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「プリンセスチュチュ」ファンページ

ロイヤル・オペラ・ハウスのシネマ・シーズン2011-12

2011-10-27 00:07:26 | その他
...が、9/28から始まってます。
ロイヤル・オペラとロイヤル・バレエの公演(ライブ&録画)を映画館で見られるというもので、イギリス以外でもヨーロッパ各国やアメリカ、オーストラリア、南アフリカ等の映画館で開催されますが、残念ながら日本では開催されません...
新しい公演や、評判にはなったけどDVDにはなってないような公演が見られますので、期間中に上記の国々に行かれる方、そちらにお住まいの方は、サイトで上映日程をチェックしてみられてはいかがでしょうか?
http://www.roh.org.uk/cinemas/index.aspx
(一番下の"Find out more about the full Royal Opera House 2011/12 Cinema Season"のリンクから、さらに詳しい情報ページに進めます)

ちなみに11/4からはブリン・ターフェルがスカルピア男爵をやった「トスカ」(たぶん2011年7月公演の録画)の上映があります。
トスカはアンジェラ・ゲオルギュー、カヴァラドッシはヨナス・カウフマンという、超贅沢なキャスティング。 (*>▽<*)

ロイヤル・バレエに関しては、「眠りの森の美女」(2011/12/15)
http://www.roh.org.uk/video/index.html?bcpid=1733261711&bclid=1740131613&bctid=1054379927001
(下段左端 "THE SLEEPING BEAUTY")
と、「ロミオとジュリエット」(2012/3/22)、「ラ・フィーユ・マル・ガルデ」(2012/5/16)の上映(いずれもライブ)が予定されているようです。



ついでに、ロイヤル・バレエのミニチュアのコスチューム(と言っても50cmくらいあって、18万円くらいする)をネット販売(PAYPALのみらしいですが)してるページもあったりしますので、もし御興味があれば。
http://www.thelittlecostumeshop.com/
画像をクリックしてzoomすると、かなり細かいところまで見れます。
職人技 w(*゜o゜*)w です。

シルヴィ・ギエム・チャリティ・ガラ

2011-10-21 01:54:48 | その他
昨日(既に一昨日)はシルヴィ・ギエム企画の東日本大震災復興支援チャリティ・ガラ 〈HOPE JAPAN〉(@東京文化会館)でした。
どの出演者のどのパフォーマンスも、質が高いのみならず、気持ちが籠っていて素晴らしかったです。
シルヴィの踊りはやっぱり壮絶にきれいでした。
そしてルグリ先生は、やっぱり踊るの好きなんだなぁ、て感じでした(笑)

シルヴィは「ルナ」と「ボレロ」の対照的な2演目で、前半で踊った「ルナ」では、透明で、ある種の哀しみを感じさせる『静』の美しさを、完璧なテクニックでたっぷりと堪能させてくれました。
プログラム最後の「ボレロ」は、もう、言うこと無しの名演だったんじゃないでしょうか。(シルヴィもいつも以上に気合入ってたかも 笑)
揺れる炎のように目が離せず、どきどきしながら見ているうちに次第に熱狂の終結へと連れて行かれる、まさに『魅入られる』という言葉がぴったりの、『これぞ「ボレロ」』な踊りでした。

ただ私は、個人的には、アンソニー・ダウエルの朗読に一番感動したかもしれません。
"The Contented Ghost"と"Said the Child..."という、ロイヤル・バレエ創設者のニネット・ド・ヴァロワ(デイム爵)の詩2編で、詩自体も良かったですが、アンソニー・ダウエルの温かく穏やかな声でゆっくり語られるのを聞いていると、昔ずっと見ていた三陸の海の光景が浮かんできて、思わず涙ぐんでしまいました。
こういう、心動かされる、良いものを、被災地でしんどい思いをしている人たちにこそ見てもらえたらなぁ、と思いました。
シルヴィは東北でも公演をやる(「ボレロ」も踊る)ようですが。

今回の公演にはNHKが入ってたみたいなんで、もしかしたらそのうちTVでも放送される?かもしれません。

連載再開しました

2011-10-16 03:40:32 | その他
本館の方でザックス話"Wie die Turteltauben"の更新を再開しました。
どのくらい”連”載になるかはかなり不明ですが (;-_-)

