけどね)
かの有名な白鳥の主題(←『ローエングリン』由来)がオーボエのソロで始まり、それからオーケストラの全奏でドラマチックに奏された後、弦楽器の上昇音型で緊張が一気に盛り上がる!そして短調から長調に転調して、金管のファンファーレであのメロディーが高らかに鳴り響くと、ホントにぞくぞくします。


さて、話の印象としてはアリクイ美ちゃんの強烈さに尽きると思いますが、るうちゃんがかなり可愛い子なのもポイントかな?クレール前とは言え、他の話ではもっと悪役っぽい雰囲気な気がしますね。多分あひるちゃんとの初接触になるんだと思いますが、「あなた、いい人ね」と言って笑うるうちゃんは、普通にいい子に見えます。この時点では自分に完璧な自信を持ってて、精神的にも安定してる感じ。まぁそれが、見た目には、取り澄ましてて高慢で言葉が足りない、ということになっちゃって(誰かさんと同じ... 笑)、アリクイ美ちゃんに不要な『心』を持たせる原因になっちゃったりするわけですが。

あひるちゃんは、後にみゅうとともふぁきあともパ・ド・ドゥを踊りますが、初パ・ド・ドゥはるうちゃんとv
それからいよいよプリンセスチュチュ本来のお仕事開始。ってことで『チュチュのテーマ』たる『白鳥の湖』(1Aktの『花のワルツ』はチュチュっていうよりあひるちゃんのテーマなのかな)に乗って、初仕事にしてはさくっとカケラ1コ回収。
それに伴って、ふぁきあの顔色を窺いつつも誰彼となく言われるがままの人形王子は、これまた自分の意思とは無関係に「本当の王子」への復帰開始。
一方でふぁきあは、今回みゅうとに絡むだけで全く働いてないように見えながら、アリクイ美ちゃんの敗北を煽ることで間接的にチュチュの仕事を助ける結果に。←本人気がつかなかったでしょうが、もし気がついたらさぞ不本意だったことでしょう(笑)

↓訂正

2008-07-08 23:11:25 | その他
花言葉は「楽しい日々」じゃなくて「美しい日々」でした。その方がまだ、あの話にしっくりくるかな...(息子編の’alte~’の方は、楽しいとも美しいとも言えない日々なことを考えれば... 笑)
クチナシの花言葉は他にも「とても幸せ」とかいうのもあるみたいで、(主人公達の気持ち的には)それほどかけ離れてはなかったかもしれないなぁ、とか思ってます。
そういや、花は花言葉を考えて使え、みたいなことを言ってた映画があったか...(ヒュー・ジャックマン&メグ・ライアンのラブコメ)


花ついでに、写真はチェコとドイツの国境近くの町カルロヴィ・ヴァリ(カールス・バート)に咲いてた、なんだか分からない花です(笑)

夏至の白い花

2008-07-06 00:41:08 | その他
私の捏造ふぁきあ両親パラレル話'Lohengrin'の「火祭りの夜」に出てきた夏至の夜の『白い花』は、実はクチナシをイメージしています(毎日前を通るクチナシ(コクチナシ)が何故かいつも夏至に咲くんで)。もっとも、花が八重だとか、トゲがあるとか、おまけに当時ヨーロッパに在ったとはあまり思えないとか、イロイロ違いはありますが、まぁ、人知れず咲いてた幻の花ってことで...

なんで今さらそんな話かというと、職場の壁にかかってるカレンダーの今月の花が「クチナシ」だったから。それによると花言葉が「楽しい日々」らしい...うーん、そうだったのか。まあ二人にとっては、人生の苦しみに直面する前(?)の、甘くトキメクひとときなんで、そう言えないこともないか...な?


念のため、写真はクチナシじゃなく、バラです(パムッカレ、ネクロポリス遺跡)。
クチナシの写真が無かったので代理(笑)