Entchenssee

「プリンセスチュチュ」ファンページ

今度は「くるみ割り人形」

2008-11-30 21:42:26 | その他
こないだは”クレールのテーマ”、サティの「ジムノペディ」をやってた『名曲探偵 アマデウス』。
今度は”各種チュチュキャラクターのテーマ”(笑)、「くるみ割り人形」です。

名曲探偵 アマデウス 事件ファイル#21
チャイコフスキー「くるみ割り人形」
12/6(土)19:00-19:45 NHK BShi
12/7(日)23:00-23:45 NHK BS2

何が謎なのか知りませんが、まあ、季節モノですから...(笑)
ちなみにその次の週(12/13 BShi、12/14 BS2)はモーツァルトの「クラリネット五重奏曲」という予定。
事件にはなりそうもない、ノーテンキな曲ですけどね。

ドイツ語強化月間(笑)12

2008-11-29 01:34:48 | ドイツ語強化月間(笑)
では、面倒ですが(笑)、ドイツ語を使う上でどーしても知っとかなきゃいけない、文法の基礎の”き”だけ、ちょびっとやっときますかね。
ただし、あらかじめお断りしておきますが、私は何語でも文法は『まるでダメ』です(テストも酷かった 笑)。とゆーか、ほとんど気にしてません。言語って結局、必要な情報が伝わればいいモノですし。重要なのは中身だ!(笑)
というワケで、この先の話はかなり開き直り&破れかぶれであることを御承知おきくださいませ。


さて、「~が欲しい」「~へ行きたい」という時の『ひとこと会話』で、たぶん一番頻繁に使われるのが名詞ですよね。なのでまずは名詞から。

ドイツ語の名詞でパッと見て分かる一番の特徴は、やはり”大文字で始まる”てことでしょうか。固有名詞や省略形の名詞だけでなく、全ての名詞の頭が大文字。(←これをやめようという動きもあるにはあるみたいですが、今のところ変わる予定はないようですね)
まぁ、これに関しては特に問題は無いでしょう。むしろ『名詞だ』って分かって便利だし。


次に、名詞に”性が有る”こと。ドイツ語の名詞は、男性・女性・中性の3種類です。
もともと性別のあるものは、基本的に、まんま、その性↓

  Taenzer テ'ンツァー (男性ダンサー)・・・〈男性名詞〉 《ae=aウムラウト》
  Taenzerin テ'ンツェリン (女性ダンサー)・・・〈女性名詞〉 《ae=aウムラウト》
  Ballerina バレリ'ーナ (バレリーナ(女))・・・〈女性名詞〉

ですが、例えば~chenや~lein(小さい~)という語尾が付くと、♂だろうが♀だろうが、全て中性名詞となります。

  Maedchen メ'ートヒェン (女の子)・・・〈中性名詞〉 《ae=aウムラウト》
  Voeglein フェ'ーグライン (小鳥)・・・〈中性名詞〉 《oe=oウムラウト》

(この他にも~ismusや~ing(~というもの、~するもの)が付くと男性名詞とか、~keitや~ologie(~ということ、~学)が付くと女性名詞とか、語尾によって性が決まる場合は幾つかあります)

で、この辺はまだ規則的なんですが、それじゃあ、♂/♀あるものや、もともと性別が無いものはどうするのか?
...結論から言うと、「覚えるしかありません」(笑)。

ラテン系言語みたいに、『aで終わるのは女性名詞で、oで終わるのは男性名詞(が多い)』といった大雑把な見分け方でもあればいいんですが、残念ながらそういうのはドイツ語にはありません(強いて言えばeで終わるのは女性名詞な傾向がありますが(例:Erde エ'ルデ=地面)、けっこう例外もある(例:Ende エ'ンデ=結末;中性名詞)うえに、そもそもそういう単語自体が多くない)。
それから、同じような『仲間』のものを指す単語が同じ性になるかというと、そうとも限りません。
有名なところで『季節・月・曜日・自然現象は男性名詞(が多い)』『植物名は女性名詞(が多い)』『物質名・最近できた単語は中性名詞(が多い)』↓などというのがありますが、

  Mai マ'イ (五月)・・・〈男性名詞〉
  Rose ロ'ーゼ (バラ)・・・〈女性名詞〉
  Gold ゴ'ルト (金)・・・〈中性名詞〉

つまりそれ以外は、そういう類型化がほとんどできないということです。例えば同じ「鳥」といっても、

  Schwan シュヴァ'ーン (白鳥)・・・〈男性名詞〉
  Rabe ラ'ーベ (大型のカラス)・・・〈男性名詞〉
  Kraehe クレ'ーエ (小型のカラス)・・・〈女性名詞〉
  Wachtel ヴァ'ハテル (ウズラ)・・・〈女性名詞〉
  Entchen エ'ントヒェン (アヒルの雛)・・・〈中性名詞〉

