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「プリンセスチュチュ」ファンページ

ワサキ様版ホワイトデー・タイプ別

2006-04-14 23:44:01 | 頂き物v
ワサキ様のポ●キー心理テスト・タイプ別のホワイトデーです!
自分がどのタイプでどんなバレンタインだったか忘れた方は、
先々月の「ポ●キー心理テスト」およびその回答編へ(笑)
では、Let's go!


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ホワイトデー、タイプ別進行状況

<一箱全部編のお返し>

「これ、やる」
「なに? お花?」
「今日はホワイトデーだろ…だから…」
「あーッ! バレンタインのお返しだねッ! うれしいよv ありがと、ふぁきあv」
「あ、ああ…」
「なんていうお花?」
「クロッカス…だ」
「ふうん。黄色くてちっちゃくてかわいいねv」
「お前みたいだろ?」
「え? や、やだぁ…v」

見つめ合って顔を赤らめる二人。今この時、二人の為にだけ世界は存在する。

「花言葉とか聞くなよ。知らないからな」
「じ・つ・は! この間、あおとあから花言葉の本をもらったんだ~。
『研究したまえ』とかってエラそうだったけど。これで調べられるよv」
「ちょッ、待てよ! あおとあから何時もらったんだよ! 変なものはもらうなよ!」
「本だから変なものじゃないよ。もう、すぐ怒る…」
「欲しいなら…俺に言えよ。俺が買ってやるから…」
「うん。ホントはね、あおとあなら何聞いても答えてくれるから面白いし、つい便利にしてたんだ。
それがバレちゃったんだと思うよ? 特に欲しかったわけじゃないけど得しちゃったねv」
「ま、まあ、そういうんならいいが…」

なんとなく釈然としないふぁきあ君でしたが、そんなふぁきあ君をほっといて、あひるちゃんは「あおとあのくれた」本で
花言葉を調べ始めました。その様子が楽しそうなので、またもや胃の辺りがムカムカしてくるふぁきあ君でした。

「え~っと、クロッカス、クロッカス……あ、あった。えーっと『クロッカス(黄)の花言葉は、
信頼・裏切らないで・私を信じて』だって! うん、信じてるよ、ふぁきあv」
「そ、そうか?」

かなり嬉しそうなふぁきあ君。

「うん。他にも意味があるみたい。なになに…『青春の喜び』。あはは~、なんか恥ずかしいよ。
それから…『楽しみ・切望・不幸な恋』だって…。あ、あれ? ふぁきあ?」

「不幸な恋」の花言葉に打ちのめされたふぁきあ君はず~んと暗くなってしまいました。
黄色くて小さくて可憐な花があひるちゃんに似ていたから花屋さんで鉢植えを買ってきたのに。
まるで、あおとあに鼻で笑われたような気がします。あおとあ許すまじ。

「元気出して、ふぁきあ。あたし、花言葉なんて気にしないよ。そりゃ、ちょっと知ってたら面白いけど、
それでお花が楽しめなくなっちゃったら嫌だし。あたし、この花、大好きだよ?」
「うん…そうだよな。お前が気に入ってくれたなら、それでいい」
「陽当たりのいい所に置いたらいい?」
「ああ」
「ふぁきあ、もっかいありがとv」

ふぁきあ君が返事をする前に、あひるちゃんのピンク色の艶々した唇がふぁきあ君の口を塞いでしまいました。
超ベリーハッピーになったふぁきあ君でしたとさ(笑)


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<1本編のお返し>

「今日はホワイトデーだねv」
「何か欲しいのか?」
「うん。だって、バレンタインにあげたもーん」
「しょうがないな。何が欲しい?」
「ふぁきあに決まってるじゃーんv」
「は?」
「それでは、いただきまぁすv」
「ちょ、ちょっと待て!」
「なんで~?」
「いただきますって、お前…」
「いけない?」
「う……」
「今日は、あたしの好きにしていいんだよね?」
「や……」
「バレンタインの時はふぁきあの好きにさせてあげたよね?」
「それは…」
「はーい。じゃあ、動かないでくださーい」
「え?」