あと、あらためて書くまでもないですが、ザックスとブリンは外見は同じ(目の色は違う)ですが、中身は全然違います。
ザックスは本来あんまり外交的な性格じゃない(別に内向的というワケでもないですが)ですし、ワリと思い込みが激しくて、家族や恋人に対する所有意識も強い。
まさに熊。(笑)

夏の夜の展覧会の絵

2011-10-13 21:49:27 | その他
今年6月にウィーンのシェーンブルン宮殿(のメイン・ガーデン)の特設ステージで行われたコンサートの録画が、NHK BSで放送される予定です。
曲目は、『チュチュ』の第2のメインテーマ(?)「展覧会の絵」のほか、幽霊騎士のバレエに使われてた「レ・プレリュード」など。
パガニーニのヴァイオリン・コンチェルトも含めて、かなり派手めなプログラムですね。
1曲だけ異色の「鶴のいる風景」は、日本の震災への追悼として演奏されたようです。
バレエも入ってます(たぶん「展覧会」?)ので、バレエファンの方もいかがでしょうか?
指揮は、かのゲルギエフです(→演奏も面白いですが、指揮者を見てるだけでも面白いと思います 笑)
夕暮れのグロリエッテ(宮殿の向かいの丘の上の建物)の眺めも見どころかな。
(そういやこれって遠近法を利用した設計なのか、オーストリアの宮殿ってこういう造りのとこ多い...)


2011/10/15(土) 23:30-04:00 NHK BSプレミアム「プレミアムシアター」

◇ウィーン・フィル シェーンブルン夏の夜のコンサート2011
 交響詩「レ・プレリュード」(リスト)
 バイオリン協奏曲 第1番 ニ長調 から第1楽章(パガニーニ/クライスラー編)
 「鶴のいる風景」作品44第1(シベリウス)
 組曲「展覧会の絵」(ムソルグスキー/ラヴェル)

 ウィーン国立歌劇場バレエ団
 ウィーン国立歌劇場バレエ学校の子どもたち
 バイオリン:ベンジャミン・シュミット
 ワレリー・ゲルギエフ指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 (2011年6月2日 シェーンブルン宮殿の庭園)

◇<NHKハイビジョン・アーカイブス>
 ザルツブルク音楽祭1991から 歌劇「魔笛」(モーツァルト)

 ルネ・パーペ(ザラストロ)
 デオン・ファン・デア・ヴァルト(タミーノ)
 ルチアーネ・セーラ(夜の女王)
 ルース・ツィーサク(パミーナ)
 アントン・シャーリンガー(パパゲーノ)
 エディット・シュミット・リーンバッハー (パパゲーナ)
 ハインツ・ツェドニク(モノスタトス) ほか
 ウィーン国立歌劇場合唱団
 ゲオルク・ショルティ指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 演出:ヨハネス・シャーフ
 (1991年8月8日 ザルツブルク祝祭大劇場)


後半はザルツブルク音楽祭の「魔笛」で、まあ楽しめると思いますが、特にザラストロのルネ・パーペは特筆モノです。
(主役でもないのにトップにクレジットされてるだけのことはある 笑)

熊川氏登場(笑)

2011-10-11 22:40:48 | その他
まあ、4月からNHK FMで番組持ってるから、その宣伝も兼ねて、ってとこですかね。
今度のN響アワーのゲストは熊川哲也氏だそうです。

2011/10/16(日) 21:00-21:57 NHK教育
N響アワー 『バレエダンサー熊川哲也・創作のヒミツ』

◇バレエ音楽「白鳥の湖」から“情景”“ワルツ”(チャイコフスキー)
 指揮:エフゲーニ・スヴェトラーノフ
 [収録:2000年10月7日, NHKホール]

◇交響曲第9番ニ短調 作品125「合唱つき」から(ベートーベン)
 ソプラノ:並河 寿美
 メゾ・ソプラノ:藤村 実穂子
 テノール:福井 敬
 バス:アッティラ・ユン
 合唱:東京オペラシンガーズ
 指揮:ズービン・メータ
 [収録:2011年4月10日, 東京文化会館]

「バレエダンサー熊川哲也にとってクラシック音楽とはどのようなものなのか。 彼は音楽からどうやって振り付けを生み出すのか。 そのインスピレーションの源にせまります。」(@公式サイト)
らしいです(笑)
来年にはオーチャードホールの☆芸術監督☆に就任するそうですし、『熊川君』も立派になったもんですね。