のように性はバラバラ。
ただドイツ語には『複数の名詞がくっついてできた名詞』というのがやたら多くて、その場合は、その単語の性は、語義的に中心となる『一番後ろの名詞』の性になります。なので、結果的に『仲間』の単語が同じ性になることはあります。(先ほどの『性を決定する語尾』も似たようなもの)

  Baum バ'オム (木)・・・〈男性名詞〉
  Apfelbaum ア'プフェルバオム(リンゴの木)・・・〈男性名詞〉 ← Apfel ア'プフェル(リンゴ)は男性名詞
  Lindenbaum リ'ンデンバオム(菩提樹)・・・〈男性名詞〉 ← Linde リ'ンデ(菩提樹)は女性名詞

それから、『同じモノ』を表す単語(同義語)は、たいてい同じ性のことが多いですが、たまに違ってたりすることもあるので油断できません。

 例:『勇気』
  Mut ム'ート・・・〈男性名詞〉
  Courage クラ'ージェ・・・〈女性名詞〉
  Traute トラ'オテ・・・〈女性名詞〉 ←俗語っぽい

一般的には『勇気』には"Mut"を充てるのが普通だと思いますが、エデルさんが教えてくれた(結果あひるちゃんが見つけた)『勇気』は、どっちかと言うと"Traute"(『信頼』という意味も持つ;「おまえ」という呼びかけにも使う)なのかなぁという気がしますね。

話を戻して、見た目全く同じ単語であっても、性が変わる(意味も変わる)こともあります。

 See ゼ'ー(海、波)・・・〈女性名詞〉 ←→ See ゼ'ー(湖、沼)・・・〈男性名詞〉
 Junge ユ'ンゲ(男の子)・・・〈男性名詞〉 ←→ Junge ユ'ンゲ(仔、雛)・・・〈中性名詞〉

もっと言うと、完全に同じモノを表す同じ単語であっても、地域によって性が違ってたり、2つの性があったり(Liter リ'ーター=リットル・・・中性名詞/男性名詞 など)てことも。


というわけで、とにかく自分に必要な単語から、一つずつ地道に覚え込んでください(笑)
で、「どうして名詞の性が問題になるのか?」...は、長くなっちゃったんで、また今度。

ルグリ先生のクリスマス・チャリティー・ガラ

2008-11-26 23:17:53 | その他
マニュエル・ルグリが東京のホテルでクリスマス・チャリティー・バレエ・ガラ・ディナーをやるらしいですね。
ルグリ先生が踊るのは、白鳥の湖のパ・ド・ドゥと、パーセルの曲に振付けた新作(世界初演)。
http://www.princehotels.co.jp/takanawa-area/christmas/dinnershow/gala/
私は行きませんが。こっちがチャリティー欲しいくらいだし(笑)
でも、ルグリ先生はともかく、シルヴィア・アッツォーニとアレクサンドル・リアプコのラ・シルフィードはちょっと見てみたかったかも。

ドイツ語強化月間(笑)11

2008-11-24 01:47:37 | ドイツ語強化月間(笑)
さて、ドイツ語が読めるようになったところで、次は文法...をやる前に、私の独断的オススメ便利単語『何はなくともこれだけは知っておいて損はない!』(←何ソレ 笑)を4つだけ挙げときますね。


  「Grueβ Gott! グリュ'ース・ゴ'(ッ)ト 《ue=uウムラウト》」

まずは「こんにちは!」。
「Hi. ハ'イ」(←英語)でも「Hallo. ハロ'ー(ハ'ロ)」でもいいんですが、例えば泊まる宿の人とかには、ちゃんと挨拶したいですよね。
御存知の通り、「こんにちは」は標準語では「Guten Tag. グ'ーテン・タ'ーク」ですが、南ドイツ(やオーストリア)ならやっぱり「Grueβ Gott グリュ'ース・ゴ'(ッ)ト」を使いたいもの(?)。(←あひるちゃん達はたぶんこっちを使ってたハズ 笑)
標準語の挨拶と違って、朝(標準語:Guten Morgen. グ'ーテン・モ'ーァゲン=おはよう)でも昼(標準語:Guten Tag.)でも夜(標準語:Guten Abend. グ'ーテン・ア'ーベント=こんばんは)でも使える(ことになっている)んで、便利でもあります。とは言っても、夜はあんまり使わない...かな?夜に挨拶したことがそんなにないので分かりませんが。
ちなみに会った時だけでなく、別れる時に「じゃあね」という感じでも使えますね(他の「Guten Tag.」とかもです)。