それから…
あひるちゃんにあちこち眺められたあげく、触られたり、握られたり、舐められたり、吸い付かれたり…。
しかも「動くな」とのご命令でしたので、律儀なふぁきあ君は仕方なく従ったものの、どうにもこうにも忍耐のいる苦行でした。
耐えて忍ぶが騎士の道。いや、武士道だっけ? とにかく、あひるちゃんのイタズラに赤くなったり青くなったりしましたが、
最後はやっぱり、めでたし、めでたし。

「ふぁきあってかわいいねv」
「気が済んだか?」
「うんv」
「もういいだろ?」
「うんv いいよv」
「まったく…」
「なーに?」
「なんでもない…」

(暗転・終了)


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<0本編のお返し>

ベッドの上で妙な雰囲気の二人が見つめ合っています。

「ホワイトデーだな」
「そうですね」
「約束のお返しだ」
「だから、遠慮しますってば」
「しなくていい」
「クッキーとかキャンディーがいいなあ~」(遠い目)
「そんなに欲しいんなら後でやる」
「それは嬉しいけど…」
「まずは俺を受け取ってもらおうか」
「こッ、こないだはあたしがいただかれちゃったから、今日はあたしが…」
「お前が俺をもらえばいいんだろ? 簡単じゃないか」
「ちょ、ちょっと、ちょっと、ふぁきあーーーー!」
「遠慮なくもらってくれ」
「んむむむむーーーー!」

(暗転~)

「あ~あ…今日はあたしの好きにさせてもらえると思ったのにィ…」
「そうか、そういうのもあったな」
「え?」
「よし、今度はお前が俺を好きにしろ」
「もういいよ~」
「遠慮するな」
「もう動けません…」

 バタリ

黒様はあげ過ぎちゃったみたいですね。適度な量をお楽しみ下さい。


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ホワイトチョコ、ミルクチョコ、ブラックチョコという感じでしょうか(笑)
どのあひるちゃんもふぁきあ君もカワイイなぁ~
0本編の真っ黒な黒様でさえ、あまりにもバカ正直過ぎる態度に微笑み(苦笑)を誘われます。
でもねぇ、やっぱりホワイトデーなんだからあひるちゃんの希望を優先しないとね、黒様?
あと、あおとあを恨むのはおかどちがいってもんだと思うよ、ふぁきあ・・・

ワサキ様版ホワイトデー

2006-04-11 23:07:32 | 頂き物v
ワサキ様からホワイトデーのお話をいただきましたv
(ほんとはずっと前にいただいてたんですが、色々事情があって今頃載せることに・・・ ;)
ワサキ様版バレンタインの後日談です。
あれこれコメントする前に、まずはどうぞ~


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<素ふぁきあ+黒王子ふぁきあ Mix Ver.>

「受け取りたまえ、先月のお返しだ」
「うんv ありがとう、あおとあ」
「どういたしまして。これくらいの礼儀はわきまえているつもりだ」
「なにかなー? あ、おいしそうv いろいろ入ってるv ありがとう!」

物陰から根暗~な気をまとったふぁきあ君が登場します。

「なんで、わざわざ、家にまで来て渡すんだ、あおとあ?」
「おや、いたのか。なに、学園で渡すといらぬ誤解が生じるだろうと思ってね。
これでも僕は気を遣っているつもりなんだが? ふぁきあ君」
「ああ、そうかよ」
「それでは、失敬する」

「ねー、ふぁきあー」
「…なんだ…」
「眉間にシワつくんないで」
「悪かったな…」

「あのね、この間は、あたし、バレンタインの意味がよく分かってなかったからあおとあにも渡しちゃったんだけど…。
ごめんねってあおとあに言ったら気にしてないって言ってくれて。あたしはまだ人間の習慣に慣れてないから分かってるって。
こうやって、少しずつ慣れていけばいいって。ホワイトデーになったらお返しをくれるって約束してたんだv 
あおとあがあたしのことを憶えててくれてよかった。金冠町でこういう風にやり取りする人って、まだあんまりいないから。
こうやってお返しをもらうとなんだか嬉しいv」

