Entchenssee

「プリンセスチュチュ」ファンページ

15Akt

2006-08-31 01:28:10 | チュチュ感想文
雛の章で、15&16Aktもまだ書いてませんでしたね。ウソつきですみません...
順番メチャクチャで書いてるからよく分からなくなる...


「コッペリア、エナメルの目の娘」の音楽はイージーリスニングな曲が多くて、
BGMにいいかなという気がします。
親しみがあるという点では、組曲に入ってる第1幕のワルツ、マズルカ、チャールダーシュあたりが有名かと思いますが、
チュチュでは、曲とそれが表現するものとの合致を重視して選曲がなされてるようですね。
ぴけが踊る第2幕の「人形のワルツ」とか、この回には出てきませんがエデルさんのテーマ曲である
「オートマタの音楽」とか(”オートマタ”は狭義にはオルゴールと連動した自動人形を指すようですが、
もともとは機械仕掛けのカラクリはみなオートマタというみたいです)、
金冠学園のチャイムになってる第3幕の「時(←授業時間という意味もある)のワルツ」とか、
あつらえたようにピッタリはまってて、感心させられます。

コッペリアは滑稽で楽しいコメディーですが、なんといってもスゴイと思うのは、
恋人に裏切られても負けずに恋敵の家まで乗り込んで(不法侵入)いって戦い、
影の黒幕を叩きのめし、浮気した恋人をあっさり許しちゃうスワニルダ。
なんつーか、とても「フツーの女の子」とは思えないです。


さていよいよ本格的に活動開始のカラス王子、うっとうしい騎士を念入りに蹴り落とし、
まずは手近なところから、ってんで、飛び込んで来た獲物に目をつけました。
この回、みんな結構深刻で真剣なのに、りりえだけはいつも以上に絶好調。
数々の名セリフを聞かせてくれてます。
ふぇみおといい、りりえといい、この、周囲の雰囲気にまったく流されないゴーマンさが
すごくイイです。友達だと大変だと思うけど(笑)

あひるがぴけを連れて帰ったとすればみゅうとはどうしたのか?ってのは誰しも気になるところですが、
私は、たぶんふぁきあ君が遅ればせながらやってきて連れ帰ったんじゃないかなぁと思っています。
いくらみゅうとが反抗期で手に負えないとはいえ、あの過保護な騎士殿が、
あぶなっかしい王子様を捜さずにほっとくとは思えない。
で、説明しようとするあひるちゃんの話も聞かず、もちろんぴけを運ぶのを手伝おうともせず、
さっさと王子様をお部屋に連れ戻し、そして一人淋しく去っていく...
救いようのないヤツ(笑)