  「Danke. ダ'ンケ」

何語だろうと必須の「ありがとう」。
実際にはいろいろ言い方がありますけど、少なくともこれだけは覚えとかないと!ですね。
ただし、御承知とは思いますが、「Danke.」だけだと「あ、ども」っていうような軽い感じになっちゃうんで、ちゃんとお礼を言う時には「Danke schoen. 《oe=oウムラウト》 ダ'ンケ・シェ'ーン」って、全部言わないとダメなんです。
料理を持ってきてくれたウェイターさんとかには「Danke.」でok(←なので言いましょう 笑)。
それから例えば「~は要りますか?」とか聞かれて答える時は、「Ja, danke. ヤ'ー、ダ'ンケ(はい)」「Nein, danke. ナ'イン、ダ'ンケ(いいえ)」て感じで、どっちにしてもdankeを付けて答えといた方がいいかと思います。
あひるちゃんもたまにちょっと感謝の言葉が足りないとこがあったけど、ふぁきあほどじゃないかな(笑)。あひるちゃんやカロンさんや他の周囲の人達に対してはもちろん、あおとあにもちゃんと言葉に出してお礼を言わなきゃダメだぞ、ふぁきあ君(笑)


  「Bitte. ビ'(ッ)テ」

英語の'please'(どうぞ、お願いします)と同じだと思ってらっしゃる方が多いと思いますが(実際、そういう意味で使いますが)、もっと便利です。

「ありがとう」と言われた時に
「Bitte [schoen / sehr]. ビ'(ッ)テ[・シェ'ーン/ゼ'ーァ] (どういたしまして)」

「~してもいいですか?」という質問に対してokの返事をする時も
「[Aber] bitte. [ア'ーバー・]ビ'(ッ)テ (もちろんいいですよ)」
(「Bitte sehr. ビ'(ッ)テ・ゼ'ーァ」 でもいい)

質問が聞き取れなかった時は
「[Wie] bitte? [ヴィ'ー・]ビ'(ッ)テ? (えっ、何ですって?)」

「どうかしましたか?」と聞かれて
「Bitte, das macht nichts. ビ'(ッ)テ、ダス・マ'ハト・ニ'ヒツ (気にしないで、何でもありません)」

そのほか、お店やホテルの人が「こちらへどうぞ」という時にも「Bitte.」(これはpleaseと同じか?)、それからなぜか、会話中に「ウッソー、まさかー」と返す時も「Bitte!」。もちろん、何かを買ったり頼んだりする時にも必ず付けます。『チュチュ』だとエデルさんのセリフによく出てきそうな感じですかね?猫先生とか。
pleaseより発音しやすい(笑)ですし、乱発しても別に悪いことはないと思うんで、ぜひ御活用ください。


  「Schoen. シェ'ーン 《oe=oウムラウト》」

上記↑の「Danke schoen.」「Bitte schoen.」をはじめ、拙作"Wie schoen"でもおなじみ(?笑)。これも色んなシーンで使える便利な言葉ですね。
「美しく、強く、賢いプリンセス」のように、「美しい」「きれいな」という意味で使われるのはもちろんですが、「素敵」「素晴らしい」「気持ちいい」「かっこいい!」「いいね」「よろしい」などなど、使い方はいろいろ。「Gut. グート(良い)」と似たような感じかな?
「Es schmeckt schoen. エス・シュメ'(ッ)クト・シェ'ーン(これ、美味しい)」(ふぁきあのパン食ったあひるちゃん? 笑)とか「Sei schoen brav! ザイ・シェ'ーン・ブラ'ーフ(しっかりしろ)!」(ふぁきあにプレッシャーかけるあおとあ? 笑)とかいった使い方もあります。
schoenは、"Wie schoen"のキーワードだったんで、お話の中でもっと詳しく書ければよかったなぁ...(アレはある意味、『語学咄』だったし 笑)

コメント&トラックバックについて

2008-11-23 01:59:16 | その他
何度も書いててちょっとしつこいようですが、時々はアナウンスしといた方がいいかなと思いますんで...

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ドイツ語強化月間(笑)補2

2008-11-20 23:09:25 | ドイツ語強化月間(笑)
書き忘れましたが、品名にgespritzt ゲシュプリ'(ッ)ツトとかSpritzer シュプリ'(ッ)ツァーとかSchorle ショ'ァレとかが付いてる飲み物(酒・ソフトドリンク)は炭酸入りです。
フルーツジュース(Fruchtsaft フル'フトザフト)の炭酸飲料なら、"gespritzter Apfelsaft" ゲシュプリ'(ッ)ツター・ア'プフェルザフトとか、"Apfelsaftschorle" ア'プフェルザフトショァレ(または"Apfelschorle" ア'プフェルショァレ)のように、果汁の種類が後ろか前に付きます。ただの"Gespritzter (/ Spritzer / Schorle)"と言う場合は、ワインの炭酸割り(ヴァリエーションは色々アリ)を指すことが多いようです。

ちなみにオーストリアでは"gespritzt"を使うのが普通で、"Schorle"はあんまり使わないらしいです。それと、よくある話ですが、商品名の"Obi" オ'ービ(アップルジュース)とか"Obi gespritzt"オ'ービ・ゲシュプリ'(ッ)ツト(アップルソーダ)という言い方も、オーストリア(や南ドイツ)では、よくするみたいです。