「そうか…。そうだったな…」
「機嫌なおった?」
「その、悪かったよ。あんまりお前が嬉しそうに受け取ってるから…なんて言うか、ちょっと、その、嫉妬したらしい…」
「しっと…って、なに?」
「つまり、うらやましいと思ったんだ」
「なんで?」
「だから!(説明できるが、説明したくない!)
くそ…お、俺もお返しをやる! 何がいいか言ってみろ!」
「もう、どならないでよ。何がいいって…キャンディーとかクッキーとかじゃないの?」
「それは、あおとあから貰ったんだろ? 二番煎じみたいじゃないか…」
「そんなの、気にしないのに」
「とにかく! 他に何か欲しいものはないのか?」
「あるよ。なんでもいいの?」
「言っとくが、俺にできる範囲のものだからな」
「うんッ!」
「なんだ?」
「えっとね……ふぁきあのひざまくらが欲しいな…ってv」
「は?」
「だめ? できない?」

ここで「できない」などと言えるでしょうか? 半分逃げ腰になっていましたが、観念したように、真っ赤な顔で
ふぁきあ君はうなづきました。

「そ、そんなもんでいいのか…?」
「うん、いいの! じゃあ、こっち、こっち。ソファーに座ってv お願いしまーすv」
(お願いしますって…そんな清々しい目で俺を見るな~)

あひるちゃんはふぁきあ君をソファーに座らせると、嬉しそうにふぁきあ君の膝の方に顔を向けて頭をのせました。
可愛いほっぺをふぁきあ君の太ももにすりすりしています。
ふぁきあ君はそんなあひるちゃんの頭に手をのせて、しばらくあひるちゃんのやわらかい髪の毛を撫でていましたが、
突然あひるちゃんはくるっと向きを変えてふぁきあ君の方に顔を向け、ふぁきあ君の太ももと下っ腹のつけ根に
顔を埋めてしまいました。

「うふふ~v なんかさー、こういうのって照れくさいけどほのぼのするねv ふぁきあに頭をなでてもらうの好きv」
「そ、そうか?」

頬をピンク色に染めて、幸せそうなあひるちゃん。しかし、ふぁきあ君はそれどころではないのでした。

「あれ? ふぁきあ、なんか頭に当たるんだけどー?」
「な、なんでもない。クッションはさんでやるから…」
「?」

そそくさと、ふぁきあ君は手近なクッションを引き寄せ、あひるちゃんの頭を持ち上げてその下にはさみ込みます。

「あー、ふぁきあ、なんかお腹に隠してない?」
「隠してない」
「うーそー。本当はクッキーとかセーターの下に隠してるんでしょ。知ってるんだから。ちょーだいv」
「だから、そんなもん隠してないって」
「ほんとかなー?」

カチッ

「そうか、そんなに知りたいか。なら、教えてやろう」
「ふぁ、ふぁきあ、なんかスイッチが黒いのに切り替わっちゃってるみたいだよ…」
「さあ、行くぞ」
「どこへ?」
「寝室に決まってるだろ?」
「ええッ! な、何しに?」
「それも教えてやろう。じっくりと、たっぷりと、念入りにな。いざ行かん」
「や、やだーッ!」


あひるちゃんはまたしても美味しくいただかれてしまったのでしたv


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いやはや(笑)
一見ほのぼのと思わせておいて、見事などんでん返しを喰らわせるところはさすがです。
素ふぁきあの裏に潜む黒王子様が据え膳見逃すはずもなく、
知らずにスイッチを押しちゃったあひるちゃんは、膝枕のつもりが腕枕に(笑)
結局ホワイトデーでも黒様は黒様、ということのようで。
さりげなく(素)ふぁきあに嫌がらせして楽しんでる(らしい)あおとあが素敵v


ポ●キー心理テストのタイプ別バージョンのホワイトデーもいただいてますので、
そのうちに・・・