さて、ドイツ語が読めるようになったところで、次は文法...をやる前に、私の独断的オススメ便利単語『何はなくともこれだけは知っておいて損はない!』(←何ソレ 笑)を4つだけ挙げときますね。
「Grueβ Gott! グリュ'ース・ゴ'(ッ)ト 《ue=uウムラウト》」
まずは「こんにちは!」。
「Hi. ハ'イ」(←英語)でも「Hallo. ハロ'ー(ハ'ロ)」でもいいんですが、例えば泊まる宿の人とかには、ちゃんと挨拶したいですよね。
御存知の通り、「こんにちは」は標準語では「Guten Tag. グ'ーテン・タ'ーク」ですが、南ドイツ(やオーストリア)ならやっぱり「Grueβ Gott グリュ'ース・ゴ'(ッ)ト」を使いたいもの(?)。(←あひるちゃん達はたぶんこっちを使ってたハズ 笑)
標準語の挨拶と違って、朝(標準語:Guten Morgen. グ'ーテン・モ'ーァゲン=おはよう)でも昼(標準語:Guten Tag.)でも夜(標準語:Guten Abend. グ'ーテン・ア'ーベント=こんばんは)でも使える(ことになっている)んで、便利でもあります。とは言っても、夜はあんまり使わない...かな?夜に挨拶したことがそんなにないので分かりませんが。
ちなみに会った時だけでなく、別れる時に「じゃあね」という感じでも使えますね(他の「Guten Tag.」とかもです)。
「Danke. ダ'ンケ」
何語だろうと必須の「ありがとう」。
実際にはいろいろ言い方がありますけど、少なくともこれだけは覚えとかないと!ですね。
ただし、御承知とは思いますが、「Danke.」だけだと「あ、ども」っていうような軽い感じになっちゃうんで、ちゃんとお礼を言う時には「Danke schoen. 《oe=oウムラウト》 ダ'ンケ・シェ'ーン」って、全部言わないとダメなんです。
料理を持ってきてくれたウェイターさんとかには「Danke.」でok(←なので言いましょう 笑)。
それから例えば「~は要りますか?」とか聞かれて答える時は、「Ja, danke. ヤ'ー、ダ'ンケ(はい)」「Nein, danke. ナ'イン、ダ'ンケ(いいえ)」て感じで、どっちにしてもdankeを付けて答えといた方がいいかと思います。
あひるちゃんもたまにちょっと感謝の言葉が足りないとこがあったけど、ふぁきあほどじゃないかな(笑)。あひるちゃんやカロンさんや他の周囲の人達に対してはもちろん、あおとあにもちゃんと言葉に出してお礼を言わなきゃダメだぞ、ふぁきあ君(笑)
「Bitte. ビ'(ッ)テ」
英語の'please'(どうぞ、お願いします)と同じだと思ってらっしゃる方が多いと思いますが(実際、そういう意味で使いますが)、もっと便利です。
「ありがとう」と言われた時に
「Bitte [schoen / sehr]. ビ'(ッ)テ[・シェ'ーン/ゼ'ーァ] (どういたしまして)」
「~してもいいですか?」という質問に対してokの返事をする時も
「[Aber] bitte. [ア'ーバー・]ビ'(ッ)テ (もちろんいいですよ)」
(「Bitte sehr. ビ'(ッ)テ・ゼ'ーァ」 でもいい)
質問が聞き取れなかった時は
「[Wie] bitte? [ヴィ'ー・]ビ'(ッ)テ? (えっ、何ですって?)」
「どうかしましたか?」と聞かれて
「Bitte, das macht nichts. ビ'(ッ)テ、ダス・マ'ハト・ニ'ヒツ (気にしないで、何でもありません)」
そのほか、お店やホテルの人が「こちらへどうぞ」という時にも「Bitte.」(これはpleaseと同じか?)、それからなぜか、会話中に「ウッソー、まさかー」と返す時も「Bitte!」。もちろん、何かを買ったり頼んだりする時にも必ず付けます。『チュチュ』だとエデルさんのセリフによく出てきそうな感じですかね?猫先生とか。
pleaseより発音しやすい(笑)ですし、乱発しても別に悪いことはないと思うんで、ぜひ御活用ください。
「Schoen. シェ'ーン 《oe=oウムラウト》」
上記↑の「Danke schoen.」「Bitte schoen.」をはじめ、拙作"Wie schoen"でもおなじみ(?笑)。これも色んなシーンで使える便利な言葉ですね。
「美しく、強く、賢いプリンセス」のように、「美しい」「きれいな」という意味で使われるのはもちろんですが、「素敵」「素晴らしい」「気持ちいい」「かっこいい!」「いいね」「よろしい」などなど、使い方はいろいろ。「Gut. グート(良い)」と似たような感じかな?
「Es schmeckt schoen. エス・シュメ'(ッ)クト・シェ'ーン(これ、美味しい)」(ふぁきあのパン食ったあひるちゃん? 笑)とか「Sei schoen brav! ザイ・シェ'ーン・ブラ'ーフ(しっかりしろ)!」(ふぁきあにプレッシャーかけるあおとあ? 笑)とかいった使い方もあります。
schoenは、"Wie schoen"のキーワードだったんで、お話の中でもっと詳しく書ければよかったなぁ...(アレはある意味、『語学咄』だったし 笑)