商品名と言えば、コーラや柑橘系炭酸飲料(ファ○タオレンジとかリボ○シトロンみたいの)のことを"Spezi"シュペ'ーツィという商品名で呼ぶこともあるらしいですね。いちおう御参考までに、Speziてのはもともと、オーストリア(や南ドイツ)では、『(飲み)仲間』という意味だそうです(spezial シュペツィア'ール=特別な からの派生語?)。まあ知ってたからって何かの役に立つってもんでもないですが(笑)

ドイツ語強化月間(笑)10

2008-11-15 20:13:19 | ドイツ語強化月間(笑)
残りあと4文字!
今回は、英語とはかなり読み方が違うのをまとめて特集。


「Y ュプシロン」
uウムラウトと同じ音を出してから「...プシロン」と続ければコレの読み方になります。
英語では口を開けた明るい音ですが、ドイツ語ではこもった音。

  Mythos ミュ'ートス (神話)

「ey」「ay」は「アイ」と読むのは以前お話したとおりです。
まれに、Nylon ナ'イロン、Boykott ボイコ'ット、や

  Happy-End ヘ'ピエ'ンド (ハッピーエンド)

のようにモロ英語読みの場合もありますが、それはたいてい見れば分かる(笑)と思います。
あと、外来語でたまにヤ行の子音として使われることもあるようですが(Yoghurtヨ'ーグルト など)、あんまり見かけないかな。


「J ヨ(ッ)ト」
一方こちらがドイツ語のヤ行担当。(蛇足ですが、「ヨ(ッ)ト」の「ト」は日本語の「ト to」ではなくて、子音のtの音(だけ)です)
実は『ジャ』行(←細かいことを言うと2種類ありますが)というのは、外来語以外のドイツ語には無くて、軒並みヤ行(か、ガ行)に変わってます。

  Julia ユ'ーリア (ジュリア、ジュリエット)

英語ではYで書くとこがJになってるものも(どっちが先か知りませんが)。

  Jahr ヤ'ール (年) ←→ year 《英》
  Junge ユ'ンゲ (男の子/雛) ←→ young 《英》
  (↑ちょっと特殊な名詞。そのうち話をふる...かも)

ちなみに「ジ(ャ)」と読むものには

  Jackett ジャケ'(ッ)ト (上着)

などがありますね。まあこれも普通は

  Jacke ヤ'(ッ)ケ (上着)

を使うんじゃないかと思いますが。ちょっと気取った言い方?になるのかな?ふぁきあ達は「ジャケ'(ッ)ト」って言ってそう(笑)


「V ファウ」
VはFと『同じ音』になります。
上の歯で下唇を軽く噛んでフっと息を吐き出し、「フ(ァウ)」です。

  Vogel フォ'ーゲル (鳥)

また、英語ではFで書くとこがVになってるものも(どっちが先か、以下略)。

  Vater ファ'ーター (父) ←→ father 《英》

ただし「ヴ」と読む場合も多々アリ。

  Veranda ヴェラ'ンダ (ベランダ)

外来語っぽいな、と思ったら「ヴ」で読むようにすれば、だいたい問題無い...んじゃないでしょうか(笑)


「W ヴェー」
で、Vの代わりにWが「ヴ」の音を担当。

  Walzer ヴァ'ルツァー (ワルツ)
  Schwan シュヴァ'ーン (白鳥)

英語のように「ウ」と読むのは、私は見たことないです。(だからと言って無いということにはなりませんが 笑)
まれに「f フ」と読む場合も(音節末にある時)ありますが(Kiew キ'ーエフ など)、それは出くわした時に個別に覚えればいいんじゃないでしょうか。


さて、これで全部の文字の『読み方』修了!...と思ったら、複子音を1つ忘れてました。


「pf プフ」
どこを見ても「プフ」と書いてあると思いますが、実は「プフ pufu」とは読み『ません』。
最初の「p」を発音する時に、「f」のように下唇を軽く噛んで唇を閉じ、そのまま「プッ」と息を吐き出してください。音としては「p プ」に「f フ」のかすれがかかったような感じになると思います。
特殊なわりにけっこうよく出てくる音なので、いっぱい練習しときましょうか。

  Pferd プフェ'ールト (ウマ)
  Apfel ア'プフェル (リンゴ)
  Zopf ツォ'プフ (おさげ)
  Strumpf シュトル'ンプフ (靴下、ストッキング)


やった~ これでドイツ語が『読める』ようになりましたv(笑)


ところで、ビールもいいですが、ドイツはワイン(Wein ヴァ'イン)も美味いですよね。お好みにもよりますが、どっちかと言うと白ワイン(Weiβwein ヴァ'イスヴァイン)の方がイケてるかな?ヴュルツブルク(Wuerzburg 《ue=uウムラウト》)で飲んだフランケンヴァイン(Frankenwein)は、なかなか印象的な味わいでした。ボトルの形も独特で目を引きますし。