ちなみに↑のスヴェトラーノフの白鳥の湖は、N響にはめったに無いくらいの名演です(笑)
『白鳥』全曲の中に“情景”は幾つもありますが、これはあの第2幕の有名なヤツだと思います。
“ワルツ”は第1幕の(るうちゃんとあひるちゃんが一緒に踊ってた曲)ですね。

メータの第9は、震災被災者支援のチャリティーコンサートとして行われたもので、私は行けませんでしたが、素晴らしい演奏だったようです。
メータは3.11当日、フィレンツェ歌劇場を率いて来日中でしたが、フィレンツェ市長の帰国命令により公演中断。
1ヶ月も経たないうちにわざわざ再来日して開いたコンサートですから、そういう強い気持ちも込められた熱演だったんでしょう。
ただし今回の放送は(時間的にみて)おそらく第4楽章のみだと思います。

バルトーク・プログラム...というか小澤征爾特集?

2011-10-06 00:03:07 | その他
今週末のNHK BSプレミアムシアターで、今年のサイトウ・キネン・フェスティバルで上演されたバルトーク・プログラムの放送があるようです。
ダンスはNoism1 & 2。
私は見たことありませんが、なかなか注目のダンス・カンパニーみたいですね。
(というか、SKFは若手育成に力を入れてる催しなので、ここに出てくるということ自体、『将来性のある新進気鋭の芸術家』というお墨付き)


2011/10/9(日) 0:00-04:00(土曜深夜) NHK BSプレミアム「プレミアムシアター」

◇サイトウ・キネン・フェスティバル松本2011から
バレエ「中国の不思議な役人」&歌劇「青ひげ公の城」(バルトーク)
 マティアス・ゲルネ(青ひげ公)
 エレーナ・ツィトコーワ(ユディート)
 Noism1
 Noism2
 SKF松本合唱団
 サイトウ・キネン・オーケストラ
 指揮:沼尻竜典(中国の不思議な役人)/小澤征爾(青ひげ公の城)
 演出・振付:金森穣
[2011年8月, まつもと市民芸術館・主ホール(長野県)]

◇小澤征爾指揮ウィーン国立歌劇場公演2003 「子どものための『魔笛』」
 ワルター・フィンク
 ゲニア・キューマイア
 イオアン・ホーレンダー ほか
 ウィーン国立歌劇場合唱団
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:小澤征爾
 演出:トマス・ボーゲンスベルガー
[2003年, ウィーン国立歌劇場]


後半のウィーン国立歌劇場プログラム、出演者の中のホーレンダー氏は、歌劇場史上最長任期を誇る、当時の総監督です。
何やってるんだか... (笑)
とはいえ、『子どものための』と言ってもウィーンやドイツの子供向けプログラムはかなり本格的で、侮れないレベルなんですよね。
ワルター・フィンクもゲニア・キューマイアもスター歌手ですし。

紡ぐ者のテーマ?

2011-10-01 00:56:32 | その他
...なのか、『真理の沼』のテーマなのか分かりませんが。
明日のN響アワーは「新世界から」です。

2011/10/2(日) 21:00-21:57 NHK教育
N響アワー 『永遠の名曲たち』
 交響曲第9番ホ短調 作品95 「新世界から」(ドボルザーク)
 指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット
 [収録:2011年9月10日, NHKホール]

一般的には第2楽章の「遠き山に日は落ちて」(「家路」)の主題が有名ですが、チュチュファン的にはその後の第2主題の方が重要(笑)
博物館裏の光景(イっちゃってるふぁきあと思いっきり無視されるあおとあ)を脳内プレイバックしながらお聴き下さいませv
ふぁきあ君が物語世界の核心とコンタクトし、心をハダカにして(笑)、いよいよ自分の新しい役割に踏み込むという展開と、「新世界から」という曲名とを掛けてるのかもしれませんね。
まあ、あひるちゃんがうずらちゃんの中のエデルさんを見つけるシーンでも使われてるので、どっちかというと「異世界とつながる」ってところがポイントなのかもしれませんが。

演奏の方は最近のもので、どんなだったかは分かりませんが、N響はドボルザークは割と得意なので、そんなに変な演奏ではない...といいな、と思います(笑)