飲み物の話ついでに、ドイツ(というかヨーロッパ?)で普通に売ってる水(Wasser ヴァ'サー)は、たいていデフォルトで炭酸入り(しかも、いかにも人口甘味料な味付き)で、ストレス溜まりませんか?正直、日本人には美味しいとは思えないと思うので、味に繊細な方は、ガス無しのヤツを選んで買われた方が無難かと思います。「ohne Kohlensaeure オ'ーネ・コ'ーレンゾイレ(ohne=~無しの、Kohlensaeure=炭酸《ae=aウムラウト》)」または「stilles [Mineral]wasser シュテ'ィレス・[ミネラ'ール]ヴァサー(still=静かな)」と書いてあれば大丈夫。「Mineralwasser ミネラ'ールヴァサー」とか、「Kohlensaueres Wasser コ'ーレンザオアレス・ヴァ'サー」とか、あるいは「kohlensaeurehaltig コ'ーレンゾイレハルティヒ(~haltig=~を含む)」、「mit Kohlensaeure ミ(ッ)ト コ'ーレンゾイレ(mit=~と共に)」と書いてあったら炭酸水です。ジュースも同様。

それからアップルジュースは「Apfelsaft ア'プフェルザフト」ですが、「Apfelsinensaft アプフェルジ'ーネンザフト」はオレンジジュースなので御注意ください。まぁ、その辺は間違えて注文したとしても、たいした問題ではないと思いますが(笑)

ドイツ語強化月間(笑)9

2008-11-10 01:08:28 | ドイツ語強化月間(笑)
今回は、見た目単純だけど組み合わさるとそうでもない「H ハー」と「C ツェー」、と、おまけの「Z ツェ(ッ)ト」。


「H ハー」
見たとおり「ハ」行の子音です。

  Hof ホ'ーフ (中庭、校庭)

英語からの輸入単語以外では、「~ッチ」になることはないですね。
他にも、母音の後ろで『音を伸ばす』働きがあるのは、以前書いたとおり。

  Kraehe クレ'ーエ (小型のカラス) 《ae=aウムラウト》

それから「sch」「sh」「th」「rh」などのつづりで無音化します(つまり、読まない)。

  Mythos ミュ'ートス (神話)

たまに「ph」で「f フ」になります(「hu フ」じゃありません)。

  Phantasie ファンタジ'ー (空想、創作力)

あと、よく出てくる「ch」てのもあるんですが、それは次でやることにして、次行きましょう。


「C ツェー」
「ツァ」行...って言っていいのかな?この音で読む場合ってのは、アルファベット読みする時(音名とか)とか、ラテン語系の単語や人名とか、かなり限られてます。

  Circe ツ'ィルツェ (キルケー、妖婦)

など。この場合、「チェ」ではなくて「ツェ」。ただしイタリア語系外来語では「チェ」のことも。

  Cello チェ'ロ (チェロ)

(金冠学園でも↑抱えてる人いましたよね。たぶん(てゆーかまず間違いなく)あおとあと同じ学科なんだろうけど...あおとあって同級生にはどう思われてたのかなぁ...)
それはさておき、「C ツェー」はむしろ、「カ」行で読む場合(「a」「o」「u」「l」「r」の前にある時)の方が目につくような気もします。

  Cafe' カフェ'ー (カフェ)

とか。(そういやレーツェルさんがコーヒー淹れてくれてましたっけ?)
ただし、と言うか、ついでにお話しとくと、英語ではCで書くとこの大半が、ドイツ語ではK(またはZ/schなど)になってます(どっちが先かわかりませんが)。例えばKatze カ'(ッ)ツェ(猫)、Oktober オクト'ーバー(10月)、Dezember デツェ'ンバー(12月)、Romantik ロマ'ンティク(ロマン主義)、romantisch ロマ'ンティシュ(夢のような)などなど。こういうのはわりとよく見かけられると思うんで、たぶんすぐ慣れられるでしょう。

さて「C ツェー」の話に戻って、場合によっては(英語・フランス語・スペイン語系外来語)「サ」行になることもあります。

  Farce フ'ァルセ (茶番劇;詰め物)

まあ、これらは数もそんなに無いし、あてずっぽうでもだいたい当たるんじゃないでしょうか(笑)


さて、お待たせ致しました。
「ch」というつづりですが、これは基本的には「ハヒフヘホ」『のような』音になります。
舌先を下の歯の裏側につけて奥の方を持ち上げ、ノドのところを狭くして勢い良く息を出した時に出る音です。もしかしたら、ちょっと「g」の音が混じってるように聞こえるかもしれません(「R アール」、「G ゲー」の回参照)。
この子音はなぜか『前にある母音』によって音が変わります。

  Nacht ナ'ハト (夜)
  recht レ'ヒト (右の;正しい)
  Licht リ'ヒト (光)
  Docht ド'ホト (燈心)
  Bucht ブ'フト (入り江)

「変わる」と言っても、「ヒ」以外は、実際にはその母音を(「ch」と一緒に)発音するわけじゃありません。前の母音を発音した口の形のまま、「ch ハ(ホ、フ)」と息を出すと、なんとなくそんなふうに聞こえるってだけです。(「ヒ」だけは「イ」の音が入ります。「~ig (ィ)ヒ」も同じ発音)

ここで一つ変則的なのが「e エ」の後ろの「ch」。「ヘ」じゃなくて「ヒ」です。これはたぶん、ひとつには、ドイツ語の(特にアクセントのある)「e エ」が、唇を思い切り横に引っぱって出す、「イ」に近い音だからじゃないかな?と思います(言い易さの問題)。

「ch」の前が他の母音の場合も、基本的なルールは↑と同じ。ウムラウトの後ろは「ヒ」で、「アイ」「オイ」の後ろも「ヒ」、「アオ」の後ろは「ホ」です。

  kraechzen クレ'ヒツェン (カーカー鳴く;しわがれ声で話す) 《ae=aウムラウト》
  Teich タ'イヒ (池)
  Leuchten ロ'イヒテン (輝き)
  Gebrauch ゲブラ'オホ (使い方)

それから、前が子音の場合は「ヒ」。

  Milch ミ'ルヒ (ミルク)

(↑ふぁきあは律儀にミルクパンで温めてたな...)
ただし、後ろに母音がつくと、そっちに引っぱられます。

  Reinmachen ラ'インマ(ッ)ヘン (掃除)
  Kuchen ク'ーヘン (ケーキ)
  fauchen ファ'オヘン ((ネコなどが)フーッという;ガミガミ言う)

でも「ヒ」は母音「イ」が含まれてるので、その後ろにさらに母音が付加される感じに。

  Mechanismus メヒャニ'スムス (からくり)
  Echo エ'ヒョ (こだま、おうむ返し)
  Buecher ビュ'ーヒャー (Buch ブ'ーフ (本)の複数形) 《ue=uウムラウト》
  Maedchen メ'ートヒェン (女の子) 《ae=aウムラウト》

↑の「Maedchen」のように「小さい~」という意味を表す時の「~chen」は、必ず「ヘン」ではなく「ヒェン」です(前に付く単語の最後が母音の場合、その母音は落ちます)。あひるちゃんの名前(←26Aktでふぁきあがそう書いてた 笑)

  Entchen エ'ントヒェン

もそう(Ente エ'ンテ=アヒル+chen)ですね。

で、基本は上の通りなんですが、実は「ch」はドイツ語のつづりの中で最も読み方が『まちまち』で厄介なんですよね。
例えばChina(中国)は「ヒーナ」だけど、Chili(チリ)は「チ(ュィ)ーレ」だとか(←「ヒーレ」って読むこともあるらしい)...
英語的な感覚だと「チ(ャ)」と読みたくなりますが、実はドイツ語では、これを「チャ」行で読むのはそんなに多くありません。
比較的よく目にするのは、「シュ」の音

  Chemise シュミ'ーズまたはシェミ'ーズ (シュミーズ)

と、「カ」行(どちらも外来語)。

  Charakter カラ'クター (特性;役)

あと、「chs」になると(外来語じゃなくても)「クス」になります。

  Luchs ル'クス (オオヤマネコ) (←ニャジンスキー?)

ウチの某捏造キャラの名前(Sachs)もコレですね(笑)
そして実は「ck」も「ク」です。

  hecken ヘ'(ッ)ケン (孵化する)

いろいろありますが、まあ、覚えるか、あるいは勘を磨くかしかないってことで...

で、「C ツェー」をあんまり「ツァ」行で使わない代わりに、

「Z ツェ(ッ)ト」
がメインの「ツァ」行担当です。

  Zahnrad ツァ'ーンラート (歯車)
  Szene スツェ'ーネ (シーン)
  Tanz タ'ンツ (踊り)

ついでに、何度も書いてますが、「ts」も「tz」も「ds」も「ツ」です。

  Platz プラ'(ッ)ツ (場所;広場)


ふぁきあ達の豪華な特別室(Spezialzimmer シュペツィア'ールツィマー)にひきかえ、あひるちゃんのお部屋(Zimmer ツィ'マー)はほとんど屋根裏部屋(Dachstube ダ'ッハシュトゥーベ)て感じでしたね。いやあの大きさだと、Dachstuebchen ダ'ッハシュテュープヒェン 《ue=uウムラウト》(小さい屋根裏部屋)かな?あひるちゃんが落ちるためのロフト式ベッドとか、あひるちゃんが走ったり転がり落ちたりするための屋根(Dach ダ'(ッ)ハ)とか、まさにあひるちゃんのためにあつらえられたような部屋でしたが(笑)
物語(Erzaehlung エルツェ'ールングまたはGeschichte ゲシ(ュィ)'ヒテ)が終わった時には、ふぁきあに腹を立ててた時(20Akt)にしか使われてた記憶の無い机(笑)を残して空き部屋になってましたが、偶然(Zufall ツ'ーファル)があひるちゃんを呼び込むまでは倉庫か何かに使われてたのか、それともその状態であひるちゃんを待ってたのか、興味のあるところです。

NHK音楽祭2008

2008-11-09 00:18:11 | その他
今年も演奏会シーズンがやってきました...
っつっても、海外オケはオフシーズンに日本に来る事も多いんですけどね(笑)

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①NHK交響楽団
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)
サラ・チャン(バイオリン)

ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ  (←21Akt)
ブルッフ:バイオリン協奏曲 第1番 ト短調
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」  (←22Akt ほか;いちいち挙げてたらキリが無い 笑)
【アンコール】チャイコフスキー:組曲「くるみ割り人形」からトレパーク

11/ 1(土)22:00-23:38 [BShi](放送終了)
11/10(月)00:40-02:18 [BS2]

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②サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団
ユーリ・テミルカノフ (指揮)
庄司紗矢香 (バイオリン)

チャイコフスキー:歌劇「エフゲーニ・オネーギン」からポロネーズ  (←バレエになってますね)
チャイコフスキー:バイオリン協奏曲 二長調
チャイコフスキー:交響曲 第5番 ホ短調  (←「眠りの森の美女」に似てる...)

11/15(土)22:00- [BShi]
11/24(月)00:40- [BS2]

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③ロイヤル・コンセルトヘボー管弦楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)
ジュリアン・ラクリン(バイオリン)

ブラームス:バイオリン協奏曲 二長調
ブラームス:交響曲 第3番 ヘ長調  (←ウチの「alte~ 18.」BGM)
R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
(↑ホントにこの曲順でやるつもりなのかな? 笑)

11/22(土)22:00- [BShi]
12/ 1(月)00:40- [BS2]

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④フィルハーモニア管弦楽団
ウラディーミル・アシュケナージ(指揮)
諏訪内晶子(バイオリン)

シベリウス:交響詩「フィンランディア」  (←ウチの「alte~ 2.」BGM)
シベリウス:バイオリン協奏曲 ニ短調  (←ウチの「Hoelle Rache~」BGM)
シベリウス:交響曲 第2番 二長調  (←わりと悲劇に合うBGM 笑)

12/13(土)22:00- [BShi]
12/15(月)00:40- [BS2]

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地上波で「NHK音楽祭2008ハイライト」というのもあるようです。

12/19(金)22:30- [教育]

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まだ開催されていない演奏会については、放送時間は暫定だと思います。


それにしてもこの記事だけ見ると、まるで私がシベリウス好きみたい...
好きだけどさ(笑)

ドイツ語強化月間(笑)8

2008-11-02 03:21:31 | ドイツ語強化月間(笑)
前回の「B ベー」「D デー」「G ゲー」と同様、母音との配置によって読み方が変化するのが

「S エス」

ま、これは有名なんで、よく御存知かとは思いますが...
後ろに母音がない場合は濁らない「ス」

  Haus ハ'オス (家)
  Angst ア'ングスト (恐れ)

ですが、後ろに母音がある時は濁った「ズ」の音に。

  Siegfried ジ'ークフリート
  Balletteuse バレテ'ーゼ (バレエダンサー<女>) ←eu=oウムラウトと同じ発音。外来語なのでちょっと特殊

ただし『濁る』と言っても、日本語の「ザジズゼゾ」とは違って、息を瞬間的に強く出す「サシスセソ」という感じです。「ス」と「ズ」と「ツ」の中間くらいの音をイメージしてもらうといいかも?

で、この、『音が変化する』話にはもうちょっと先がありまして...
「B ベー」「D デー」「G ゲー」(アルファベットの音が濁ってる子音)は、後ろに母音があってその間に別の子音がある場合、濁った「ブb」「ドd」「グg」の音

  Bluete ブリュ'ーテ (実のなる花、木の花) 《ue=uウムラウト》

でしたが、「S エス」(アルファベットの音が濁ってない)は、後ろの母音との間に別の子音が入ってる時は、濁らない音なんですね。(←まぁ、当然と言えば当然...)

  Slip スリ'ップ (パンティ、ブリーフ)

ここでちょっと気をつけなきゃいけないのが、「sp」「st」(s+濁らない破裂音)というつづり。
『単語(構成上の一区切りになっているところ)の頭に在る時に限って』(←本来アクセントのある位置)、「ス」ではなく「シュ」という音になります。

  Splitter シュプリ'(ッ)ター (かけら)
  Stueck シュテュ'(ッ)ク (かけら) 《ue=uウムラウト》

↑はどっちも『かけら』ですが、「Stueck」は『全体を構成する一部分』というような意味なのに対して、「Splitter」は『とがった破片』みたいなのを指すらしいです。意味的には、みゅうとの心のかけらは「Stueck」かなあと思いますが、クレールが引き抜いた『愛する気持ち』はとがってましたよね...

さらに「sh」「sch」というつづりは、(どこに在っても)必ず「シュ」と読みます。(c)hは発音されません。

  Shorts ショ'ーツまたはショ'ルツ (ショーツ、トランクス、ショートパンツ)

  Scheide シャ'イデ (鞘)
  Schwert シュヴェ'ールト (剣)
  Tisch ティ'シュ (机、テーブル)
  Spitzenschuh シュピ'(ッ)ツェンシュー (トウシューズ)

特にこの「sch」は、ドイツ語の超頻出アイテム。ためしに辞書を引いてみて下さいませ。頭にコレが付く単語だけでも結構な厚みになるのを実感していただけるかと思います。

あと、「st」に似てます(?)が、「ts」と「ds」は(「D デー」のところでも書きましたとおり)「ツ」になります。

  abends ア'ーベンツ (晩に) ←『夕方~夜中』に対して使える。『夕べ』というようなゆるやかな感じ
  nachts ナ'ハツ (晩に) ←『夜』のみに対して使用。「今夜12時」というように時間が限定されている場合はこちらを使うことが多い

たとえば「Raetsel レ'ーツェル(謎)」は、「チェ」じゃなくて「ツェ」(舌の位置が上)なので御注意ください。
「チュ」の音になるのは「tsch」というつづり。

  Deutsch ド'イチュ (ドイツ語)

「Tutu」はドイツ語では何て発音するのか知りませんが、たぶん「チュチュ」とは読まないんじゃないかな...(「トゥートゥ」?)
「Ballettroeckchen バレ'トレクヒェン(oe=oウムラウト、バレエ用の短いスカート)」という言い方もあるようですね。

それから、↑と似てますが、「dsch」は「ジュ」(例:Dschungel ジュ'ンゲル (ジャングル))です。まず見かけることは無いと思いますが、一応、御紹介まで。


さて、ついでに、「ss」(s2つ)に相当する

「β エスツェット」

もここで片付けときましょうかね。
筆者の都合により、ここではβ(ベータ)で代用させていただいてますが、本当はドイツ語にしか無い文字で、必ず真っ直ぐ直立に書きます。
この文字は、前に必ず母音が来ます。また、後ろに母音があろうとなかろうと、「ズ」と濁ることはありません。

  Straβe シュトラ'ーセ (道、通り)
  Strauβ シュトラ'オス (花束)

なんで「ss」と同じ意味なのに別の文字が要るのか?
もちろん、「ss」というつづりを使う単語もあります↓

  Schloss シュロ'ス (城)
  Wasser ヴァ'サー (水)

わざわざ書くまでもなく、覚えてらしたでしょうか...そうです、「ss」のように子音が2つ続くと、その前の母音は短くなるんです。逆に、前に長い母音、または複合母音などが来る場合(しかも濁らない「ス」で発音する場合)は、「β エスツェット」を使わなきゃならないというわけです。

実は、以前は(私がドイツ語を習ったころは)単語の末尾に付く(後ろに母音が無い)「ss」は、前に来るのが長母音でも短母音でも必ず「β エスツェット」を使うことになってました。ちょっと前に文法が改定されて、「β エスツェット」を使うのは(単語の末尾であっても)短母音の後ろ以外の「ss」だけ、ということになったらしいです。どっちがめんどくさくないんだか、よく分かりません(笑)


それはさておき、ドイツで飲まれてるビールにはほんとにいろいろ種類がありますが、私は軽い味のWeiβbier ヴァ'イスビーァ(白ビール←単にWeiβe ヴァ'イセ=白[色]とも言うらしい。小麦のビール)が好きでした。ただしビアホールで注文する時にはサイズに気をつけないと、とんでもなくデカい(groβ グロ'ース)ジョッキで出てきます(笑)
つまみはやっぱり酢キャベツ(Sauerkraut ザ'ウアークラウト、あるいはSauerkohl ザ'ウアーコールとも)を添えたソーセージ(Wurst ヴ'ルスト)ですかね。ハム(Schinken シ(ュィ)'ンケン)やチーズ(Kaese ケ'ーゼ)もいいですが。あとSemmel ゼ'メル(小型のパン)でもあれば、立派に一食分。
あ、でもデザート(Dessert デセ'ルトまたはデセ'ーァ。Nachtisch ナ'ーハティシュとも言う)は別腹?(笑)
私のお気に入りはApfelstrudel ア'プフェルシュトルーデル(リンゴのパイ巻き...みたいなもの)v。イタリアが近いせいか(?)、ドイツではジェラートっぽいソフトアイス(Sahneneis ザ'ーネンアイス)をよく食べるみたいですね。特にチョコレートアイス(Schokolade[n]eis ショコラ'ーデ[ン]アイス)が人気なようでした。